音空練習071208 [男声合唱団音空]
18：00-20：30 都内教育機関にて
18：15-18：45 体操・発声
18：45-19：30 「雨」「花火」の音確認
19：40-21：00 「花火」のアンサンブル練習 「雨」×1回通し
男フェス後の初練習で、TVECに向けた練習を開始。
＜TVEC候補曲＞
■男声合唱組曲『草野心平の詩から』−Ⅳ. 雨
■男声合唱組曲『雪と花火』−Ⅳ. 花火
音空としては、本当に久しぶりの多田武彦氏作品。
私は以前から、音空で多田作品を歌いたかったのである。
2004年の男フェスで披露した男声合唱組曲『雪国にて』−「或る誕生」「雪の中の歌」「老雪」には、鳥肌が立ち、実に感動した。
多田作品のハーモニーがこんなにも良くはもる合唱団、しかも15人の小編成で凄い合唱団だなあと思ったのが、音空との出会いであった。
演奏順が前半（確か15番目？）であったにもかかわらず、人気投票第1位を獲得した大変評価された演奏。
多田先生的に一言で評価すれば「奇をてらっていない正統派の演奏」となるであろう。
『草野心平の詩から』と『雪と花火』は、多田作品の中でも名曲との評価が高い組曲。
この組曲の一部ではあるが、音空で歌う機会をいただき、本当に嬉しい。
特に私は「花火」が大好きである。
−雪と花火−
http://blog.so-net.ne.jp/1999-malechoirpopeye/2007-06-02
バリトン、ベースの参加人数が少なく、ややパートバランスが悪かった。
窪田先生からの指示で、今回私はトップを歌うこととなった。
2曲ともセカンドで暗譜しているのではあるが、以前先生から、
「響きはトップ、トップを歌った方が良い」と言われていた。
トップを経験するのも成長の糧になると思い直し、まだ心の中では不安と抵抗があるが歌わせていただくことにした。
さて、肝心のアンサンブルは、やや音程が不安定な箇所はありながらも、「う〜ん、良いよなあ、このハーモニー！」と鳥肌が立つ箇所があった。
叙情感を表現する上での子音の立て方、強弱の差、弱音への抜き具合、フレーズの「間」など細かな指示が出された。
皆、多田作品が好きなことがよ〜くわかる。
トップは難しい高音（H、A）が数カ所あるが、ほとんど主旋律ということもあり何とかついていくことができた。
それにしても、トップF君とセカンドM君は、2曲とも聴いたことがない、歌ったことがないということで初見であったが、正確な音を奏でていた。
凄いなあ、この2人の初見力！
セカンドSoliの《薄紫の孔雀玉… 紅（あか）くとろけてちりかかる》、歌いたかった....
あと3回の練習でアンコン本番に臨む。
来年の朝日コンクール課題曲「かめの祈り」（作曲：萩原英彦）も楽譜が配られ、同時に練習を進めていく。
http://takuyukai-dansei.hp.infoseek.co.jp/onkuu/index.html
「花火」ですか・・・いいなあ♪
大学２年のとき歌いましたが・・・
今の発声で多田作品を歌ってみたいのですが、その中でも最も適している曲かなと思ってます。白秋の詩、日本の叙情、男女の心情風景というか、繊細というか、しっとり感というか、そのあたりを表現してみたい・・・
トップに転勤ですか・・・私はトップしか歌ったことがないので他のパートとの違いは分かりませんが、歌ってみてどうでしたか？
by 影オヤジ (2007-12-10 23:15)
8年間ずっとセカンドでしたので、やはりまだトップに対する不安と居心地の悪さを感じます。
私は2番手、3番手という位置が好きで、1番はあまり好みではないのです。
1番を支えるとか、間に入って調整する役割が性に合っています。
偶然にも、パートバランスの関係からポパイでも2ヶ月前からトップを歌っていますが、いつセカンドに復帰しても良いように、セカンドパートも併せて音とりしています。
それって、ちょっと負担が大きいんですよね〜。
by malechoirpopeye (2007-12-11 22:00)
「かめの祈り」はオーソドックスな宗教曲です。ベタな表現で恐縮ですが、本当にそう思います。邦人作品と読み込んでしまうと脱線してしまう可能性があると個人的には感じてます。
by hokochan (2007-12-31 21:58)
「かめの祈り」は、ハーモニーはシンプルですが言葉が多いですね。
独白的な内容ですが、意味はわかります。
数年前の課題曲「緑色の笛」も独白的な歌詞でしたが難解でした。
3連符が多用され、その音形の中に言葉をどう乗せるか、どう伝えるかが難易度が高い曲だと思います。
あっさりと表現するか、感情を少し前に出して表現するか...
楽しみです。
by malechoirpopeye (2008-01-01 21:21)