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牡丹圏再び [千原英喜氏]

昨年、このBlogにて「牡丹圏」について紹介記事を書いた。
今月に入って、「牡丹圏」へのアクセス数がにわかに増えている。
【検索ワード】でもほぼ毎日のように「牡丹圏」が検索され、アクセスされている。
 ●牡丹圏

何故であろうと思ったが、ハーモニー誌[No.147/冬号]に全日本合唱コンクール時の審査員講評が掲載されたり、下記Blog等にて紹介されたことに伴い、合唱ファンがやや関心を示したのかもしれない。
 [>]ブログMODOKI 2009/2/3 「今日は節分…私のは拙文」 
  <佐賀県の著名な混声合唱団:MODOKIさんの指揮者のBlog>

「牡丹圏」は2008年立正大学グリークラブ委嘱作品、作詩は草野心平氏、作曲は千原英喜氏。
2007年の委嘱曲:混声合唱のための組曲「コスミック・エレジー(COSMIC ELEGY)の第2曲目としての位置づけられている曲で、すでにこの組曲は、
  第1曲:「わが抒情詩」
  第2曲:「牡丹圏」 
  第3曲:「COSMIC ELEGY for chorus」混声合唱のためのコスミック・エレジーが完成している。

[>]千原英喜氏の解説 
?立正大学グリークラブ第44回定期演奏会(2009.1.8)プログラムから一部転記?
 タイトルの<コスミック・エレジー>とは、宇宙的哀歌の意です。
 一昨年から今年にかけて、窪田卓さんと立正大学グリークラブのために<コスミック・エレジー>と<牡丹圏>を作曲しました。
 異空間・異次元へのブッ飛んだ旅を音楽でやってみたくて書いたものです。
 どちらもブリランテでヴィルティオーゾ、全身全霊的にエキサイティングでクレージー。
 音楽的共通部分を持ちながらも、それぞれは独立した曲と考えていますが、
 今日はこの2曲に新曲<わが抒情詩>を加え、「組曲/コスミック・エレジー」
 (機会あれば<鬼女>にあと一曲程度を加えたく思っていますが...。)として初演いただきます。
  第二曲「牡丹圏」
 霞たなびくコスミックな時空から、華麗な歌舞伎の舞台が現れます。
 曲後半は和太鼓のオスティナートを伴う豪放な獅子の歌舞です。
 これは私が観た、中世念仏踊り衆の狂乱恍惚のさまでもあります。
 
立正大学の昨年の朝日コンクール全国大会結果は、銀賞[3年連続]であった。
関係者から聞いた限りでは、当日の演奏にはいくつか事故があったそうであるが、曲は正しく上記の千原氏が書かれた解説の通りで、当日の演奏の雰囲気は、ブログMODOKIでの記事の通りであろう。
私のiPodでは、再生回数【70回】を超えているので、私が相当ハマった曲の一つである。
近い将来出版されるであろうし、出版されたら選曲する混声合唱団がとても多いと十分に予想できる。
実際、終曲の「COSMIC ELEGY for chorus」は、現在不確かであるが淀川混声合唱団(指揮:伊東恵司氏)が選曲している?
 [>]9/23の定期演奏会にて、「牡丹圏」を選曲とのこと(9/16追加情報)
淀川混声合唱団は、これまで千原作品(「おらしょ」「どちりなきりしたん」「良寛相聞」)を積極的に選曲している合唱団の一つである。

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