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心に沁み入る會津高校OB合唱団のハーモニー [多田武彦氏]

昨年末の12/31、第3回全日本男声合唱フェスティバル in 岡山のCDが届いた。
購入した団体は、
 1)男声合唱団ヴィヴ・ラ・コンパニー(自分が出演)
 2)會津高校OB合唱団
  ●「合唱団 會」とは?
  ●「ゆうやけの歌」フェスティバルのご案内

會津高校OB合唱団のCDは、前回の第2回全日本男声合唱フェスティバル in ふくしまの時も購入した。
収録曲目は、
 1)いのち(クラブソング) 詩:小林金次郎 曲:石河清
 2)歌劇「タイホイザー」〜巡礼の合唱 曲:Richard Wagner
トンペイ・メモリアルズ12を指揮した加藤旨彦氏が絶賛している!
私も賛同できる感想であるが故、加藤氏の反応が嬉しかった。
 ●初冬の会津を男たちが熱くした[”これぞ男声の王道”を実感]

今回は、下記楽曲を選曲された。
 男声合唱組曲「雨」〜雨の来る前/十一月にふる雨/雨
  詩:伊藤整/堀口大学/八木重吉 曲:多田武彦

名作が数多く揃う多田作品の中でも、王道曲である。
新年早々から、少し病気かも!? やはり変人かも!?と思える程、何度も鑑賞している。
完成度の高い演奏に、あの時の感動が再び蘇ってきたのだ。
ホールで聴いた際、終曲「雨」で涙腺が完全崩壊してしまい感動に浸った自分。
「雨」Soloを歌われたS氏、柔らかな音色、正確な音程、悲壮感を醸し出しながら絶妙な抑揚(押しと引き)、Soloの終盤に向かう弱音表現等、素晴らしい!

會津高校OB合唱団の録音と、トンペイ・メモリアルズが歌った 雨の来る前/十一月にふる雨/雨 の録音を交互に鑑賞して、意図的に演奏を比較してみた。
・トンペイ・メモリアルズは、第9回東京男声合唱フェスティバル[2009年(平成21年)]の招待演奏にて、雨の来る前/武蔵野の雨/雨の日の遊動円木/雨の日に見る/雨 の5曲を演奏
・併せて、身内で録音会を開催し「十一月にふる雨」を録音
 ●トンペイ・メモリアルズ〜東京男声合唱フェスティバルにおける軌跡〜
《音色》《ハーモニーバランス》《音の重厚さ》《曲の解釈》が良く似ていることに気付き、嬉しさが増している。
 ●多田先生の感想
 ●多田先生からの評価

會津高校OB合唱団のハーモニーは、私の心に沁み入り、正月三ヶ日は心をほぐされた。
會津高校OB合唱団の皆さん、ありがとうございました。

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コメント 2

gonta

こんばんは。
先日、コメントしました「会津高校のダメOB」でございます。
私の先輩方の合唱団の演奏を聴いて下さり誠にありがとうございます。
 正直に言うと「ゆうやけの歌」はあまり好きではないのですが、(「櫂」と「引き念仏」の方が好きです。)先輩方の歌をお聴きになられて幸せな気持ちになられたのであれば、後輩としてこんなにうれしいことはありません。
人の気持ちを「幸せにする音楽」こそ、「いい音楽」であり今の会津高校合唱団のモットーである「心の歌」であると思います。

by gonta (2015-01-22 19:14) 

malechoirpopeye

gonta様
会津高校関係者からのコメントを頂戴し、実に嬉しいです。
ありがとうございます!
「心の歌」..... とても深い言葉ですよね。
私はこれまで、合唱音楽とその仲間達に《心》を助けられたことが何度もあります。
これからも大切に繋がっていきたいと思っております。
今後共、よろしくお願いします。
by malechoirpopeye (2015-01-24 09:04) 

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