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まど・みちおさんの「おんがく」 [木下牧子氏]

詩人のまど・みちおさんが、先月2月28日に亡くなられた。
享年104歳。
まど・みちおさんの詩で真っ先に思い浮かべるのは、
 童謡では 「ぞうさん」(曲:團伊玖磨)
      「一年生になったら」(曲:山本直純)
 合唱曲では「おんがく」(曲:木下牧子)
      「うたをうたうとき」(曲:信長貴富)
      「うたをうたうとき」(曲:木下牧子)
である。
これ以外の作品はほとんど存じ上げていないが、3作品共通していることは、判りやすい平易な言葉が連なり、人や物事に対して、ユーモアと優しさの視点が満載である。

木下牧子氏がご自身のTwitter[3月1日及び3月2日付け]に、まど・みちおさんへの追悼という形で、自作の「おんがく」の演奏音源を掲載された。
 ▼木下牧子氏のTwitterはこちら

▼アカペラ混声合唱のための「おんがく」 
 詩:まど・みちお 曲:木下牧子
 指揮:当間修一
 演奏:大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
 

木下氏は、まど・みちお全詩集の中で最も好きな詩が「おんがく」であること、これまで数多くの合唱団に演奏されたが、ご自身が聴かれた演奏録音の中で上記の演奏が最も美しい演奏であると話されている。
演奏録音に関しては、私も同じ感想である。

▼「おんがく」の詩はこちら
  [暗譜への一歩−まどみちお存在するってなんて素晴らしいんだろう2]

−余談−
以前、春日部市合唱講習会において、岸信介氏の指揮で「おんがく」を歌う機会があった。
「おんがく」は、聴くのと歌うのでは大変な違いがある難曲であったことを強く記憶している。
歌う機会がもう一度あったら、是非歌いたいと思っている。
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