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SVECの審査講評と演奏録音 [アンサンブルコンテスト]

SVECの件は、既に気持ちを切り替えて次の目標に向かっていたのであるが、審査講評が届き、あの時の興奮と落胆した気持ちが再熱してしまった。
 ●第21回SVEC
つまり、気持ちは切り替わっていなかったということ。
SVEC話題は、これで終結するつもりだ。
審査講評は、下記の通り。

江上孝則氏[指揮者] 94点/第4位
 見事です。丁寧な音楽づくりです。
 Dieuの発音 研究してきてください! 
 素敵な響きです。
 Balance・・・・Baritone ちょっとひかえめに!

小畑恒夫氏[評論家] 79点/第9位
 とてもシリアスな曲をよく歌いました。
 フランス語のひびきがとても重要なので、まだ研究の余地がありそうです。

関根礼子氏[評論家] 69点/第13位(最下位)
 プーランク特有の響きによくアプローチしていたと思います。
 アカペラで音程をとるのは大変難しいですが。
 声の表現力に幅があるのはすばらしいです。

竹内秀男氏[指揮者] 92点/第3位
 男声合唱のひびきとは、これを言うのです、と聴かされた感じ。
 安定した合唱。
 原語唱の美しさ、そのメリハリもすごい。

演奏音源を早く確認したい気持ちが、益々増長してきた。
今はじっと気持ちを抑えて..... ただ待つのみだ。

と書いていたら、演奏録音が届き、早速確認した。
【総評】
 ・現在のポパイが持つ実力を、きちんと出せたと思われる好演。
 ・難易度の高い和声、転調の繰り返しがある難曲にもかかわらず、和声の歪み、破綻は
  あまり感じない。ピッチが安定している。ただし、2曲目の冒頭が少し不安定。
 ・1曲目:冒頭、Topの主旋律は予想していたより出来が良く、安心した。
 ・江上氏ご指摘の通り、所々パートバランスが悪い箇所がある。
  そのため、4声又は3声が分離した和声に聴こえ、ブレンド感が少し足りない感を持つ。
 ・ややゴツゴツした印象を受ける演奏..... とも受け取られる。
 ・抑揚[アルシステーシス]が効いたフレージング、横の流れといった観点が少し弱いか。

昨年11月:コーラスフェスティバル2009時の演奏と比較して、格段に進化、成長した演奏であることは間違いない。
 ●コーラスフェスティバル2009
精進すれば確実に向上することを、改めて実感する。
今後も精進して行こうと、想いを強くした演奏録音であった。

男声あんさんぶる「ポパイ」HP
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