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「正倉院狩猟文銀壺」はどんな作風だろう? [千原英喜氏]

今年、立正大学グリークラブが千原英喜氏に委嘱した作品が「正倉院狩猟文銀壺」
[2011.11.7追記]
 ●無伴奏混声合唱のためのカプリース(奇想曲)「正倉院狩猟文銀壺」

詩は草野心平、詩集〈日本砂漠〉(1948年)に収録されている。
 わが抒情詩/日本砂漠/正倉院狩猟文銀壺/桂離宮竹林の夜/
 月蛾/るるる葬送/ごびらっふの独白/中華民国の藍に就いて など30編

これまで立正大学グリークラブが千原英喜氏に委嘱した作品群は、下記の通り。
 混声合唱のためのコスミック・エレジー[2007年−2009年] 詩:草野心平
 1. さようなら一万年 2. 鬼女 3. わが抒情詩 4. 牡丹圏
 ●楽譜新譜:混声合唱のためのコスミック・エレジー
全日本合唱コンクール全国大会にて3年に渡り全曲が披露されて、優秀な成績を残している。

「正倉院狩猟文銀壺」のことは友人を通じて伺っていたが、7/17(日)大江戸うたまつりにて[試演](指揮:山脇卓也氏)された。
ネット等で公表されたこともあり、話題に取り上げた次第だ。

それにしても、詩の題名が合唱曲っぽくない上に、正倉院に収蔵されている宝物を題材として取り上げたことに大変驚く。
銀壺の文様は、12人の騎馬人物が羊や鹿、カモシカ、猪、兎などを追って山野を駆けめぐる狩猟図とのこと。
 ▶正倉院のHPはこちら
 ▶「正倉院狩猟文銀壺」の写真と解説はこちらこちら

詩集を購入していないし、ネットに詩が掲載されていないので果たしてどんな内容であろう。
どんなメロディと和声を創造したのか、大変興味深い。
躍動感ある、雄大かつ壮大な作風であろうか。
〈 草野心平 ⇔ 千原英喜 ⇔ 立正大学グリークラブ 〉の融合と相乗効果を期待したい。
今年も私の心をワクワクさせてくれる楽曲が、また一つ増えた。
「東海道四谷怪談」「正倉院狩猟文銀壺」、千原先生の着眼点は強烈で大変個性的だ。
 ●千原氏の新曲は「東海道四谷怪談」
 ●「東海道四谷怪談」の詳細情報
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