第26回TVEC[一般男声部門] [アンサンブルコンテスト]
いらか会練習終了後、北とぴあさくらホールへ向かい、第26回TVEC[一般男声部門]を鑑賞した。
後半の第8番目から鑑賞(参加団体数:11団体)
Bieblの「Ave Maria」を選曲した2団体(イエーノーリャ・ラウラヤット/広域指定合唱団・青山組)の演奏を鑑賞できなかったのが、悔やまれた。
▶審査結果は下記の通り、[ ]内の番号は出演順。
金賞:[7]Belle Equipe
[10]創価学会しなの合唱団[東京都合唱連盟理事長賞]
銀賞:[8]駿河台倶楽部B
[11]男声合唱団くるり庵
銅賞:[1]めいぐり!
[5]杉並学院OB合唱団
[6]広域指定合唱団・青山組
上位入賞常連のイエーノーリャ・ラウラヤットの選外が、意外であった。
▶参加団体と選曲はこちら
[8番]駿河台倶楽部B(10名) 指揮:なし 銀賞[第3位又は第4位]
男声合唱組曲「草野心平の詩から」〜金魚/さくら散る
詩:草野心平 曲:多田武彦
・多田作品の中で、大変難易度が高い楽曲を2曲も選択。
和声の破綻等《危険性》が伴う曲故、通常はコンテスト等では選択しないと思われる。
この2曲を選曲した姿勢と意欲に敬意を表したい。
・ポパイにて組曲全曲を練習中で、数回ステージで歌う機会を得たが、
[金魚]:調性の維持、荒涼とした中国大陸の雰囲気とエロチシズムの表現
[さくら散る]:正確な下降音階進行と半音階進行
に、散々苦慮している。
・要所の鬼門箇所を聴く度に、こちらも緊張してしまった。
・和声の大きな乱れがなく、堅実に纏めた演奏。
個々人の技量が高い合唱団である。
[10番]創価学会しなの合唱団(20名)TVEC初出場 指揮:菊池靖
金賞第1位[東京都合唱連盟理事長賞]
男声合唱組曲「わがふるき日のうた」〜郷愁/鐘鳴りぬ
詩:三好達治 曲:多田武彦
・完成度が非常に高く、端正な演奏に驚嘆した。
演奏終了後「(全団体を未鑑賞だが)恐らく金賞第1位であろうなあ。」と直感。
・張りのある発声、パートの音色統一と正確な音程、破綻がない和声等別格なレベル。
・勝手な願望としては(十分に上質な演奏だが)更に多田作品の叙情感が増したら、申し
分ない!と感じた。
・2曲目の終盤を、心の中で一緒に歌ってしまった私。
つねならぬ鐘の音声
もろともに聞きけんをいざ
あかぬ日のつひの別れぞ
わがふるき日のうた
[11番]男声合唱団くるり庵(9名) 指揮:なし 銀賞[第3位又は第4位]
無伴奏男声合唱組曲「いつからか野に立つて」〜天/いつからか野に立つて
詩:高見順 曲:木下牧子
▶演奏はこちら
・前団体の圧倒的な演奏後、場内が少しざわついた雰囲気の中、9名でステージに登場。
・木下作品の特徴(現代的で透明感ある和声展開、リズム重視等)をしっかりと捕らえた、
実に知的で大人の演奏に感心した。
・ベルトーン的に音が低音部から高音部まで重なっていく箇所の和声が見事。
・2曲目の途中、和声が少し濁った?ように感じた箇所があったが、これまで鑑賞したくる
り庵の演奏の中で、一番秀逸な出来と感じた。
・流石、元・音空の名手揃いだ!
個々人のアンサンブル能力が高い。
予想通り、上位入賞(昨年に引き続き銀賞入賞)
・歌が下手な自分だが、あの方々とご一緒していたんだと回顧的な気持ちになり、第23回
TVECにて「花火」(曲:多田武彦)を歌い切ったことを懐かしく思い出した。
●第23回TVEC結果
全団体を鑑賞した友人数名が、異口同音に、
「今年の男声は、全体的に低調かなあと感じた。」と感想を述べていた。
なるほど..... そういった見方があるのかあ。
来年からは「東京 春のコーラスコンテスト」に名称変更、審査部門も一新される。
●Vocal Ensemble Contest
1)一般の部(3〜20名)は、下記部門別に混声・女声・男声が競いあうとのこと。
●ルネサンス・バロック部門(バロック以前・5〜8分)
●クラシック/現代音楽部門(古典派以降・邦人作品1曲以上含む・6〜9分)
●フォルクロア部門(民族音楽を題材とするもの・邦人作品1曲以上含む・6〜9分)
●ジャズ・ポップス部門(5〜8分)
2)ユースの部(中学生〜25歳未満/3〜20名)
3)ジュニアの部(幼稚園・小学生を主体とする高校生以下の合唱団/人数無制限)
●School Choir Contest
1)中学校の部(混声・同声/人数無制限)
2)高等学校の部(混声・女声・男声/人数無制限)
後半の第8番目から鑑賞(参加団体数:11団体)
Bieblの「Ave Maria」を選曲した2団体(イエーノーリャ・ラウラヤット/広域指定合唱団・青山組)の演奏を鑑賞できなかったのが、悔やまれた。
▶審査結果は下記の通り、[ ]内の番号は出演順。
金賞:[7]Belle Equipe
[10]創価学会しなの合唱団[東京都合唱連盟理事長賞]
銀賞:[8]駿河台倶楽部B
[11]男声合唱団くるり庵
銅賞:[1]めいぐり!
[5]杉並学院OB合唱団
[6]広域指定合唱団・青山組
上位入賞常連のイエーノーリャ・ラウラヤットの選外が、意外であった。
▶参加団体と選曲はこちら
[8番]駿河台倶楽部B(10名) 指揮:なし 銀賞[第3位又は第4位]
男声合唱組曲「草野心平の詩から」〜金魚/さくら散る
詩:草野心平 曲:多田武彦
・多田作品の中で、大変難易度が高い楽曲を2曲も選択。
和声の破綻等《危険性》が伴う曲故、通常はコンテスト等では選択しないと思われる。
この2曲を選曲した姿勢と意欲に敬意を表したい。
・ポパイにて組曲全曲を練習中で、数回ステージで歌う機会を得たが、
[金魚]:調性の維持、荒涼とした中国大陸の雰囲気とエロチシズムの表現
[さくら散る]:正確な下降音階進行と半音階進行
に、散々苦慮している。
・要所の鬼門箇所を聴く度に、こちらも緊張してしまった。
・和声の大きな乱れがなく、堅実に纏めた演奏。
個々人の技量が高い合唱団である。
[10番]創価学会しなの合唱団(20名)TVEC初出場 指揮:菊池靖
金賞第1位[東京都合唱連盟理事長賞]
男声合唱組曲「わがふるき日のうた」〜郷愁/鐘鳴りぬ
詩:三好達治 曲:多田武彦
・完成度が非常に高く、端正な演奏に驚嘆した。
演奏終了後「(全団体を未鑑賞だが)恐らく金賞第1位であろうなあ。」と直感。
・張りのある発声、パートの音色統一と正確な音程、破綻がない和声等別格なレベル。
・勝手な願望としては(十分に上質な演奏だが)更に多田作品の叙情感が増したら、申し
分ない!と感じた。
・2曲目の終盤を、心の中で一緒に歌ってしまった私。
つねならぬ鐘の音声
もろともに聞きけんをいざ
あかぬ日のつひの別れぞ
わがふるき日のうた
[11番]男声合唱団くるり庵(9名) 指揮:なし 銀賞[第3位又は第4位]
無伴奏男声合唱組曲「いつからか野に立つて」〜天/いつからか野に立つて
詩:高見順 曲:木下牧子
▶演奏はこちら
・前団体の圧倒的な演奏後、場内が少しざわついた雰囲気の中、9名でステージに登場。
・木下作品の特徴(現代的で透明感ある和声展開、リズム重視等)をしっかりと捕らえた、
実に知的で大人の演奏に感心した。
・ベルトーン的に音が低音部から高音部まで重なっていく箇所の和声が見事。
・2曲目の途中、和声が少し濁った?ように感じた箇所があったが、これまで鑑賞したくる
り庵の演奏の中で、一番秀逸な出来と感じた。
・流石、元・音空の名手揃いだ!
個々人のアンサンブル能力が高い。
予想通り、上位入賞(昨年に引き続き銀賞入賞)
・歌が下手な自分だが、あの方々とご一緒していたんだと回顧的な気持ちになり、第23回
TVECにて「花火」(曲:多田武彦)を歌い切ったことを懐かしく思い出した。
●第23回TVEC結果
全団体を鑑賞した友人数名が、異口同音に、
「今年の男声は、全体的に低調かなあと感じた。」と感想を述べていた。
なるほど..... そういった見方があるのかあ。
来年からは「東京 春のコーラスコンテスト」に名称変更、審査部門も一新される。
●Vocal Ensemble Contest
1)一般の部(3〜20名)は、下記部門別に混声・女声・男声が競いあうとのこと。
●ルネサンス・バロック部門(バロック以前・5〜8分)
●クラシック/現代音楽部門(古典派以降・邦人作品1曲以上含む・6〜9分)
●フォルクロア部門(民族音楽を題材とするもの・邦人作品1曲以上含む・6〜9分)
●ジャズ・ポップス部門(5〜8分)
2)ユースの部(中学生〜25歳未満/3〜20名)
3)ジュニアの部(幼稚園・小学生を主体とする高校生以下の合唱団/人数無制限)
●School Choir Contest
1)中学校の部(混声・同声/人数無制限)
2)高等学校の部(混声・女声・男声/人数無制限)
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