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パルムグレンの「Hiiden orjien laulu」 [トンペイ・メモリアルズ]

フィンランドの作曲家、セリム・パルムグレン(Selim Palmgren/1878–1951)。
合唱曲に限定した場合、フィンランドの作曲家では、ジャン・シベリウス、トイヴォ・クーラ、レーヴィ・マデトヤが有名であるが、パルムグレンは日本では馴染みが少ない作曲家であろう。
幸いにもトンペイ・メモリアルズにて下記作品を歌う機会に恵まれた。

Hiiden orjien laulu(Hiisis trälars sång)[1903年]
Song of the Ogre's Slaves/魔神ヒーシの奴隷の歌
 詩:Larin Kyösti [Karl Gustaf Larson/1873–1948]

1分10秒程度の小品。
冒頭「Ha ha haa, …」の歌詞(笑い声?、苦痛の叫び?)で始まり、軽快なテンポの中、何とも不気味な雰囲気で展開する。
Bass系が「Takokaa, …」という不思議な発音をした歌詞を奏で続け、最後は「Takokaa, takokaa, Ha ha haa!」で締めくくられている。
 ▼歌詞はこちら
 
 指揮:嵯峨秀夫
 演奏:トンペイ・メモリアルズ9[35名]
 第9回東京男声合唱フェスティバル招待演奏[2009/11/23]
 ●トンペイ・メモリアルズ〜東京男声合唱フェスティバルにおける軌跡〜

先日、下記演奏動画を偶然に見つけ、嬉しくかつ懐かしくなり、どんどん他の動画を探して行った。
 
 演奏:Akademiska Sångföreningen

 
 演奏:Ylioppilaskunnan Laulajat(YL Male Voice Choir)

 ▼日本の合唱団による演奏はこちら
  Nagoya Bunri University Culture Forum[2016/6/12]
  指揮:高橋寛樹(Hiroki Takahashi)
  演奏:クール・ジョワイエ(Choeur Joyeux)

クール・ジョワイエさんは2017年の演奏会にて、パルムグレン作品集を披露された。
下記はHPから転載させていただく。
 クール・ジョワイエ演奏会2017~男のア・カペラ、西・東~  
 2017/10/8 ウィルあいちウィルホール
 世界の合唱曲(1) 曲:Selim Palmgren 指揮:高橋寛樹 
  Laula,laula,veitoseni(歌え、我が兄弟)
  Kesä-ilta(夏の夕べ)
  Tuutulauu(子守歌)
  Sua muistanut oon(想い出)
  Hiiden orjien laulu(魔神ヒーシの奴隷の歌)
 ▼クール・ジョワイエ演奏会の記録はこちら

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