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トンペイ練習130921 [トンペイ・メモリアルズ]

14:00−17:00 都内音楽スタジオにて
14:00−14:20 体操・発声
14:20−17:00 アンサンブル練習
 南海譜(無伴奏男声合唱のための「あしたうまれる」より) 
  詩:谷川雁 曲:新実徳英
 男声合唱組曲「雪国にて」〜Ⅴ. 老雪 
  詩:堀口大學 曲:多田武彦
 Isänmaalle(祖国に/To the Fatherland) 曲:Jean Sibelius

▼参加者:トップ5/セカンド4/バリトン6/ベース6 計21名
第13回東京男声合唱フェスティバル[11/9]に向けた第2回目練習。
指揮・指導は加藤旨彦氏。

言葉の「語頭感」を明確に表現するため、加藤氏から《母音と子音の分離による歌詞の強調法》を指導された。
2006年から指導を受けているが、実践できていない方(自分を含む)が見受けられている状況を鑑み、今回時間を割いて指導を受けた。
《母音と子音の分離による歌詞の強調法》は、先日ご逝去された阿部昌司氏(元・山形県立山形西高校合唱部顧問/元・山形県合唱連盟理事長)が提唱した方策で、加藤氏は阿部氏の合唱講習会を数回受講したとのこと。
 ▼「Nコンブログ」はこちら
  【訃報】山形西高等学校合唱部の元顧問、阿部昌司さんが逝去

トンペイ・メモリアルズ紹介
トンペイ・メモリアルズ〜東京男声合唱フェスティバルにおける軌跡〜
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コメント 5

君影草

まあ、今回は《老雪》を演奏して下さるのですね。
嬉しいです!!
私、詩集【夕の虹】読んでいますので、どんな曲なのか、どのように聴かせて下さるかと、ワクワクします。

堀口大學が亡くなったのは、私が25歳の時。結婚式の数日前に訃報の記事を見たので、よーく憶えているんです。

先日の演奏会の帰路、高崎線の車中で《ほほじろの声》の余韻に浸っていた時、なぜかフッと堀口大學のことが頭をよぎりました。
大學って、避暑に行った先の野尻湖畔で見初めた越後・関川の19歳の乙女と結婚したんです。大學47歳の時です。“歳の差結婚”ですよね。
同じ野尻湖畔の『♪とこしへに ひとりなるこそ よけれ』の中勘助の詩に酔ったばかりの私の胸中は、もう、千々に乱れて複雑でした。

もうひとつ思い出しました。
3年前に行った演奏会で《月下の一群 第1集》を聴きました。私は、とりわけ《海よ》に感動して...。そして、アンコール。司会者の「では、堀口大學の詩で、もう1曲お聴き下さい。」というご紹介のあとに聴こえてきたのは、テンポ速く『♪一人の女の子』というフレーズが何度も繰り返される、なんとも印象的な演奏でした。

『野尻湖』『ひとり』 この言葉が忘れていた記憶を呼び覚まし、いろいろなことが頭の中を駆け巡っています。

ところで、あの印象的な曲は何なのでしょう。

by 君影草 (2013-09-23 22:48) 

団内指揮者

君影草さん、先日は桶川までお越しいただきありがとうございました。
中勘助の世界をうまく表現できたか分かりませんが、お楽しみいただけたようでしたら嬉しいです。
また、素晴らしい感想をいただきありがとうございます。
楽しく読ませていただいておりいます。
ちなみにアンコールの曲はお分かりのとおり三好達治の「雨後」で、多田武彦作曲です。

さて、コメントにありました「一人の女の子」の曲ですが、堀口大学の「昔の雪」ではないでしょうか。多田さんの作曲で、組曲では「老雪」の前に歌われる曲です。

管理人さんが返信されるかなと思いつつ、ついつい出てきてしまいました。それでは。
by 団内指揮者 (2013-09-24 00:59) 

malechoirpopeye

君影草様
本当に良くご存知ですね!
「老雪」:まだ40代故、主人公の心境は理解できませんが、避けては通れない「老い」を、渋さと哀愁でしっとりと歌い上げたいと思っております。
《北国も弥生半ばは 雪老いて痩せたりな
 つやあせて 香の失せて わが姿さながらよ》

『♪一人の女の子』:団内指揮者様がお書きになった通り、堀口大学の「昔の雪」です。
短い曲で、可愛らしさが前面に出た楽曲です。

多田武彦データベース
男声合唱組曲「雪国にて」 詩:堀口大學
http://wiki.livedoor.jp/chorus_mania/d/%C0%E3%B9%F1%A4%CB%A4%C6
by malechoirpopeye (2013-09-24 20:26) 

君影草

malechoirpopeyeさま

老いは“いずれ来る道 通る道”でございますよ。

数年前、五十という年が近づいた時、さすがに、(これまでとは、ちょっと違うかもしれないぞ)と身構えました。
四捨五入というくらいで、数字の印象も、四と五では分かれますもの。
四十代は、折り返すか返さないかですけど、五十はまぎれもなく後半に入りますもの。


【谷川雁】この名前を見た時、驚きました。男声合唱曲が作られていたなんて、全く知りませんでした。

高校生の時。私の隣りの席の男子の手に、谷川雁の書物が。
「『たにがわ かり』の読んでいるの?」と、かん高い声で聞いた私に、彼は、小さな声でそっと「『がん』だよ」と教えてくれました。
本の中身を覗かせてもらいましたが、私にはムリ。到底無理。あまりにも難解すぎて理解できませんでした、谷川雁の詩。

私の手には、愛読していた【桐の花】が。
彼と私は、住む世界が違いました。
ちなみに、その彼とは、民主党衆議院議員、前国務大臣のMさんです。

《南海譜》の詩は(たぶん)理解できずとも、曲はあの新実徳英氏。
それならば、是非とも聴いてみたいです。
私、新実氏のことを密かに『ラララ、ルルルの先生』と呼んでいるんです。

夏の杉並公会堂で。
《♪ラララ ともづなを解きーー》を聴いた時、(ほら、ね!)と、胸ドキドキ高鳴り、近くにいらした新実先生のお顔を、一瞬見てしまいました。
私、この《♪ラララーー》が大好きなんです。

Sさん、お願いがあります。
《南海譜》の歌詞を貼り付けていただけないでしょうか。
同音異義語に苦慮することなく、トンペイさまの演奏に浸りたいのです。

同音異義語は、ホント、厄介です。

一例を挙げるとー。

《♪来ーてよ。その日を飛び越えて》

と、私には聞こえます。
離れていた時間を越えて、再び会いたい...という意味だと。

娘に今日言われました。
「“ひ”は “火”だよ!」と。



by 君影草 (2013-09-25 00:14) 

malechoirpopeye

君影草様
「南海譜」の歌詞は、別の手段でお知らせしました。
ご活用ください。
『ラララ、ルルルの先生』、妙に納得しました(笑)
by malechoirpopeye (2013-09-25 22:27) 

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