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CD新譜:Raua needmine[鉄への呪い] [CD&DVD]

11/11にPana musicaへ注文していたスヴァンホルム・シンガーズの「Veljo Tormis Works for Men's Voices/Svanholm Singers」が、昨日やっと届いた。
スヴァンホルム・シンガーズ側の渉外担当者が長期不在で、先週やっと連絡が取れたとのこと。
11/11の全国大会時、会場内即売所で注文したLive CD(なにわコラリアーズ)も先週届いた。

2つのCDには、エストニアの作曲家:Veljo Tormis氏の「Raua needmine」[Curse upon Iron/鉄への呪い]が収録されている。
早速聴いた。
なにわコラリアーズの演奏は、下記に感想を述べている。
 ●第60回全日本合唱コンクール071111

スヴァンホルム・シンガーズのレコーディングメンバーは、20名の少数精鋭。
なんと驚くことに、Tormis氏もレコーディングに参加され、ご自身自らシャーマンドラムを叩いている。
これが大変力強い叩き方で、ずしん!と来る。
曲が持つメッセージを、打楽器を通じて表現している。
20名の少数のため、音圧はそれほどないだろうなあと予想していたが、大編成のような音圧に驚く。
彼らの声は、硬質で鋭い声、外国人独特の骨格による響き【テノールは金属的なキーン!/ベースは土管のようなズドーン!】で、やはり日本人は真似できないことを痛感した。
音の輪郭がはっきりとわかる。
歌詞が多く、しかも早口で、滑舌がよくないと明確に表現できない。
少数のため、音のよどみ、曇りがなく、実に明快なハーモニーで安定している。
何度か録音取り直しをしているはずだと思うので、当たり前であるが。
以前ライブ版CDを購入したが、ライブでもハーモニーは安定していた。

 ●CD新譜:Veljo Tormis Works for Men's Voices
 ●CD新譜:Svanholm Singers Live In Japan


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sixteentons

トヌ・カリユステの指揮、スウェーデン放送合唱団とエリック・エリクソン室内合唱団の演奏による「鉄の呪い」を、1996年10月に日本で聴いたことを思い出し、その時のビデオを引っ張り出して観ました。
このすばらしい曲を日本の合唱団でも歌っているかな、とネットで検索したらここにぶち当たり、なにコラが歌ったと知りました。えらいものですね。
by sixteentons (2009-05-19 00:26) 

malechoirpopeye

sixteentons さん
はじめまして。
コメントいただきまして、ありがとうございます。
スウェーデン放送合唱団&エリック・エリクソン室内合唱団による「鉄の呪い」を鑑賞されたとのこと。
その映像、是非とも観たいですね!(笑)
なにコラさんは、ここ10数年間における日本の男声合唱界に、大きな影響力を与えている団体です。
私の選曲も、かなり影響を受けております。

間違っていたら申し訳ないのですが、以前「コーラスは面白い!」というBlogを開設されていましたでしょうか。
とっても興味深く、楽しませていただきました。
今後共、よろしくお願いします。
by malechoirpopeye (2009-05-20 19:15) 

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