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あすという日が[女声版]神戸へ [東日本大震災]

私の勝手な推測に過ぎないが、今年の紅白歌合戦では、東日本大震災に関連する企画として「あすという日が」が歌われるのではないかと思っている。

「あすという日が」 詞:山本瓔子 曲:八木澤教司[2006年作品]
[勝手な推測]
 ●歌手:夏川りみ/秋山雅史(紅白合同ステージ)
 ●合唱:仙台市立八軒中学校吹奏楽合唱部

夏川りみ氏と秋山雅史氏は、それぞれが既にCD発売済[2011年9月21日同日発売]、二人の共演もNHK歌謡コンサートにて放映済[2011年10月4日]である。
 ▶やぎりん日記はこちら−CDあすという日が/夏川りみ&秋山雅史!−

仙台市立八軒中学校吹奏楽合唱部は、この楽曲を世に広めた。
 ▶「SING ALL JAPANプロジェクト」 はこちら

私のブログでも、「あすという日が」に関する記事を数回掲載させていただいた。
 ●あすという日が
 ●あすという日が[続編]
 ●あすという日が[男声合唱版]の演奏動画
東日本大震災後の暮らしの中で、(勿論人それぞれであるが)影響力が大きい楽曲の一つと言えよう。

今年6/18(土)今こそ歌を! 東日本大震災復興支援 三大学ジョイントコンサートにて男声版を歌う機会をいただき、大変感激した。
男声版の編曲者はトンペイ等でいつもお世話になっている嵯峨秀夫氏。
男声版の他に女声版も編曲された。
編曲にあたり、作曲者の八木澤教司氏と直截連絡を取り合い、出版元の教育芸術社編集部へも直截出向くなど、短期間で積極的な行動をとられた。

▶東北大学・九州大学・東京大学合同[男声版] 指揮:嵯峨秀夫
 

先日、嵯峨氏が神戸山手女子中学校(神戸市中央区)に出向き、ご自身が編曲された女声版を題材にして、発声指導と歌唱指導されたとのことだ。
詳しい経緯、当日の指導の様子は下記を参照願いたい。
 ▶嵯峨秀夫の部屋のブログはこちら−あすという日が 女声版 神戸へ−

強い想いと行動力さえあれば、人の縁がしっかりと着実に繋がることが、今回の出来事を通じて再認識した。
もっと人脈を広げたいと思っている私であるが..... 頑張らなくては!

▶獅子ヶ谷小学校PTAコーラス[女声版] 指揮:嵯峨秀夫
 

▶仙台市立八軒中学校吹奏楽合唱部[混声版]
 

▶合唱と吹奏楽のための「あすという日が」
 指揮:八木澤教司 演奏:東北福祉大学吹奏楽部
 

▶合唱と吹奏楽のための「あすという日が」[2011年3月6日演奏]
 指揮:松崎泰賢
 合唱:東北福祉大学吹奏楽部/仙台市立八軒中学校吹奏楽部/
    宮城県泉館山高等学校吹奏楽部
 演奏:東北福祉大学吹奏楽部 
 

▶夏川りみ 
 
彼女の声質と歌唱力、歌手としての佇まい等、この楽曲の曲調やメッセージ性に合致していて、素直に素晴らしいと思う。
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エリック・ウィテカー氏とボブ・チルコット氏からのメッセージ [東日本大震災]

久しぶりに福島県合唱連盟HPを訪問したら、エリック・ウィテカー氏とボブ・チルコット氏による被災した合唱関係者に対する《励ましのメッセージ》が掲載されていた。
合唱団京都エコーに所属されている方が、直接お二方にお会いした際にメッセージをいただいて録画されたとのことだ。
世界の合唱界において人気が高い両者からのメッセージである。

▶Eric Whitacre氏[ニューヨークでの演奏会]
 

▶Bob Chilcott氏[オックスフォードでのワークショップ]
 

合唱団京都エコーは、創立50周年企画第1弾「まるごとチルコット」を開催予定だ。
 日時:2011年9月18日(日)
 昼公演:開場15時/開演15時30分
 夜公演:開場18時15分/開演19時
 会場:京都コンサートホール・大ホール
 ▶演奏会の詳細はこちら
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松原混声合唱団が歌う「つぶてソング」 [東日本大震災]

松原混声合唱団が歌う「つぶてソング」(詩:和合亮一 曲:新実徳英)の演奏動画である。
実に、温かなサウンドだと思う。
存じ上げている方々(甍会等)が、数名歌っていらっしゃる。
▶松原混声合唱団のBlogはこちら

あなたはどこに 指揮:新実徳英氏
 

フルサト 指揮:新実徳英氏
 

放射能 指揮:清水敬一氏
 

新実徳英氏が作曲された「つぶてソング」シリーズは、私が説明するまでもなく、日本の合唱界ではすでに広く周知されている話題だ。
6/13現在、9曲が完成している。
▶新実徳英氏のTwitterはこちら
あなたはどこに 歌唱:新実徳英氏
 
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「栄冠は君に輝く」が放つ力! [東日本大震災]

今日(5/10付け)の朝日新聞(38面)に掲載された記事に、目が一瞬に釘付けとなった。
8/6開催の第93回全国高校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」を、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の高校合唱部員と、阪神大震災で被災した兵庫県の高校合唱部員も加わり、計16校、約360人による大合唱で歌うとのことだ。
5/14(土)、福島県須賀川市文化センターにて演奏の収録が行われること。
 ▶収録の様子はこちら[6/6追記]

収録参加高校は、下記の通り。
 ●岩手県:高田高校/大船渡高校/釜石高校/宮古高校
 ●宮城県:塩釜高校/多賀城高校
 ●福島県:郡山高校/郡山東高校/安積高校/磐城高校/安積黎明高校/相馬東高校
 ●兵庫県:長田高校/神戸高校/関西学院高等部/親和女子高校
 [5/15追記]吹奏楽演奏:磐城高校

時勢を考慮した、実に素晴らしい企画だなあと素直に思った。
彼ら高校生の歌声を聴いて、心が励まされる方、希望が持てる方、元気が出る方が沢山いらっしゃるであろう。
この楽曲の詩と旋律に、誠実さ、ひたむきさ、健気さ、諦めない前向きな想いを十分に感じとることができる。
人を奮い立たせる力、人を感動させる力も秘められていると信じている。

▶朝日新聞記事はこちら 
 「明日への希望 歌声に乗せ」 夏の甲子園大会歌 被災地高校生が合唱

色紙に寄せられた「明日を信じて。私たちは歌でつながる仲間です。」の言葉。
1面に掲載された
「例年はプロの歌手が歌いますが、今回は未来を担う若者に託し、歌ってもらいます。」
の文章が印象的だ。

栄冠は君に輝く 詩:加賀大介 曲:古関裕而
 
 雲は湧き 光あふれて
  天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ
   若人よ いざ まなじりは 歓呼にこたえ
    いさぎよし 微笑む希望
     ああ 栄冠は 君に輝く
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あすという日が[続編] [東日本大震災]

昨日、トンペイ:嵯峨氏から嬉しいメールをいただいた。
「あすという日が」の男声版と女声版の編曲許可を、出版元である教育芸術社編集部へ申請したとのこと。
「あすという日が」は、詞:山本瓔子氏、曲:八木澤教司氏による2006年作品。
 ●あすという日が

▶混声合唱版[ピアノ伴奏付き]
 

作曲者である八木澤教司氏のHPコメントによると、
「編曲に関しては私自身は全面的に認めていますが、出版社へ承諾を得る必要があります。」
を受けて、早速行動したようだ。
いつもながら、鋭い着眼点と行動力の速さに感服した次第。
それにしても、「編曲を全面的に認める」とは、八木澤氏は懐が広い方だなあ。
今年、いずれかの機会に男声版又は混声版を歌ってみたいという願望が、少しずつ沸き上がってきた単純な自分。
 ▶山本瓔子氏のHPはこちら
 ▶「あすという日が」に関する八木澤氏のHPはこちら
 ▶「あすという日が」に関する八木澤氏のブログ記事
  NHK歌謡コンサート! 
  仙台市立八軒中学校&大阪市音楽団!
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あすという日が [東日本大震災]

今日、偶然に「あすという日が」[2006年作品]という楽曲を初めて鑑賞した。
 詞:山本瓔子 曲:八木澤教司
落ち込んでいた心に、素直にすう〜っと響いてきた。
悲惨な大震災、収まらない余震、田中好子さんの訃報、親しい友人の闘病生活.....
 ●懐かしのアイドル【キャンディーズ】
元々精神的に弱い自分、ここ1ヶ月間、気持ちが沈んでいた自分。
[音楽の力]に、再び救われた様な気がした。

▶夏川りみ版[NHK歌謡コンサート]
 
 ・高音部分をファルセットにはせず、実声で力強く歌う姿に[逃げない強さ]を感じた。
▶夏川りみ版[六郷市民センター震災復興支援慰問演奏] 
 
▶合唱版
 
▶吹奏楽版 指揮:八木澤教司 演奏:東北福祉大学吹奏楽部
 

 ▶山本瓔子氏のHPはこちら
 ▶八木澤教司氏のHPはこちら/ブログはこちら
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田中信昭氏の言葉 [東日本大震災]

先々週、東北大学男声OB合唱団の方からメールにて、合唱指揮者:田中信昭氏の新聞記事をご紹介いただいた。
田中氏の短く簡潔な発言に、力をいただくことができ、更に真摯に合唱に取り組んでいこうと思った。
短くて簡潔だからこそ、深い余韻が残る。
すでに合唱関係のTwitter等では話題に上がった情報だが、ご容赦願いたい。

3/16(水)日本経済新聞最終面文化欄
「プロ合唱団、率い55年:東京芸大声楽科の仲間と創立、新作にも尽力」
 合唱は「心のハーモニー」だといわれるが、長年やってきて、そうではないと感じる。
 周囲と心や声を合わせるだけでは足りない。
 自分の歌が周囲にどのような影響を与え、どう歌えば周囲も自分もより高まるかを一人一人
 が考え、積極的に歌い合ってこそ、いい音楽になる。
 合唱は社会や人生にも通じるのではないかと思っている。
 満員電車に乗ると苦しいが、皆がいるからこそ、安い運賃で移動できるのだ、と私は考える。
 隣人がいるから、合唱ができる。
 現在36人の東京混声合唱団の仲間と日々、こうしたことを学んでいる。
[たなか・のぶあき=東京混声合唱団音楽監督]

田中信昭 エクソンモービル音楽賞受賞記念
東京混声合唱団創立55周年記念
第一生命ホール10周年記念
東京混声合唱団特別演奏会
日時:2011年4月22日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:第一生命ホール
 Janequin Clement/鳥の歌[Le Chant des Oyseaulx]
 Monteverdi Claudio/ほら 波がささやいて[Ecco mormorar l'onde]
 三善晃/混声合唱のための五つの日本民謡
  阿波踊り(徳島県民謡) 
  佐渡おけさ(新潟県民謡)
  木曽節(長野県民謡)  
  ソーラン節(北海道民謡) 
  五ッ木の子守唄(熊本県民謡)
 柴田南雄/萬歳流し
萬歳流し[演奏:法政大学アリオンコール]
 テレビ朝日「題名のない音楽会」1981年1月放送「秋田萬歳・今昔物語」
 

聴きたい楽曲ばかりで、大変興味深い。
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Elin Rombo&ODが歌った「荒城の月」 [東日本大震災]

昨年開催されたOrphei Drängar来日演奏会。
 ●Orphei Drängar 日本公演[10/9:東京オペラシティ]
 ●Orphei Drängar 日本公演[10/13:人見記念講堂]

ツアーに同行したソプラノ歌手:Elin Rombo(エリン・ロンボ)さんがSoloを務めて、アンコールとして「荒城の月」を歌った。
[2011/3/25追記] 
 詩:土井晩翠(現・宮城県仙台市青葉区にて出生) 曲:滝廉太郎 

選曲と演奏の出来映えが、大変好評であった。
Orphei DrängarのYouTubeサイトに、その時の音源(のみ)が3/21付けで掲載されたので、ご紹介したい。
静止画の中、東北関東大震災で犠牲になられた方々、被災された方々への哀悼の念が、日本語と英語にて切々と綴られている。
日本に対するODの優しい心遣い、もの悲しく厳かな曲調、澄んだソプラノの声、柔らかい和声、被災地の惨い映像、被災者の現状等が重なり、不覚にも涙が出た。

▶Orphei Drängar with Elin Rombo - Kōjō no Tsuki (荒城の月)
 編:Rainer Lindh
 
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容赦ない自然の恐ろしさ [東日本大震災]

このたびの東北関東大震災により犠牲になられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
そして、ご遺族の皆様に対しまして、深くお悔やみを申し上げますと共に、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、行方不明の方々の一刻も早い安否確認、被災された皆様への十分な物資の支援、被災地の一日も早い復旧復興を、強く願っております。

容赦ない自然、そして自然の恐ろしさを垣間見た。
想像を超える痛ましい惨状がTV映像を通じて繰り返し視界に入り、心の底から痛みを感じた。
併せて、原発事故による目に見えない、途方もない強烈な物質に対する恐怖に怯えている。
私自身、生まれて初めて体感した大きな地震[震度6弱]
内陸部ということもあり、私、家族、親戚、自宅、職場に被災はなく、今日に至っている。
ブログを更新する気持ちが全く湧かず、今日まで時の経過を見守っていた。

計画停電があるとは言え、電気と水道が通じているため日常生活に支障はないが、インフラが崩れると、日本社会全体が何もかも狂い始めている。
交通機能の混乱、建物内部の被災と計画停電及び節電の影響で、公共施設の閉館(避難所使用含む)や停電時間帯及び夜間時間帯の貸出不可。
停電時間帯の業務一時停止、無人のATMを原則使用禁止にした金融機関。
各種イベントの中止(延期)、入学式を中止して春季休業を延長、学期を短縮する教育機関。
合唱活動をしている気運ではなく、活動したとしても活動が制限される環境下。
当たり前であるが、世の中全体で何事も自粛する気運が漂っている。

3/13(日)いらか会演奏会は、予定通り開催された。
議論が飛び交い、散々迷った結果の判断とのことだが、勇気がいる結論であったと思う。
仕事柄、私は出演できる環境ではなかったため、残念ながら急遽出演を断念した。
この日に決行した演奏会は他にもあったが、この日だからこそ開催できたようだ。
翌日からは、交通機能の混乱や計画停電による影響で、各種イベントは中止又は延期の措置がとられている。

先週1週間の時の流れが非常に早かったが、反面、気持ちが落ち込む日々が続いている。
合唱大好きな人間でありながら、音楽に関するCDやDVDをほとんど鑑賞しない日々を過ごしていた。
しかしながら、昼食後の小休憩時や自宅帰宅後に、唯一毎日鑑賞していた曲があった。
素直に自然と気持ちが傾いて、どうしても聴きたい衝動に駆られた曲。

お江戸コラリアーずによる被災者支援としてYouTubeに掲載された「くちびるに歌を」
作曲者の信長貴富氏、伴奏者の須永真美氏の快諾を得て、3/12(土)に掲載。
翌日、私はすぐに合唱の友人や知人にメールにて広くお知らせした。

「くちびるに歌を」 昨年の東京都大会時の演奏録音
 
▶男声合唱プロジェクトYARO会HPはこちら

現地では物質的な支援(食料、水、ガソリン、灯油等)が絶対的に必要であることは重々承知の上(歌どころではないと思うが.....)だが、精神的な支援としての[歌の力]を信じたい!と、心の底から思った。
私自身も、この曲を何回も繰り返し聴き、落ち込む気持ちを何とか踏ん張っている現状だ。
お江戸コラリアーずの皆さん、ありがとうございました。

いまだ余震が収まらない。
昨夜19:00前に、震度4の余震に見舞われ、自宅が強く揺れ動いた。
いつになったら終息するのか。
今後、徐々にブログを更新していきたいと思っている。
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