SSブログ
荻久保和明氏 ブログトップ

作曲家:荻久保和明氏に会う [荻久保和明氏]

昨日(6/4)、窪田卓氏から勤務中に電話をいただいた。

窪田氏:今日の夜、作曲家の荻久保和明氏と会うことになりました。
    都合がよかったら、こちらに来ませんか。
    お会いした方が良いと思うので、是非いらしてください。
    Nさんも来ます。
私  :ご連絡ありがとうございます。喜んで伺います。
    ところで、今日はどういった用件でお会いするのですか。
窪田氏:荻久保氏への委嘱作品が完成したので、楽譜を受け取ることになりました。
 私 :えっ!? 以前委嘱したいような話を伺ってしましたが、本当に委嘱して、
    しかも作品がすでに完成したのですか?

突然の話に多少驚くも、仕事後に一旦自宅へ戻り、「IN TERRA PAX」の楽譜を探した。
もちろん、サインをいただくためだ..... 
ミーハーな性格の私だから、仕方がないなあ。
「IN TERRA PAX」全曲(男声版)は、2008年5月に歌う機会を得た。
 ●男声合唱団コール・グランツ創立20周年記念演奏会

日本の合唱界では著名な作曲家のお一人である荻久保和明氏。
現在は、東邦音楽大学教授の職に就かれている。
▼Wikipediaはこちら
「季節へのまなざし」「しゅうりりえんえん」「IN TERRA PAX」「縄文」等の名作・人気作を輩出し、多くの合唱団に歌われ続けている。

窪田氏の自宅近くのファミリーレストランでお会いした。
傘をさして待合せ場所で待たれていた荻久保氏に、
 私   :あの〜、荻久保先生でいらっしゃいますか?
 荻久保氏:はい、そうです。
なぜか、私がお声がけしたのである。

着席するとすぐに楽譜を提示され、作品の全体構成、テンポ、リズム、強弱、合唱団の編成等について説明を受けた。
熱心に語られた荻久保氏の表情が、大変印象的であった。
二群合唱(8声Div)、混声、演奏時間は約8分10秒、1曲の単品、詩は荻久保氏がよく取り上げるあの有名な詩人。
題名も、なるほど!と感心した次第だ。
威勢が良く躍動感に満ちた作風で、演奏者には相当な体力を要する楽曲のようにお見受けした。
今後の展開が楽しみである。

終電の時間が迫っていたので、委嘱作品以外の話題を話すことができなかったが、埼玉県立川越高校音楽部時代の話題として、小高秀一先生や後輩:U氏のことをお話した。
終電に気を取られてしまい、サインをいただくのをすっかり失念してしまった。

出会いとは突然やって来るもんだなあと、今回も改めて強く感じた。
これまで窪田氏からは、鈴木輝昭先生、千原英喜先生をご紹介いただき、現在まで時々ではあるが交流させていただいている。
一介のアマチュア歌い手にとって、第一線で活躍されている著名な方との出会いと交流は、拙い私の合唱活動に多大な影響を与えている。 
    
荻久保和明氏 ブログトップ