新譜:カムイユカラ〜アイヌ神謡による男声合唱とピアノのための〜 [鈴木輝昭氏]
鈴木輝昭氏が作曲された男声合唱曲が出版された。
曲名:カムイユカラ〜アイヌ神謡による男声合唱とピアノのための〜
詩:アイヌ民謡 編訳:知里幸惠
出版:全音楽譜出版社
収録曲
I. Pon Okkirmui yayeyukar “Tanota hurehure”
小オキキリムイが自らを歌った謡 "タノタ フレフレ"
II. Esaman yaieyukar “Kappa reureu kappa”
獺が自らを歌った謡 "カッパ レウレウ カッパ"
Ⅲ. Nitatorunpe yaieyukar “Harit kunna”
谷地の魔神が自らを歌った謡 "ハリッ クンナ"
−宣伝解説文を転記−
アイヌの人々が悠久の時の流れの中で脈々と守り育み、語り伝えて来た民族の魂、
死生観が芸術的結晶となって描き出されている、アイヌの神謡をテクストにした
男声合唱のための作品です。
大阪府立淀川工業(工科)高等学校グリークラブ(指揮:高嶋昌二)によって委嘱
され、2005年から2007年にかけて作曲。
1曲目と3曲目は全日本合唱コンクール全国大会において同合唱団によって演奏され
金賞を受賞しています。
鈴木輝昭氏による男声合唱曲は希少で、これまで出版された楽曲は下記2作品と思われる。
1)男声合唱とピアノのための組曲「ハレー彗星独白」 詩:大岡 信
弥生人よ きみらはどうして/竹林孵卵/ハレー彗星独白/ララバイ
2)無伴奏男声合唱のための「銀幕哀吟」 詩:寺山修司
銀幕哀吟Ⅰ/惜春鳥/曲馬団エレジー/銀幕哀吟Ⅱ
「銀幕哀吟」は、幸運にも男声合唱団音空にて、鈴木氏の指揮にて演奏する機会を得た。
●第3回卓友会演奏会
「Ⅲ. Nitatorunpe yaieyukar “Harit kunna”」は、大宮ソニックシティで開催された第59回全日本合唱コンクール[2006年(平成18年)]にて、淀川工業高校の演奏を鑑賞した。
《 マニアであるため、DVD[金賞スペシャル高等学校編]を購入済 》
難曲を真摯に力強く歌い上げた姿に、感慨深い想いを抱いたことを記憶している。
その後、残念ながら淀川工業高校は、全国大会へは駒を進めていない.....
小松原高校音楽部[男声/32名]が、8/29(日)第53回埼玉県合唱コンクールで披露する。
Ⅲ. Nitatorunpe yaieyukar “Harit kunna” 谷地の魔神が自らを歌った謡
ピアノ伴奏は、鈴木氏の奥様:鈴木あずさ氏だ。
8/2(月)開催のNHK全国学校音楽コンクール埼玉県大会で悔しい思いをしたようで、埼玉県合唱コンクールに向けて練習三昧(ホール練習や合宿)の日々を過ごしている模様。
▶演奏順:17番/演奏時間:14:12
▶全団体のプログラムはこちら
ポパイ練習は17:00開始だから、その前に鑑賞できる!
聴きに行く!!
▶小松原高校音楽部HPはこちら
▶小松原高校音楽部ブログはこちら
曲名:カムイユカラ〜アイヌ神謡による男声合唱とピアノのための〜
詩:アイヌ民謡 編訳:知里幸惠
出版:全音楽譜出版社
収録曲
I. Pon Okkirmui yayeyukar “Tanota hurehure”
小オキキリムイが自らを歌った謡 "タノタ フレフレ"
II. Esaman yaieyukar “Kappa reureu kappa”
獺が自らを歌った謡 "カッパ レウレウ カッパ"
Ⅲ. Nitatorunpe yaieyukar “Harit kunna”
谷地の魔神が自らを歌った謡 "ハリッ クンナ"
−宣伝解説文を転記−
アイヌの人々が悠久の時の流れの中で脈々と守り育み、語り伝えて来た民族の魂、
死生観が芸術的結晶となって描き出されている、アイヌの神謡をテクストにした
男声合唱のための作品です。
大阪府立淀川工業(工科)高等学校グリークラブ(指揮:高嶋昌二)によって委嘱
され、2005年から2007年にかけて作曲。
1曲目と3曲目は全日本合唱コンクール全国大会において同合唱団によって演奏され
金賞を受賞しています。
鈴木輝昭氏による男声合唱曲は希少で、これまで出版された楽曲は下記2作品と思われる。
1)男声合唱とピアノのための組曲「ハレー彗星独白」 詩:大岡 信
弥生人よ きみらはどうして/竹林孵卵/ハレー彗星独白/ララバイ
2)無伴奏男声合唱のための「銀幕哀吟」 詩:寺山修司
銀幕哀吟Ⅰ/惜春鳥/曲馬団エレジー/銀幕哀吟Ⅱ
「銀幕哀吟」は、幸運にも男声合唱団音空にて、鈴木氏の指揮にて演奏する機会を得た。
●第3回卓友会演奏会
「Ⅲ. Nitatorunpe yaieyukar “Harit kunna”」は、大宮ソニックシティで開催された第59回全日本合唱コンクール[2006年(平成18年)]にて、淀川工業高校の演奏を鑑賞した。
《 マニアであるため、DVD[金賞スペシャル高等学校編]を購入済 》
難曲を真摯に力強く歌い上げた姿に、感慨深い想いを抱いたことを記憶している。
その後、残念ながら淀川工業高校は、全国大会へは駒を進めていない.....
小松原高校音楽部[男声/32名]が、8/29(日)第53回埼玉県合唱コンクールで披露する。
Ⅲ. Nitatorunpe yaieyukar “Harit kunna” 谷地の魔神が自らを歌った謡
ピアノ伴奏は、鈴木氏の奥様:鈴木あずさ氏だ。
8/2(月)開催のNHK全国学校音楽コンクール埼玉県大会で悔しい思いをしたようで、埼玉県合唱コンクールに向けて練習三昧(ホール練習や合宿)の日々を過ごしている模様。
▶演奏順:17番/演奏時間:14:12
▶全団体のプログラムはこちら
ポパイ練習は17:00開始だから、その前に鑑賞できる!
聴きに行く!!
▶小松原高校音楽部HPはこちら
▶小松原高校音楽部ブログはこちら
鈴木輝昭氏の男声合唱作品で出版された組曲は、おっしゃる通り、「カムイユカラ」が3作品めです。
出版されたことがあるというだけなら、NHK学校音楽コンクール高等学校の部の課題曲として書き下ろされた「ありがとう」という単品もあるのですが、残念ながら絶版です。
それ以外で未出版の男声合唱曲は、未完成の組曲「Feria Sexta ~聖金曜日のレスポンソリウム~」と、歌曲「砂山」の編曲だけだったと思います。
このへんの情報は、手前味噌ですが拙サイト内「日本の絶版・未出版男声合唱曲」にまとめております。鈴木氏クラスの作曲家については概ね網羅しているはずです。
(ただし「砂山」については山田耕筰作曲のか中山晋平作曲のか不明なので載せていません)
ちなみに「カムイユカラ」は個別の楽章が1曲ずつ演奏されただけで、まだ組曲全曲の通し初演はなされていないはずです。
by せき (2010-08-26 22:14)
いつもながら正確な情報提供とご指摘いただきまして、本当にありがとうございます。感謝です。
初演を聴いた友人からも「Feria Sexta ~聖金曜日のレスポンソリウム~」について指摘されました。
男声合唱団フライエ・クンスト(島根県)が委嘱初演されたのですね。
大好きな「ありがとう」のことを、すっかり失念していました。
今年のNコン課題曲「いのち」の場合も、出版譜になりますよね。
by malechoirpopeye (2010-08-27 20:29)
あ、今年度課題曲の「いのち」も出版譜ですね。すみません失念してました。
by せき (2010-08-28 22:23)