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島津亜矢 明治座公演 [島津亜矢]

4/21(水)、島津亜矢 明治座公演(初日/開演:12:00 終演:14:50)を鑑賞した。
今回の明治座公演は、5日間/8公演。
休暇を取り、母親、弟の嫁の両親、弟の嫁の母の妹、私の6名で鑑賞。
父親も行く予定であったが、数日前に患った軽いぎっくり腰により急遽キャンセル。
島津亜矢ファン親族である。
F氏@トンペイ演歌班は、4/22(木)夜の部を鑑賞したとのことだ。
 ●島津亜矢コンサートAgain

会場外には多数の[のぼり]が立ち、事務所や後援会による気合いの入れ方が良くわかる。
 DSCN03181.JPG
明治座は3階席までを有し、客席数は1,368席。
私は初めて入館したが、思ったほど大きな空間ではなく、コンパクトな造りであった。
驚いたことに、会場内は飲食自由で、ビールを飲んでいる方も見かけた。
[ホールは飲食ご法度が当たり前]と思い込んでいたので、意外であった。
演劇や演歌の世界では、ホール内飲食はOKなんだなあ。
着席し、志乃多寿司総本店で購入した寿司弁当を食した。
開演前、ロビーでCDとDVDを物色し、衝動的にDVDを購入してしまった。

DVD[島津亜矢リサイタル2009 熱情](2009年10月22日 NHKホール)
島津亜矢リサイタル 2009 熱情 [DVD]

島津亜矢リサイタル 2009 熱情 [DVD]

  • 出版社/メーカー: TEICHIKU ENTERTAINMENT(TE)(D)
  • メディア: DVD

我々の座席は1階1列29番から34番何と! 最前列!!
会場はほぼ満席、観客の8割方が60代〜70代で、20代〜30代は皆無、40代は少ない。

−雑感−
 ・今年デビュー25周年、39歳を迎えた彼女。
  1曲目の第一声を聴いた瞬間、「今日の声も絶好調だなあ!」と確信した。
  明治座公演の初日であり、体調管理には十分留意したのであろう。
 ・真近くで見ると、大変小柄で、顔も小さい。
 ・大きな声量、トレーニングされた【伸び】と【艶】がある声は健在だ。
 ・今回改めて判ったのは、彼女の【あいうえお】母音の発音には癖がなく、明確であること
  から、歌詞がはっきりと聴こえ、耳が心地良い。
 ・フレーズの間の取り方、子音の立ち方が素晴らしい。
  特に、「富士」「船」の【ふ・Fu】の子音が、明快かつ綺麗に響いていたのには驚いた。
 ・ズバ抜けた歌唱力で、近年の歌謡界には、彼女を超える技量ある歌手はいないであろう。
 ・Pops曲は勿論こぶしなしの歌唱、彼女が「また君に恋してる」を歌ったらどういった評
  価を得るであろうかなあと、ふと頭をよぎった。

−第1部−
 演歌桜
 名作歌謡劇場〜森の石松
 ・彼女の【男歌】は迫力があり、流石である。
  この楽曲を聴くことができて大感激であった。
 イヨマンテの夜 
 月の法善寺横町
 男の土俵
 達者でナ
 ・「わらにまみれてヨ〜 育てた栗毛」、高音から始まるフレーズを軽々と表現していた。
 大利根無情
 
 
 ・「山」「川」共に尊敬する北島三郎氏の楽曲、スケール感が大きな曲を見事に歌い切る。
  力強い歌唱に満足した。
  ▶坂本冬美&島津亜矢 「山・ 川・ 歩」
 ・「風雪ながれ旅」を期待したのだが.... 購入したDVDに収録されていた。
 流れて津軽
 元禄名槍譜 俵星玄蕃
 ・コンサート鑑賞3回目で、やっと生演奏を鑑賞できた。
  これを聴けただけで、十分過ぎる位の感激を味わう。
  自然と涙が出てきた。
  白の羽織、スカイブルーの袴、色彩のコントラストが鮮やかであった。
 カサブランカ・ダンディ
 ヴァケーション
 恋人よ
 I will always love you
 ・赤のロングドレスにて歌唱、英語の歌詞に初めて挑戦か? 英語の発音は、特に問題なし
  と感じた。
 ・Jazzも歌えるであろう。
 ・Whitney Houstonに匹敵する歌唱力、彼女は他者の楽曲を、ものの見事に【自分の歌】に
  してしまう。
 ・終盤の転調をどう歌うかなあと期待感ワクワク、実声とファルセットを駆使し、見事!
 ・声量が増していくファルセットには、脱帽!
 
−第2部−
 風そして花 
 ・小椋佳氏提供によるオリジナル楽曲[2010/4/1発売]
  抒情感溢れる曲であるが、う〜ん、今一つ彼女の個性に合致していない感を持つ。
 さくら(独唱)
 ・森山直太郎氏の楽曲。
  マイクをステージに置き、アカペラで最後まで歌唱した。
  小さな固定マイクをステージ前方に置いていたが、巧く声を拾い切れなかった様子、
  声が前に飛ばず。
  彼女の声量にしても、満席の観客に響きが吸収されてしまい、やや消化不良であった。
 人間
 ・長渕剛氏の楽曲で、力強いメッセージ・ソング。
 海で一生終わりたかった
 海鳴りの詩
 愛染かつらをもう一度
 帰らんちゃよか
 ・昨年4月に、トンペイ:K氏に紹介された楽曲。
  初めて島津亜矢という歌手に出会った思い出深い曲だ。
  歌唱と表現が巧すぎる!
 温故知新
 ・今年1月1日に発売された新曲、詩:星野哲郎 曲:原譲二(北島三郎)による楽曲。
  彼女の個性を上手に生かしている佳曲だ。
 感謝状 〜母へのメッセージ〜 
 名作歌謡劇場 村松梢風原作「残菊物語」より「お徳」
 ・歌舞伎の名優:尾上菊之助を支えた、お徳の献身的な愛の悲しい結末を描いた作品。
  歌唱力、演技力、衣装、大道具、小道具等が見事なアンサンブルであった。
  約30分弱の熱演に、拍手を送り、敬意を表したい。

十二分に堪能した2時間20分のステージであった。
6/5(土)浅草公会堂、6/16(水)川口リリアホールで公演あり。
合唱仲間に声をかけて、また聴きに行こうかなあ。

帰路、重盛永信堂の人形焼鳥忠の卵焼き‎を購入した。
春日部駅まで戻り、西口の徳樹庵で喉を潤した。
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