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大東文化大学混声合唱団第48回定期演奏会 [Concert]

1/9(土)、大東文化大学混声合唱団第48回定期演奏会を鑑賞した。
会場は、川口リリア音楽ホール。
ポパイから、S氏、H氏、K君、T氏夫妻、メンネルA.E.C.のN氏夫妻が聴きに来られた。
ポパイ:N氏、N君、O君と嵯峨秀夫氏が賛助出演し、笹口圭吾氏が指揮。
N君とO君は正規のOB、N氏は混声合唱団歌好のメンバー、嵯峨秀夫氏は有志個人として、今回賛助出演する。
現役学生が3名[男声だけ=4年生:1名/3年生:1名/2年生:1名]といった特殊な形態の中、下記メンバーが賛助出演した演奏会であった。
 1)OB・OG[11名]
 2)埼玉大学混声合唱団[3名]
 3)東洋大学混声合唱団[4名]
 4)東京家政大学フラウエンコール[4名]
 5)混声合唱団歌好及び有志有志[4名]
 6)小松原高等学校音楽部[14名]

▼演奏曲目 
 Opening  大東文化大学 校歌  詩:谷鼎 曲:信時潔
 第1ステージ 
 「Three Motets」 曲:Vytautas Mi?kinis[ヴィタウタス・ミシュキニス]
   O bone Jesu/Adoramus/Regina coeli 
  指揮:清水敬一
 第2ステージ
  混声合唱とピアノのための「初心のうた」 詩:木島始 曲:信長貴富
   初心のうた/自由さのために/とむらいのあとは/でなおすうた/泉のうた
  指揮:桑子佑介[学生指揮者] ピアノ:桑子実千代
 第3ステージ 
  混声合唱・ ヴァイオリン・ピアノのための「ヴィヴァルディが見た日本の四季」  
  曲:Antonio Lucio Vivaldi 編:信長貴富
  指揮:笹口圭吾 ピアノ:長登章子 ヴァイオリン:岡 諒子
 第4ステージ 
  混声合唱とピアノのための「4つのポエム」 詩:西島祥子 曲:尾形敏幸
   そら/おひさま/道/ありがとう  
  指揮:清水敬一 ピアノ:桑子実千代
 アンコール 
  「If I hear are voice」?無伴奏組曲のための「faraway」  曲:信長貴富
  「春に」?混声合唱曲集「地平線のかなたへ」 詩:谷川俊太郎 曲:木下牧子

▼総評
 ・全ステージを通じて【凸凹なし/穴のない】ステージが続き、上質な出来である。
「Three Motets」
 ・秀作であることが、はっきりと認識できた。
 ・Sop:O氏、正確な音程維持、会場中に響く真っすぐな発声、最高音は逃げずにしっか
  りと【当てる】歌唱力は、実に見事だ。
  彼女の声に、他メンバーが同化していた。
 ・清水敬一氏の指揮と音楽表現、どんどん演奏に惹き付けられた。
「初心のうた」
 ・女声16名、男声27名で一見バランスが悪い感を受けたが、男声がきちんと控えて歌い、
  4声バランスはOK。
 ・小松原高校音楽部の男声、幼い発声ではなく、成人の声に良くブレンドされている。
 ・桑子氏の真摯な指揮ぶり、頑張っていた。
「ヴィヴァルディが見た日本の四季」
 ・ヴァイオリンが入ると、楽曲の魅力が最大限に広がる。
 ・「冬?ペチカ」の出来が、個人的には秀逸と感じた。
 ・笹口氏の指揮、管弦楽と合唱を使い分けて指揮している器用さ、硬軟のメリハリがあり、
  手の流れが上品で綺麗だ。
「4つのポエム」
 ・1曲目の冒頭、不思議な和声に突然変化し、耳が慣れずに戸惑うが、全体として、柔ら
  かで暖かな曲調でまとめられた組曲。
 ・立派な社会人混声合唱団といった体裁、松原混声合唱団、湘南市民コール等の現役組や
  OB組が多く、歌唱力・和声感は上級。
 ・全ステージを通して、他大学の学生が良く頑張っていた。

▼諸々な雑感 
 ・大東文化大学 校歌(音源鑑賞可)、良い楽曲だなあ(iPodに入れてしまった)
  信時潔氏が作曲されたことに、驚いた次第。
 ・ヴォイス・トレーナーの大久保昭男氏が来場されていて、かくしゃくとされていた。
 ・終演後のロビーにて、松原混声合唱団のBassの重鎮:N氏とお話する機会が持てた。
  「48回まで続いたから、こういった形態を継続しながら、何とか50回は続けて欲しい
  ね」と話されていた。
 ・レセプション会場までの移動路、偶然にも桑子先生とご一緒し、ご子息との共演した感
  想、12/26(土)第10回ラ・ヴィオレットコンサートのこと、近年の浦和第一女子高校
  音楽部の安定した活躍ぶり、La Mer[女声]や小松原高校での伴奏活動について、お話
  させていただく。

▼新しい出会い
1)清水敬一氏
 レセプション会場にて、自分の名刺を渡すことができ、ご挨拶をした。
 真っ先に、1/31(土)千原英喜新作講習会時における私の非礼を、率直にお詫びした。
 清水氏は、その時の私の行動を覚えていたご様子..... あちゃ?、まずかった。
2)小松原高等学校音楽部[男声]
 3年生が、14名賛助出演。
 レセプションにて、代表者ら数名の方と歓談した。
 皆さん素直で実直、一生懸命な姿勢に、こちらは爽やかな感動をいただく。
 1/23(土)、第5回定期演奏会が彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールで開催されるとのこと。
 「聴きに伺います!」と宣言した。
 桑子先生が伴奏するとのこと。
 「斎太郎節」を一緒に歌った。
 上手ではないか! セカンドメンバー、音が正確。
 トップテノールのSolo、声が良く出ていて響きが芳醇で上手ではないか!
3)早稲田大学コール・フリューゲル
 ステージマネージャーを務められた3年生お二方。
 私のブログを観ていただいているとのこと。
 それだけで、大変嬉しかった。
 昨年の東京都大会、今年の朝日コンクールの選曲など、意見交換をさせていただく。
 今年の12月開催の定期演奏会は、川口リリア音楽ホールとのこと。
 「聴きに伺います!」と宣言した。
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