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CD新譜:日本合唱曲全集「青春」野田暉行作品集 [CD&DVD]

7月末、日本合唱曲全集「女に」鈴木輝昭作品集2と併せて購入したCDが下記である。
 ●CD新譜:日本合唱曲全集「女に」鈴木輝昭作品集2

日本合唱曲全集「青春」野田暉行作品集
 指揮:田中信昭[1−5]/野田暉行[6−9]
 ピアノ:田中瑶子[全曲]
 演奏:東京混声合唱団
 曲目
  混声合唱曲「青春」 詩:蓬莱泰三
   1. わかれ/2. 工場で/3. 亡き友よ/4. 黒いペガサス/5. 母よ 
  女声合唱とピアノのための交響詩 「有明の海」 詩:川崎洋
   6. いのちの海/7. 干潟/8. 鳥/9. かなしみの海
 ▼楽譜はこちら
 全曲初演データ[1981年6月27日/藤沢市民会館]
  指揮:関屋晋
  ピアノ:大久保洋子
  演奏:湘南市民コール+松原混声合唱団

混声合唱曲「青春」は、6/1(土)松原混声合唱団による清水敬一還暦記念演奏会にて選曲された。
団員の方がfacebook上で「《青春》は名曲なのにあまり演奏されないらしいが、これを機会に取り組む合唱団が増えてほしい。」と紹介されていたことをとても強く記憶していたので、迷わず購入した次第だ。
下記は、CDライナーノーツ(野田暉行氏執筆)から一部転載させていただく。
 /一人の青年の軌跡を追って一つのドラマが構成されて行く。
 恋人との別れ、労働、友人との別れ、自暴自棄、母への思い、という5章は、抗し難い運命と青春の苦悩の一つの象徴でもある。−/

5曲構成で総演奏時間が30分弱、難易度が高い曲だなあと感じた。
終曲「母よ」[演奏時間10分弱]の詩は、素直に心に刺さる。
母親と父親へ暴言を吐いて田舎の実家を飛び出した後も、母親から手作りの凍餅(しみもち)と体を気遣う<かな書き>便りが届けられる。
母親の気遣い、母親への懺悔の念、孤独な都会生活、厳しい自然環境下で生きる母親の人生は何なのか等が切々と綴られている。

野田暉行氏の合唱作品と言えば、「空がこんなに青いとは」が著名である。
小学校の音楽の授業にて歌ったことが思い出される。
好きな曲だったなあと。
 ▼「空がこんなに青いとは」の音源はこちら
  (3分50秒あたりから/S55年Nコン最優秀校演奏会)

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