第24回TVEC:一般女声合唱部門鑑賞 [アンサンブルコンテスト]
2/28(土)、東北大学男声合唱団OB会の練習後、北とぴあさくらホールで開催された第24回TVEC:一般女声部門を聴きに行った。
目的は、田尻先生と小高先生(親分)が指揮する女声合唱団の演奏を聴くこと。
出演部門と出演時間をよく確認せずに出向いたため、王子駅ホームにて、演奏を終えた田尻先生にばったりと会う。
あちゃ〜、失敗!
今回Bartók作品を選曲(3曲)し、本番の出来はまあまあであったとのお話であった。
−おかあさん部門−
▶東京レディースアンサンブル(17名)/銅賞 指揮:田尻明規氏
▼審査結果はこちら
TVECの一般女声部門を初めて聴いたが、予想以上に出場団体の演奏レベルが高い。
いずれの出場団体もハーモニーの崩壊が少なく、パートバランスも整い、縦線の乱れも少なく、大きな差が感じられない。
大まかな順位付け(入賞するか否かも含めて)が難しく、評価しにくい感触を受ける。
審査結果は、明快で柔らかい発声、パート内やパート間の声のブレンド感、音楽性(メロディの抑揚、強弱、間の取り方等)の差であろう。
エフェメール(指揮はアンコン帝王の田村茂氏/金賞第1位)、菊華アンサンブル、小高先生が指揮したアンサンブル・ルチェーレあたりが上位入賞であろうと思った。
▶菊華アンサンブル(12名)/金賞 指揮:渕上貴美子氏
音程の正確さには、いつも驚かされる。
直立不動−まったく体が揺れない−の姿勢、頬骨を上げない、眼をつり上げない表情
にも関わらず、発せられる声はやや硬質であるがトレーニングされた声で、響きが直
線的に客席に飛んでくる。
残念なことに、メロディの抑揚感が足りない感を持つ。
▶アンサンブル・ルチェーレ(12名)/銅賞 指揮:小高秀一氏
無伴奏女声合唱のための「炎の挽歌」より「妻への挽歌」を選曲。
(詩:柿本人麻呂 曲:西村 朗)
哀切きわまる妻への愛情表現が十分に伝わり、フレーズの抑揚感もあり、演奏者の
「気」が伝わる大人の演奏で素晴らしい。
2年前の朝日コンクール全国大会で、浜松ラヴィアンクール(女声9名/銀賞)が奏
でた演奏によく似ていた。
金賞かなあと思ったが、銅賞受賞..... このレベルで銅賞かあ。
▶Canto di Alauda(14名)/銅賞 指揮:三好草平氏
三好君が指揮するCanto di Alaudaの演奏を、数年ぶりに聴かせていただく。
全体的に音楽の【縦と横の線】が太くなり、特にアルトの成長が伺えた。
和声感が相変わらず良くて、安定したハーモニー。
3曲目の「歌」(曲:木下牧子)は制限時間内に収める関係?で、やや速いテンポで
歌っていたのが気になった程度。
Cache-Cache(カシュカシュ)も指揮して銀賞入賞。
三好君もCanto di Alaudaも、着実に成長している。
若い世代が伸びていく様は、観ていて気持ちが良い。
それに比べて、完全に私は立ち止まっている。
休憩時間に、会場ロビーにて東京都合唱連盟副理事長で全日本合唱連盟常務理事のNさんにお会いし、名刺をいただく。
Nさんは松原混声合唱団のBassの重鎮、合唱に造詣が深い方である。
△Nさん:「ブログを拝見していますよ。合唱暦は長いのですか?」
▲私 :「いえ、まだ9年です。先日の松原混声合唱団の演奏、素晴らしかったです。
今後共、よろしくお願いします。」
●千原英喜 委嘱新作発表講習会
明日は、一般男声合唱部門を聴きに行くつもりである。
目的は、田尻先生と小高先生(親分)が指揮する女声合唱団の演奏を聴くこと。
出演部門と出演時間をよく確認せずに出向いたため、王子駅ホームにて、演奏を終えた田尻先生にばったりと会う。
あちゃ〜、失敗!
今回Bartók作品を選曲(3曲)し、本番の出来はまあまあであったとのお話であった。
−おかあさん部門−
▶東京レディースアンサンブル(17名)/銅賞 指揮:田尻明規氏
▼審査結果はこちら
TVECの一般女声部門を初めて聴いたが、予想以上に出場団体の演奏レベルが高い。
いずれの出場団体もハーモニーの崩壊が少なく、パートバランスも整い、縦線の乱れも少なく、大きな差が感じられない。
大まかな順位付け(入賞するか否かも含めて)が難しく、評価しにくい感触を受ける。
審査結果は、明快で柔らかい発声、パート内やパート間の声のブレンド感、音楽性(メロディの抑揚、強弱、間の取り方等)の差であろう。
エフェメール(指揮はアンコン帝王の田村茂氏/金賞第1位)、菊華アンサンブル、小高先生が指揮したアンサンブル・ルチェーレあたりが上位入賞であろうと思った。
▶菊華アンサンブル(12名)/金賞 指揮:渕上貴美子氏
音程の正確さには、いつも驚かされる。
直立不動−まったく体が揺れない−の姿勢、頬骨を上げない、眼をつり上げない表情
にも関わらず、発せられる声はやや硬質であるがトレーニングされた声で、響きが直
線的に客席に飛んでくる。
残念なことに、メロディの抑揚感が足りない感を持つ。
▶アンサンブル・ルチェーレ(12名)/銅賞 指揮:小高秀一氏
無伴奏女声合唱のための「炎の挽歌」より「妻への挽歌」を選曲。
(詩:柿本人麻呂 曲:西村 朗)
哀切きわまる妻への愛情表現が十分に伝わり、フレーズの抑揚感もあり、演奏者の
「気」が伝わる大人の演奏で素晴らしい。
2年前の朝日コンクール全国大会で、浜松ラヴィアンクール(女声9名/銀賞)が奏
でた演奏によく似ていた。
金賞かなあと思ったが、銅賞受賞..... このレベルで銅賞かあ。
▶Canto di Alauda(14名)/銅賞 指揮:三好草平氏
三好君が指揮するCanto di Alaudaの演奏を、数年ぶりに聴かせていただく。
全体的に音楽の【縦と横の線】が太くなり、特にアルトの成長が伺えた。
和声感が相変わらず良くて、安定したハーモニー。
3曲目の「歌」(曲:木下牧子)は制限時間内に収める関係?で、やや速いテンポで
歌っていたのが気になった程度。
Cache-Cache(カシュカシュ)も指揮して銀賞入賞。
三好君もCanto di Alaudaも、着実に成長している。
若い世代が伸びていく様は、観ていて気持ちが良い。
それに比べて、完全に私は立ち止まっている。
休憩時間に、会場ロビーにて東京都合唱連盟副理事長で全日本合唱連盟常務理事のNさんにお会いし、名刺をいただく。
Nさんは松原混声合唱団のBassの重鎮、合唱に造詣が深い方である。
△Nさん:「ブログを拝見していますよ。合唱暦は長いのですか?」
▲私 :「いえ、まだ9年です。先日の松原混声合唱団の演奏、素晴らしかったです。
今後共、よろしくお願いします。」
●千原英喜 委嘱新作発表講習会
明日は、一般男声合唱部門を聴きに行くつもりである。
コメント 0