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木下牧子作品展3「室内楽の夜」その2 [木下牧子氏]

9/26(金)、津田ホールで開催された木下牧子作品展3「室内楽の夜」を鑑賞した。
YARO会の仲間であるコール・グランツのKさん、メンネルA.E.C.のSさん、Kさんと伺った。
普段聴きに行く合唱の演奏会とは違い、ほとんどが見慣れない客層ではあったが、有名著名な方(Bass歌手の岡村喬生氏、作曲家の新実徳英氏、信長貴富氏等)も来場していて会場は満席、大盛会であった。
 ■作曲家:木下牧子の日々 「木下作品展3『室内楽の夜』無事終了!」2008/9/27
  http://white.ap.teacup.com/hebitoli/

全曲初めて聴く楽曲(現代音楽)で、2時間のコンサートを最後まで集中して聴けるか否か正直心配したが、予想した以上に楽曲のスマートさに魅了された。
先入観を持ちたくなかったため、敢えて演奏家のプロフィールや楽曲紹介は読まず。

 −印象に残った楽曲−
 ▼クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための「ねじれていく風景」
   Cl. 武田忠善 Vn. 瀬川光子 Pf. 柴田美穂
  非常に難易度が高い曲で、とにかく奏でる音が多い。
  私の斜め前に座っていた観客は音大生らしく、楽譜を観ながら鑑賞していて、私の席
 から少しだけ楽譜が覗けたので観てみると、細かな音符が譜面一面に印刷されていて、
 しかも上昇音階と下降音階の嵐であった。
  Clのハイレベルなテクニカルに驚嘆したが、国立音楽大学教授で国際コンクールでの
 入賞歴が凄い。
 ▼フルートとパーカッションのための「夜はすべてのガラスである」
   Fl. 間部令子 Perc. 村居 勳
  あらゆる奏法のオンパレードといった曲。
  唾を吐くような奏法?(何奏法であろうか?)には驚かされた。
 ▼パーカッション・ソロ+アンサンブルのための「打楽器コンチェルト」
   Perc.solo 菅原 淳 
   Perc.ensemble 小林巨明/西久保友宏/村居 勳/横田大司
  躍動感溢れる軽快なリズムの連続で、吹奏楽版に編曲したら、恐らくヒットするであ
 ろう。
  管弦楽版に編曲しても、よりアカデミックな音楽になり、更に魅力を増すと思われる。
  シロフォン、ビブラフォン、マリンバ、グロッケン等の鍵盤楽器をはじめ、多種多様
 なパーカションが舞台狭しと配列されていた。

終演後ロビーにて、Sさんが楽譜受領及び演奏許諾のお礼のご挨拶をした。
YARO会演奏会における楽曲披露が楽しみだ。
 
 −木下牧子作品展3「室内楽の夜」−
 http://1999-malechoirpopeye.blog.so-net.ne.jp/2008-09-01
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