日本の女声合唱団が歌ったブルガリア民謡

先日、YouTubeにて、Brilliant Harmonyが歌ったブルガリア民謡を拝聴した。
日本の女声合唱団がブルガリア民謡を選曲した情報を持ち合わせていなかったもあり、躊躇いなく演奏動画に集中した。
ブルガリア独特の発声法に則った歌い方、こぶし廻し、和声感、力強い表現に驚き、感心した次第である。
聴衆に強烈な印象が伝わる演奏であると思った。

▼Pilence pee［小鳥は歌う］　編：Krasimir Kyurkchiyski
　指揮：松下耕
　演奏：Brilliant Harmony
　2011年10月8日（土）／川口総合文化センタ ーリリア音楽ホール
　
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　　［「Brilliant Harmony」定期コンサート］

下記は、本場ブルガリアの女声合唱団による演奏である。
▼Pilence pee［小鳥は歌う］　編：Krasimir Kyurkchiyski
　演奏：Women's Choir The Great Voices of Bulgaria
　指揮：Ilia Mihaylov
　2011年1月9日／Sofia, Bulgaria
　

Brilliant Harmonyは1988年結成。
音楽監督・常任指揮者は、著名な松下耕氏。
日本の合唱界では、実力の高さ、国内外のコンクール実績とグローバルな活動など、非常に有名な女声合唱団である。
私は、過去2回演奏会へ足を運び、上級な演奏を聴かせていただいた。
下記は、Brilliant HarmonyのHPから転載させていただく。
−主な実績−
　1992年：フランス コルシカ島・民族音楽フェスティバルに参加　
　1994年：ハンガリー バルトーク・ベラ国際合唱コンクール　バルトーク合唱曲最優秀演奏賞受賞　
　1996年：ハンガリー コダーイ生誕記念演奏会において招待演奏
　2002年：第55回全日本合唱コンクール全国大会一般部門Aグループ　金賞及び日本放送協会賞受賞
　2003年：フランス フロリレージュ国際合唱コンクール
　　　　フリープログラム部門第1位、女声合唱部門第2位及び観客賞受賞
　2004年：スペイン トロサ国際合唱コンクール　同声ポリフォニー部門第1位、フォルクロア部門第1位
　　　　コンクールを通しての総合グランプリ及びバスク楽曲最優秀演奏賞受賞
　2005年：前年のトロサ国際合唱コンクール・グランプリの結果により、ヨーロッパグランプリコンクールにノミネート出場（アジアの女声合唱団として初）
　　　　イタリア レニャーノ国際合唱祭に招待を受け出演
　2006年：イタリア セギッツィ国際合唱コンクール　フォルクロア部門第1位、宗教曲部門第2位、最優秀同声合唱賞受賞
　2007年：「台湾日本文化交流年」のイベントとして台北・國家音樂廳他にてコンサートを開催
　2009年：「日加修好80周年記念」のイベントとしてカナダ・バンクーバーにてコンサートを開催
　2010年：カナダ・バンクーバーで開催の国際音楽祭に招聘され、各地でコンサートを開催
　2011年：「おごじょcantabile2011 in みやま（鹿児島県）」へ招待され出演
　2013年9月：ノルウェー グリーグ国際合唱コンクールへ出場予定

華々しい活動実績に驚嘆するばかりだ。
凄すぎる！
仕事、家庭、活動資金、体力（健康）、合唱音楽への意欲等、団員個々の総合調整力も凄い！
敏腕なマネジャー（事務局）もいらっしゃるのであろう。
今後益々の活躍と、女声合唱の新たな方向性に期待している。