グノーの会 in カテドラル〜35年のときを超えて〜 [Concert]
11/4(金)、東京カテドラル聖マリア大聖堂で開催された《グノーの会 in カテドラル〜35年のときを超えて〜》を鑑賞した。
出演者のドンキW氏からお誘いいただき、グランツ加藤氏、ドンキS氏、トンペイ嵯峨氏とご一緒した。
(ドンキ:男声合唱プロジェクトYARO会の仲間である男声合唱団ドン・キホーテ)
グノーの「Mass No.2 in G(第二ミサ)」は、昨年の第1回全日本男声合唱フェスティバル in みやざきにて歌う機会を得たこと、東京カテドラル聖マリア大聖堂のホール残響を経験したかったこともあり迷わず伺った。
●第1回全日本男声合唱フェスティバル in みやざき[ステージ編]
400名強を超える観客で盛会であった。
「グノーの会」とは、東京大学音楽部コールアカデミーの昭和50年〜55年卒[1975−1980]のOB団体で総勢34名。
35年前に歌ったグノーの「第2ミサ」を[教会]で改めて歌いたい、一番相応しい教会は「東京カテドラル聖マリア大聖堂」との思いから今回のコンサートが企画されたとのこと。
−演奏曲目−
●第1ステージ 指揮:酒井雅弘
「黒人霊歌」
Steal Away/Lord,I Want To Be A Christian/Soon Ah Will Be Done/
Rise Up,Shepherd/Ev'ry Time I Feel The Spirit/Amazing Grace
●第2ステージ 指揮:羽田喜久代 [賛助出演]プロムジカくにたち
「ハンガリーの作曲家による小品」
Esti dal 曲:Zoltán Kodály
Magos a rutafa 曲:Lajos Bárdos
Ave Maria Ⅱ 曲:József Karai
Hodie Christus natus est 曲:József Karai
Salve Regina 曲:Kocsár Miklós
●第3ステージ パイプオルガン:井川緋奈
ゴシック組曲 曲:Léon Boëllmann
●第4ステージ 指揮:酒井雅弘 パイプオルガン:三木蓉子
「Mass No.2 in G(第二ミサ)」 曲:Charles Gounod
Kyrie/Gloria/Credo/Sanctus/O salutaris hostia/
Agnus Dei/Domine, salvum fac
東京カテドラル聖マリア大聖堂へは初めて入館した。
▶建物写真はこちら
大聖堂に足を踏み入れた瞬間から、空気感が荘厳で、天上高い空間に圧倒されてしまい、思わず「凄いぞ〜」と呟いてしまった。
著名な建築家:丹下健三氏による設計とのこと。
肝心の残響だが、これまで体感したことがない!長い残響に正直驚く。
強音での処理後、感覚では「5秒」位と感じたが、何と!「7秒」(空席時)とのこと。
「風呂場だなあ〜、クラシックコンサートには不適かなあ〜」と感じたのも仕方がない。
典型的な中世ヨーロッパの大聖堂よりも、残響時間は長いとのことだ。
ステージの両脇に色々な形のスピーカーが設置されていたが、あのスピーカーを利用して更なるサラウンド効果を生み出しているのであろうか。
−雑感−
・30分強の「Mass No.2」、全員暗譜で歌われた姿勢に、曲に対する愛着や演奏会に対する決意等がひしひしと感じられた。
・指揮、合唱、パイプオルガンの縦ズレが一切ないことに非常に驚いた。
通常のホールではオルガン奏者は指揮者の動きを「鏡」で確認するが、このホールは指揮者とオルガン奏者間の距離が離れているので、恐らくオルガン奏者はモニター映像を確認しているのであろう。
・時間の経過と共に、ベース系は声量が増していったが、逆にテノール系は声量が減衰していく感じを受け、4声のバランスにおいて主旋律が聴こえ難かったのが残念であった。
・通常のホールのクッション入り座席とは違い、ミサ用の座席は硬い椅子席。
臀部が痛くになり、適宜体重移動しないと血流が悪くなる等、2時間弱の演奏会ではしんどかったというのが素直な感想である。
・嵯峨氏のお兄さん(学生指揮者経験)が出演されていて、体格と風貌、ステージでの立ち姿が嵯峨氏にそっくりであった。
第1ステージでは、ピッチパイプ役を務められていた。
▶出演者のブログはこちら−東大コールアカデミーのOB/男声合唱(3)/本番です−
指揮者の酒井氏は、自宅で蕎麦屋を開業していらっしゃる。
▶蕎麦さかいのHPはこちら/Twitterはこちら
今こそ歌を! 東日本大震災復興支援 三大学ジョイントコンサートの事務局打上げは、蕎麦さかいで開催された。
▶嵯峨秀夫の部屋のブログはこちら−世田谷の隠れたそば屋 さかい−
[上記グランツ加藤氏による撮影]
出演者のドンキW氏からお誘いいただき、グランツ加藤氏、ドンキS氏、トンペイ嵯峨氏とご一緒した。
(ドンキ:男声合唱プロジェクトYARO会の仲間である男声合唱団ドン・キホーテ)
グノーの「Mass No.2 in G(第二ミサ)」は、昨年の第1回全日本男声合唱フェスティバル in みやざきにて歌う機会を得たこと、東京カテドラル聖マリア大聖堂のホール残響を経験したかったこともあり迷わず伺った。
●第1回全日本男声合唱フェスティバル in みやざき[ステージ編]
400名強を超える観客で盛会であった。
「グノーの会」とは、東京大学音楽部コールアカデミーの昭和50年〜55年卒[1975−1980]のOB団体で総勢34名。
35年前に歌ったグノーの「第2ミサ」を[教会]で改めて歌いたい、一番相応しい教会は「東京カテドラル聖マリア大聖堂」との思いから今回のコンサートが企画されたとのこと。
−演奏曲目−
●第1ステージ 指揮:酒井雅弘
「黒人霊歌」
Steal Away/Lord,I Want To Be A Christian/Soon Ah Will Be Done/
Rise Up,Shepherd/Ev'ry Time I Feel The Spirit/Amazing Grace
●第2ステージ 指揮:羽田喜久代 [賛助出演]プロムジカくにたち
「ハンガリーの作曲家による小品」
Esti dal 曲:Zoltán Kodály
Magos a rutafa 曲:Lajos Bárdos
Ave Maria Ⅱ 曲:József Karai
Hodie Christus natus est 曲:József Karai
Salve Regina 曲:Kocsár Miklós
●第3ステージ パイプオルガン:井川緋奈
ゴシック組曲 曲:Léon Boëllmann
●第4ステージ 指揮:酒井雅弘 パイプオルガン:三木蓉子
「Mass No.2 in G(第二ミサ)」 曲:Charles Gounod
Kyrie/Gloria/Credo/Sanctus/O salutaris hostia/
Agnus Dei/Domine, salvum fac
東京カテドラル聖マリア大聖堂へは初めて入館した。
▶建物写真はこちら
大聖堂に足を踏み入れた瞬間から、空気感が荘厳で、天上高い空間に圧倒されてしまい、思わず「凄いぞ〜」と呟いてしまった。
著名な建築家:丹下健三氏による設計とのこと。
肝心の残響だが、これまで体感したことがない!長い残響に正直驚く。
強音での処理後、感覚では「5秒」位と感じたが、何と!「7秒」(空席時)とのこと。
「風呂場だなあ〜、クラシックコンサートには不適かなあ〜」と感じたのも仕方がない。
典型的な中世ヨーロッパの大聖堂よりも、残響時間は長いとのことだ。
ステージの両脇に色々な形のスピーカーが設置されていたが、あのスピーカーを利用して更なるサラウンド効果を生み出しているのであろうか。
−雑感−
・30分強の「Mass No.2」、全員暗譜で歌われた姿勢に、曲に対する愛着や演奏会に対する決意等がひしひしと感じられた。
・指揮、合唱、パイプオルガンの縦ズレが一切ないことに非常に驚いた。
通常のホールではオルガン奏者は指揮者の動きを「鏡」で確認するが、このホールは指揮者とオルガン奏者間の距離が離れているので、恐らくオルガン奏者はモニター映像を確認しているのであろう。
・時間の経過と共に、ベース系は声量が増していったが、逆にテノール系は声量が減衰していく感じを受け、4声のバランスにおいて主旋律が聴こえ難かったのが残念であった。
・通常のホールのクッション入り座席とは違い、ミサ用の座席は硬い椅子席。
臀部が痛くになり、適宜体重移動しないと血流が悪くなる等、2時間弱の演奏会ではしんどかったというのが素直な感想である。
・嵯峨氏のお兄さん(学生指揮者経験)が出演されていて、体格と風貌、ステージでの立ち姿が嵯峨氏にそっくりであった。
第1ステージでは、ピッチパイプ役を務められていた。
▶出演者のブログはこちら−東大コールアカデミーのOB/男声合唱(3)/本番です−
指揮者の酒井氏は、自宅で蕎麦屋を開業していらっしゃる。
▶蕎麦さかいのHPはこちら/Twitterはこちら
今こそ歌を! 東日本大震災復興支援 三大学ジョイントコンサートの事務局打上げは、蕎麦さかいで開催された。
▶嵯峨秀夫の部屋のブログはこちら−世田谷の隠れたそば屋 さかい−
[上記グランツ加藤氏による撮影]
コメント 0