SSブログ

《 達治と濤聲 》 [多田武彦氏]

《 達治と濤聲 》
多田武彦先生の新作の表題で、第64回東西四大学合唱演奏会委嘱作品とのことである。
詩は三好達治氏[1900年−1964年]
昨年12月からネット上で委嘱情報が飛び交っていたが、正式に公表されたようだ。
 ▼すみだトリフォニーホールの公演カレンダーはこちら
 ▼多田武彦〔タダタケ〕データベース。はこちら

第64回東西四大学合唱演奏会
日時:2015年6月28日(日) 15:00開場/16:00開演
会場:すみだトリフォニーホール大ホール
出演団体 
 ●早稲田大学グリークラブ 指揮:小久保大輔
 ●慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団 指揮:佐藤正浩
 ●関西学院グリークラブ 指揮:広瀬康夫
 ●同志社グリークラブ 指揮:伊東恵司
合同演奏
 《 達治と濤聲 》 詩:三好達治 曲:多田武彦
 [第64回東西四大学合唱演奏会委嘱初演]
 指揮:山脇卓也

ネット上における情報拡散のスピードは、実に早い。
情報に疎くなってしまった私は、追い付くことが難しい。
委嘱作品を指揮される山脇卓也氏が、昨年末に多田先生と会食され、新曲譜面を頂戴したとの情報をfacebookに掲載された際[12/25掲載/曲名や詩人は未公表]、私は少し興奮してしまった。
▼多田先生が指揮された男声合唱組曲「富士山」全曲(詩:草野心平)はこちら
 〈アンコール:宇宙線驟雨のなかで 詩:草野心平〉
 第46回東西四大学合唱演奏会 
 日時:平成9年[1997年]6月22日(日) 
 会場:昭和女子大学人見記念講堂

この時の多田先生は、66歳である。
 ▼多田武彦 略歴(多田武彦 記)はこちら(多田武彦〈公認サイト〉内)
若き学生時代の山脇氏は、最前列の一番下手側で歌われている。
「富士山」終演後の17分55秒あたりと22分35秒あたりで、下手に下がる多田先生とステージの山脇氏が交差する場面が記録されている。
《縁》は、必ず繋がるのだ。

多田先生は、三好達治の詩を選択した組曲をこれまで10作品ほど作曲されている。
最も有名な組曲は「わがふるき日のうた」[1997年]であろう。
その他有名な曲は「雨後」など。
今回の新曲では、どの詩を選ばれたのであろうか。
(辞書で調べると、「濤聲」は〈とうせい〉と読み、意味は〈波の音/波音〉とのこと)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0