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”甍”委嘱作品「オン ザ ロード」 [甍会]

今年、”甍”が委嘱した作品は「オン ザ ロード」
「甍(いらか)」は、早稲田大学高等学院グリークラブ、早稲田大学コール・フリューゲル、OBを主体としたいらか会合唱団が1962年から夏ごとに開催している演奏会の総称で、かつ3団体の総称。

「オン ザ ロード」(無伴奏) 詩:和合亮一 曲:信長貴富
 ▼詩はこちら(和合亮一オフィシャルホームページ内)

昨日[8/13]の第55回甍演奏会にて初演された(指揮:清水昭)
 ●いらか会練習160812(第55回甍演奏会演目一覧)
 ▼信長(貴富)の野望 における紹介ページはこちら
作曲された信長貴富先生が当日リハーサル時に会場にお越しになり、幾つかご指摘をいただき、無事に初演された。
下記に、プログラムに掲載された文章を全文転載させていただく。

 「甍」の愛唱歌ができました
 コール・フリューゲル、いらか会、さらに甍演奏会の創設と発展に大きく関わり、また支援をいただいていた佐久間登さん。
 昨年惜しくも永眠されましたが、そのご遺族の方々から、甍のために、と尊いご寄付をいただきました。
 甍メンバーで話し合った結果、これから後々、ずっと歌い続けられるうたを作りたいと、いつもお世話になっている信長貴富先生にお願いしました。
 そうして、詩人 和合亮一さんのことばをのせた素敵なピースが誕生しました。
 皆が歌えるうた、《オン ザ ロード》。
 皆さまにも親しんでいただけたら幸いです。
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 第55回甍演奏会、おめでとうございます。
 このたび光栄なことに甍演奏会のために小品作曲の機会をいただきました。
 そこに至る経緯は演奏会の中でもお話があることと思いますのでそちらに譲りますが、ひとことで言えば、身の引き締まる仕事である、ということです。
 幸いにも和合亮一さんの詩集から、甍演奏会の長い道のりを思い起こさせるような詩「オン ザ ロード」を見つけることができ、手前味噌ですが、気の利いた小品を物することができたように思っています。
 この曲を、甍の今後の歩みとともに育てていただけたらと願っています。
 信長貴富
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冒頭からキュンと心に沁みて、中盤から終盤に向けて熱い想いがこみ上げてくる旋律。
難解ではない、実に心地良い和声。
この曲を歌えて、ほんのりとした幸せを感じた。
昔を振り返りながらも、現実、そして将来に向けて、一人一人がそれぞれの人生を歩んでいる。
まだまだ人生の途上、これからも続いていく。
でも、それぞれ皆が繋がっているのだ!
世代(三世代=15歳から87歳)を超える絆で結ばれ、長い歴史を積み重ねている”甍”のためのクラブソングである。

いらか会合唱団&男声合唱団 甍 HP
いらか会合唱団 Twitter

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