合唱音楽で『勧進帳』とは凄いぞ！

Bass：Sさんから、大学時代ご自身が編曲してステージで披露した『勧進帳』の一部録音（演奏時間25分間のうち約6分間／1981年）を、先日いただいた。
『勧進帳』は歌舞伎の演目で、［歌舞伎十八番］の一つとして非常に有名だ。
え〜、本当に合唱音楽として表現していたんだ！
詳細は、下記記事を参照されたい。
選曲の理由、編曲の苦労、本番の様子等、Sさんのコメント紹介。
　▶こんな学生男声合唱団があった！
　　http://od-barbershop.blog.so-net.ne.jp/2006-09-19

シアターピース要素が満載で、見事だ！
素直に「へえ〜、合唱でこういった表現も可能なのか〜」と感心した。
Soloの語り（セミプロ並）、Soliのユニゾン、抑揚が十分な［イヨオ〜］の掛け声、後方での太鼓や三味線等の擬音表現、篠笛入りなど。
Solistは、定番である【見得を切った】のであろうか。
是非とも、全曲版を聴きたいと思っている。

Sさんは当時芸能山城組（代表：山城祥二氏は東北大学卒）に入団し、ケチャ（インドネシアバリ島の民族音楽）、日本民謡、ブルガリア音楽などを勉強されていた。
大変なエネルギーを要する活動だ。
　▶芸能山城組HP　http://www.yamashirogumi.gr.jp/aboutus/aboutus.html
先日の男声ジョイント演奏会打上げ2次会にて、大先輩のK氏から『勧進帳』再演しろ！と口説かれていた。
　▶男声ジョイント　終了
　　http://ameblo.jp/hideosaga/entry-10288979524.html

東北大学の話題をもう一つ。
東北大学開校100周年を記念して、川内記念講堂が改装され［川内萩ホール］としてリニューアルされた。
写真で拝見する限り、厳粛で神々しい雰囲気が醸し出された本格的な音楽ホールのようだ。
満席状態（1,235席）で公開実験測定の結果、残響時間1.8秒とのこと、凄いではないか。
東北大学男声OB合唱団は、今後［川内萩ホール］で演奏会等は開催しないのであろうか。
　▶東北大学百周年記念会館　川内萩ホール
　　TOP　http://www.bureau.tohoku.ac.jp/hagihall/index.html
　　大ホール詳細　http://www.bureau.tohoku.ac.jp/hagihall/institution/detail01.html
　▶川内萩ホールの響き−満席時の残響測定実験
　　http://www.alumni.tohoku-university.jp/2009/january/hibiki.html