立正大学グリークラブの新曲

立正大学グリークラブが千原英喜氏へ委嘱した新曲が、昨日窪田先生のもとに届いたとのこと。
立正大学グリークラブは、千原氏への委嘱活動を積極的に進めている。
昨年は、混声合唱のための「コスミック・エレジー」（詩：草野心平）
正式な表記は、「混声合唱のためのコスミック・エレジー」より「COSMIC ELEGY　for mixed chorus（Etude for chorus No.5）」
今回も、草野心平氏の詩による曲とのこと。
このシリーズの2曲目としての位置づけになるのであろう。
さて、どれだけ合唱愛好者を喜ばせる楽曲であろうか。
「コスミック・エレジー」が非常に素晴らしかっただけに、今回の楽曲も実に楽しみである。
東京都合唱祭又は朝日コンクール東京都大会で初演予定。

　　草野心平の詩で宇宙をうたう組曲を、と考えている。
　　＜COSMIC ELEGY（コスミック・エレジー・宇宙的哀歌）＞はそのひとつで、
　　今年、窪田卓さんと立正大学グリークラブのために書いた曲だ。
　　「原子」「さようなら一万年」「第8満月の夜の満潮時の歓喜の歌」の3つの詩
　　を用いている。
　　ダイナミックの生成する宇宙エネルギーを蛙の歓喜の鳴き声に込め、また、イン
　　ディゴ・ブルーの静謐な空間に煌めく星々を仰ぎ見るときの、その神々しいまで
　　の美しさと、心にわき上がる妙にセンチメンタルな哀しさを思って作曲した。
　　（千原英喜）
　　■立正大学グリークラブ第43回定期演奏会プログラムから転記

　●音空練習070512
　●第60回全日本合唱コンクール071110
　●立正大学グリークラブ第43回定期演奏会