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男声合唱組曲「松の針」 [千原英喜氏]

千原英喜先生はこれまで宮澤賢治の詩(雨ニモマケズ、文語詩稿〈祭日〉、永訣の朝、宮沢賢治の最後の手紙)に曲をつけられているが、「松の針」を作曲されていることを先日初めて知った。
組曲と題されているので、すでに混声合唱曲として作曲された「永訣の朝」の2曲を【男声版】に再編してカップリングするのであろうか。
 ▼混声合唱のための「永訣の朝」はこちら
いや、それならば組曲名は「永訣の朝」となるであろうなあ…。
何れにしても初演が楽しみである。
[2021/12/20追記]
組曲構成は、1曲目「妹は哭き」、2曲目「松の針」【第二稿】、3曲目「林と思想」とのことである。

男声合唱組曲「松の針」
 詩:宮澤賢治 曲:千原英喜
 ▼千原英喜 合唱作品総覧はこちら
【初演データ】
★表題曲のみ初演
 初演日:令和元年[2019年]12月20日
 演奏会:関西大学グリークラブ創部70周年記念第61回定期演奏会
 会場:川西市みつなかホール
 指揮:西岡茂樹
 演奏:関西大学グリークラブ現役及びOB有志

★組曲初演
 初演日:令和3年[2021年]12月26日
 演奏会:関西大学グリークラブ第62回定期演奏会
 会場:川西市みつなかホール
 指揮:飯沼京子
 演奏:関西大学グリークラブ

★表題曲のみ初演映像
 
[10分17秒から演奏開始]

「松の針」に作曲された作曲家は他には西村朗氏がいらっしゃる。
同声三部合唱とピアノのための組曲「永訣の朝」の中に位置付けされていて、2012年度[平成24年度]第65回全日本合唱コンクールの課題曲(男声M3)に選曲された。
高速なテンポで歌われ、愛する妹「とし子」の死と別れ、切迫する悲痛と孤独が切々と感じられる楽曲である。
 
 指揮:清水昭
 演奏:早稲田大学コールフリューゲル
 
表題から離れてしまうが、西村朗氏が作曲された「永訣の朝」は、私にとって忘れ難き想い出深い曲である。
 ●第60回埼玉県合唱コンクール
 ●第66回関東合唱コンクール[リハーサル編]
 ●第66回関東合唱コンクール[本番編]

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