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【混声版】多田作品の演奏音源 [多田武彦氏]

多田武彦先生が作曲された作品は、その多くが男声作品ではあるが、男声合唱組曲のいくつかを【混声版】に編曲されている。
代表的な作品が、
 中勘助の詩から[1981年]/柳河風俗詩[1986年]/富士山[198?年]/
 白き花鳥図/わがふるき日のうた[2001年]/北陸にて/雨
である。
 ▼多田武彦〔タダタケ〕データベース。内の作品リストはこちら
 ●「雨」混声版

岩手大学合唱団【混声】が、第66回定期演奏会[2019/12/22]において多田作品[下記5曲]を選曲された。
−第Ⅲ部「多田武彦の こころ、そして うた」−
 指揮:佐々木正利
 ・《柳河風俗詩》より「柳河」/詩:北原白秋
 ・《富士山》より「作品第肆」/詩:草野心平
 ・《わがふるき日のうた》より「雪はふる」/詩:三好達治
 ・《雨》より「雨」/詩:八木重吉
 ・《柳河風俗詩》より「梅雨の晴れ間」/詩:北原白秋

うち、3曲[4/13現在]がYouTubeに掲載されているので紹介させていただく。
何とも爽やかで、雑味がなく甘美で美しい表現であると素直に感じた。
当たり前ではあるが、【女声】に焦点を当てた編曲(ほとんどSopが主旋律を歌うなど)だなあ。
【男声】が引き立て役に徹しているなあ。
 ▼「柳河」はこちら
 「柳河」の有名なSoloは【男声】である。
 ▼「作品第肆」はこちら
 ▼「雪はふる」はこちら
 「雪はふる」の冒頭と後半のSoloは、何と!【女声】だ。

【混声版】は選曲頻度がそれほど高くない故、貴重な音源となるので全曲掲載を期待している。

[2020/4/15 追記]
 ▼「雨」はこちら
  有名なSoloは【女声】である。
 ▼「梅雨の晴れ間」はこちら
全曲を掲載していただきまして、ありがとうございました!

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