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新譜楽譜:男声合唱・ピアノ・パーカッションのための「起点」 [楽譜]

信長貴富氏が作曲された男声合唱・ピアノ・パーカッションのための「起点」が、いよいよ出版された。
 男声合唱・ピアノ・パーカッションのための「起点」
  詩:木島始 曲:信長貴富
  1. 起点(6'30")
  2. 声立てず内部に潜んで(7'00")
  3. 飛ぶものへの打電(7'00")
 ▼カワイ出版による紹介ページはこちら
上記紹介ページ内に、信長貴富氏による〈まえがき〉が全部転載されている。  
言葉によって、歌によって、未来は変わる、と
並々ならぬ想いが表出されている。
 ▼深沢眞二氏による解説はこちら
 
《原爆》をテーマの中心に添えた大作かつ意欲作でもある。
3楽章構成(総演奏時間20分強)、2人の打楽器奏者並びに10種類以上を要する打楽器類。
語り的な旋律、憂いを帯びたヴォカリーゼ、力強く激しい「応答セヨ!」の連呼等が印象的な楽曲である。

委嘱はメンネルコール広友会で、2005年[平成17年]5月22日(すみだトリフォニーホール)に初演された。
指揮は藤井宏樹氏、ピアノは前田勝則氏、パーカッションは加藤恭子氏、外間弓子氏である。
私も初演メンバーとして、ステージで歌わせていただいた。
苦しみもがきながら、楽譜を凝視して歌った記憶が今でも鮮明に残っている。
アンコールで歌った「鎮魂歌へのリクエスト」(パーカッション付き版)が、とても心地良かったことも強く覚えている。

大編成合唱による大曲のため、再演する団体は稀少で、初演後は創価学会しなの合唱団がコンクールや演奏会で選曲されたのみであった。
 ▼創価学会しなの合唱団による演奏(試聴)はこちら[ブレーン社HP内]
今回、合唱団お江戸コラリアーずによる再演(8月29日)にあたり、全面的に見直された改訂版とのことである。

初演時の演奏録音を久しぶりに鑑賞しながら、この記事を書かせていただいた。
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