CD新譜:Veljo Tormis:Litany to Thunder [CD&DVD]
Veljo Tormis作品集CDを、1,169円という安価の魅力に気持ちが揺れてしまい購入した。
●CD新譜:Veljo Tormis Works for Men's Voices
●CD新譜:Raua needmine(鉄への呪い)
Veljo Tormis:Litany to Thunder
邦題:雷鳴への連祷 英語訳:Litany to Thunder 原語題:Pikse litaania
指揮:Tõnu Kaljuste 演奏:Estonian Philharmonic Chamber Choir
1. Kust tennen kodu[How Can I Recognize My Home]
我が家を知るには(ふたりのソプラノとピアノのための)
・シンプルなピアノ伴奏、2人のソプラノが交互に終始繰り返し歌うフレーズ(郷愁感
たっぷり)、曲の変化は強弱程度でほとんどないと言った不思議な魅力がある楽曲だ。
2. Laivassa Iauletaan[Singing Aboard Ship]
船上に歌う(コントラルトと混声合唱のための)
3. Raua needmine[Curse Upon Iron]
鉄を呪え(テノール、バス、混声合唱とシャーマン・ドラムのための)
・男声版ばかり聴いていたが、混声版も一味違う。
・鬼気迫る緊張感溢れる演奏。
・歌い手も聴き手も共に、エネルギーが必要な楽曲だ。
・演奏団体は違うが、混声版はこちら(演出付き)
4. Lauliku lapsepõli[The Singer's Childhood]
歌手の子供時代(ソプラノと女声合唱のための)
5. Muistse mere laulud[Songs Of The Ancient Sea]
古代の海の歌(テノールと男声合唱のための)
・Estonian National Male Choir(エストニア国立男声合唱団)との演奏比較も面白い。
それぞれに個性が光っている。
6. Piispa ja pakana[The Bishop And The Pagan]
司祭と異教徒(カウンターテノール、ふたりのテノールと男声合唱のための)
7. Pikse litaania「Litany To Thunder]
雷鳴への連祷(テノール、バス、男声合唱とバス・ドラムのための)
・序盤の絶叫系Solo、大変な曲だなあ。すぐに喉を痛めそうだ。
・Bass Dramによる【雷鳴】の情景描写が描かれている。
・凄い音圧で多重な声による応酬といった感を持ち、 Raua needmineに似た楽曲の
ように感じた。
・演奏時間が約5分により、コンクールで選曲しても面白い。
・Solistの力量により、演奏効果に相違ができる難曲だなあ。
8. Haned kadunud[The Lost Geese]
迷子のガチョウ(ふたりのソプラノとピアノのための)
・1曲目のKust tennen koduの姉妹作品か? 終始同じフレーズが繰り返し歌われる。
・何と16分間の長編作品..... 正直、聴いていて辛い楽曲。
エストニアの伝統音楽(民謡)を基調としながら、【郷愁、自然、忍耐、抵抗、反戦、平和】などをテーマとして、スケール感が大きくてメッセージ性が強く、力強い作風が特徴的だ。
それ故、音楽が映像的で、情景を浮かべやすい。
初めてTormisの名前と作品を認識したのは、なにわコラリアーズによる全日本合唱コンクール全国大会での演奏。
吹奏楽時代[15歳〜35歳]には、Tormis作品を演奏した経験はない。
Tormisの作品は主に声楽曲であるから、仕方がない。
10年前に合唱を始めてから、その存在を知った。
影響を受けやすく、単純で感激屋の私(その反面、飽きやすい)はすぐに飛び付き、以来少しずつ音源と楽譜を購入している。
●楽譜大量購入の巻
歌う機会がないと判っていながらも、ついつい集めてしまうのである。
Tormis作品を好んで選曲する男声合唱団が、身近な所に存在していないものか.....
Incantatio maris aestuosi(大海の魔術)[1996]ならば、いずれポパイ[20名編成]でも歌えるであろうか。
うん、歌える!
▶20名弱の演奏動画はこちら
CDに関する講評は、こちらを参照いただきたい。
CDジャケット及び歌詞付き解説書内の写真を撮影した方は、Tõnu Tormis氏。
Veljo Tormis氏の息子? 甥? いずれにしても親族であろうか。
彼は、Estonian Philharmonic Chamber ChoirのBassメンバーでもあるようだ。
Tormis作品ではないが、エストニアの曲で「Eesti Muld ja Eesti Suda(Estonian Soil And Estonian Heart)」(曲:Villem Kapp/1913-1964)を歌ってみたい。
▶試聴はこちら
楽譜を見つけたが、【最低購入部数:10部】のため断念した次第。
昔の私ならば即購入!であるが、今はそれほどの【熱】もない。
それに、歌う可能性は間違いなく低い。
[出版社のサンプル画面から転載]
●CD新譜:Veljo Tormis Works for Men's Voices
●CD新譜:Raua needmine(鉄への呪い)
Veljo Tormis:Litany to Thunder
邦題:雷鳴への連祷 英語訳:Litany to Thunder 原語題:Pikse litaania
指揮:Tõnu Kaljuste 演奏:Estonian Philharmonic Chamber Choir
1. Kust tennen kodu[How Can I Recognize My Home]
我が家を知るには(ふたりのソプラノとピアノのための)
・シンプルなピアノ伴奏、2人のソプラノが交互に終始繰り返し歌うフレーズ(郷愁感
たっぷり)、曲の変化は強弱程度でほとんどないと言った不思議な魅力がある楽曲だ。
2. Laivassa Iauletaan[Singing Aboard Ship]
船上に歌う(コントラルトと混声合唱のための)
3. Raua needmine[Curse Upon Iron]
鉄を呪え(テノール、バス、混声合唱とシャーマン・ドラムのための)
・男声版ばかり聴いていたが、混声版も一味違う。
・鬼気迫る緊張感溢れる演奏。
・歌い手も聴き手も共に、エネルギーが必要な楽曲だ。
・演奏団体は違うが、混声版はこちら(演出付き)
4. Lauliku lapsepõli[The Singer's Childhood]
歌手の子供時代(ソプラノと女声合唱のための)
5. Muistse mere laulud[Songs Of The Ancient Sea]
古代の海の歌(テノールと男声合唱のための)
・Estonian National Male Choir(エストニア国立男声合唱団)との演奏比較も面白い。
それぞれに個性が光っている。
6. Piispa ja pakana[The Bishop And The Pagan]
司祭と異教徒(カウンターテノール、ふたりのテノールと男声合唱のための)
7. Pikse litaania「Litany To Thunder]
雷鳴への連祷(テノール、バス、男声合唱とバス・ドラムのための)
・序盤の絶叫系Solo、大変な曲だなあ。すぐに喉を痛めそうだ。
・Bass Dramによる【雷鳴】の情景描写が描かれている。
・凄い音圧で多重な声による応酬といった感を持ち、 Raua needmineに似た楽曲の
ように感じた。
・演奏時間が約5分により、コンクールで選曲しても面白い。
・Solistの力量により、演奏効果に相違ができる難曲だなあ。
8. Haned kadunud[The Lost Geese]
迷子のガチョウ(ふたりのソプラノとピアノのための)
・1曲目のKust tennen koduの姉妹作品か? 終始同じフレーズが繰り返し歌われる。
・何と16分間の長編作品..... 正直、聴いていて辛い楽曲。
Veljo Tormis: Litany to Thunder
- アーティスト: Allan Vurma,Veljo Tormis,Marrit Gerretz-Traksmann,Kaia Urb,Mati Turi,Tiit Kogermann
- 出版社/メーカー: ECM
- 発売日: 2000/02/01
- メディア: CD
エストニアの伝統音楽(民謡)を基調としながら、【郷愁、自然、忍耐、抵抗、反戦、平和】などをテーマとして、スケール感が大きくてメッセージ性が強く、力強い作風が特徴的だ。
それ故、音楽が映像的で、情景を浮かべやすい。
初めてTormisの名前と作品を認識したのは、なにわコラリアーズによる全日本合唱コンクール全国大会での演奏。
吹奏楽時代[15歳〜35歳]には、Tormis作品を演奏した経験はない。
Tormisの作品は主に声楽曲であるから、仕方がない。
10年前に合唱を始めてから、その存在を知った。
影響を受けやすく、単純で感激屋の私(その反面、飽きやすい)はすぐに飛び付き、以来少しずつ音源と楽譜を購入している。
●楽譜大量購入の巻
歌う機会がないと判っていながらも、ついつい集めてしまうのである。
Tormis作品を好んで選曲する男声合唱団が、身近な所に存在していないものか.....
Incantatio maris aestuosi(大海の魔術)[1996]ならば、いずれポパイ[20名編成]でも歌えるであろうか。
うん、歌える!
▶20名弱の演奏動画はこちら
CDに関する講評は、こちらを参照いただきたい。
CDジャケット及び歌詞付き解説書内の写真を撮影した方は、Tõnu Tormis氏。
Veljo Tormis氏の息子? 甥? いずれにしても親族であろうか。
彼は、Estonian Philharmonic Chamber ChoirのBassメンバーでもあるようだ。
Tormis作品ではないが、エストニアの曲で「Eesti Muld ja Eesti Suda(Estonian Soil And Estonian Heart)」(曲:Villem Kapp/1913-1964)を歌ってみたい。
▶試聴はこちら
楽譜を見つけたが、【最低購入部数:10部】のため断念した次第。
昔の私ならば即購入!であるが、今はそれほどの【熱】もない。
それに、歌う可能性は間違いなく低い。
[出版社のサンプル画面から転載]
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