第23回TVEC結果 [アンサンブルコンテスト]
2/3（日）北とぴあ／さくらホールで開催された第23回TVECに参加した。
参加部門は一般男声部門、参加団体数は計11団体。
結果は銀賞［第2位又は第3位］
■審査結果
金賞：イェーノーリャ・ラウラヤット
銀賞：杉並学院高男声／音空（出演順）
銅賞：かながわフリーダムシンガーズ
昨年に引き続き4団体のみ入賞とは、非常に厳しい審査結果であったと思う。
金賞、銀賞、銅賞それぞれ2団体ずつは入賞するのではないかとの淡い期待をしていたが、金賞1団体とはなあ〜。
もう少し「夢」と「褒美」を与えてほしいというのが、正直な感想。
流石に、高校生には負けたくないよなあ。
でも負けているかも？
ステージは、実に爽快で気持ち良かった。
他パートの音がよく聴こえる。
自分の声がしっかりと溶けている。
緊張もせず、姑息な欲も出ず、ただただ大好きな多田作品の「雨」と「花火」を邪心なく歌うことができた。
「花火」の終盤《 アイスクリーム、冷え冷えとふくむ手つきに散りかかる 》では、泣きそうになってしまった。
ステージで泣きそうになったのは、初めての経験であった。
数名の観客が、両手を高く挙げて大きな拍手をしていた姿がとても嬉しかった。
これって、観客に演奏者の「気」が伝わったのであろう。
練習はたった4回、全員が揃ったのは本番当日の直前練習。
やっと直前練習にて、細かな箇所の課題修正ができた。
もう少し練習していればなあと、少し悔やまれる。
これが社会人男声合唱団の非常に辛い所である。
銀賞で満足！？
う〜ん、やはり金賞が欲しかったなあ〜。
金と銀では気持ちの持ちようが違う。
「上位入賞に対する欲はあまりない。」と奇麗ごとを言っておきながら、所詮人間の本心とはこんなものである。
まっ、これ以上拘らずに、次のステージに向けて精進あるのみ！
昨年の朝日コンクール東京都大会金賞のイェーノーリャ・ラウラヤットは、19歳のアメリカ人作曲家：Eric Johnsonの新曲
舞台袖で拝聴したが、声のスピード感が凄い。
またテノールのファルセット歌唱は響きが明るく、芯のあるファルセットで深い。
非常にテクニカルな演奏といった印象。
▶イェーノーリャ・ラウラヤットHPはこちら
昨年の朝日コンクール関東大会金賞のかながわフリーダムシンガーズの演奏は、出演順（音空は最終演奏）の関係で拝聴できず、残念であった。
計4団体が、多田作品が選曲していた。
皆、多田作品が好きなんだなあ〜。
打上げでは「雨」と「花火」の終盤を歌い、大いに盛り上がった。
満足感で一杯のメンバーが、そこには多数いた。
我々の宴席の近くにTVEC参加の混声合唱団がいらして、我々の演奏を聴いたせいか「鴎」（曲：木下牧子）を歌い出したので、当然ながら我々はすぐさま席を移動して、一緒に歌わせていただいた。
［2011.3.8追記：上記混声合唱団は、アンサンブル・チャンティック］
「鴎」が混声合唱の定番愛唱歌である理由が、よ〜く解る。
この曲も名曲。
何とも、幸せな時間が流れていた。
http://takuyukai-dansei.hp.infoseek.co.jp/onkuu/index.html
TVECお疲れ様でした＆銀賞おめでとうございます！
音空さんが導線で更衣まで移動する際に、歌い終わって更衣を終えた自分らの前を通って行きました。ポパイさんの姿も見たので声を掛けようと思ったが時既に遅し…階段を上られてました。
10団体参加して入賞４団体は、やはり少し寂しい結果ですよね。ジュニアを聞いていないのでなんとも言えませんが、８団体全て銀賞以上という乱発はどうなのかとも思いました。そこでルネバロと男声の入賞枠が減ったのかもしれない…とね。
自分らは、TVECの練習が３回のみの中では収穫のある演奏が出来たのではないかと思います。「かめの祈り」を中心に練習してたので、「鴎どり」の方が逆に最終的にハーモニーがなかなか決まらず苦労しました。
並びの演奏順で高校生に負けたのは悔しいですが、これから精進して行ければと思います。
音空さんの演奏は、音空さんの一番の魅力だと感じる柔らかいハーモニーが決まっていて、とても素敵な演奏だったと思います。特に「花火」はそれを強く感じました。「雨」の方は１曲目で固くなっていたのか、少しバラつきが感じられたのが残念でしたが、自分らのように練習回数が少なかったのが出てしまったのでしょうか。
イエーノーリャ・ラウラヤットさんはホントに見事な演奏だったので、相対的に金賞は１つになるのかなーって気はしてました。
by タカユキ (2008-02-05 00:17)
銀賞おめでとうございます。客席で感動させて頂きました。とてもバランスのとれた素晴らしい演奏だったと思います。高校生に負けているなんてとんでもないです。聴いていてかなり差があったと思います。とくに「花火」は素晴らしかった。フリーダムシンガースさんの「かめの祈り」は、本当にハーモニーが綺麗で聞惚れましたが、多田作品の方は歌いこみ不足でしょうか？苦労されていたような感じでした。
イエーノーリャ・ラウラヤットさんは確かに金賞にふさわしい演奏だったと思いますが、私としては男声フェスの演奏の方が素晴らしかった感じがして今回はすこし物足りなかったのが実感でした。
それにしても、大変な雪のなか、本当にお疲れ様でした。
by 影オヤジ (2008-02-05 01:22)
タカユキさん
TVEC、お疲れ様でした。
雪の降る寒い日で、忘れられないイベントとなりました。
フリーダムさんの演奏をどうしても聴きたかったのですが聴けず、本当に残念です。
銅賞おめでとうございます。
お互い入賞できて、ホッとしましたね。
階段ですれ違ったとのこと、気づかずに失礼いたしました。
賞の数ですが、都連関係者から下記情報をいただきました。
都連では賞を乱発し相対的に価値を下げてしまいたくないためか、出場団体の半数以下を基本として出しているようです。
ただ点数の関係で、半数を超えることもあるとのこと。
しかし、中学生やジュニアなどは例外で都コンクールでは例年全団体に賞を出しているとのことです。
今後も上位入賞＆レベルアップを目指し精進しましょう！
ありがとうございました。
影オヤジさん
祝福のメッセージ、どうもありがとうございます。
銀賞入賞で正直ホッとしました。
高校生には負けていませんよね？（笑）
さて、これから音空は「かめの祈り」と千原作品に取り組みます。
新曲に出会えるのはとても楽しみです。
広友会演奏会は出勤のため聴きに行けず、残念でなりません。
Yoikを是非聴きたいです！
by malechoirpopeye (2008-02-05 22:58)