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Tokyo Cantat 2007 [Concert]

5/3、すみだトリフォニーホール大ホールで開催されたTokyo Cantat 2007へ行った。
このイベントは今年で12回目を迎え、4/29から5/5までの期間中、4回のコンサートと各種セミナーが開催されている。
主催:21世紀の合唱を考える会/合唱人集団「音楽樹」

私は初めてこのイベントに出向き、コンサートⅠ「歌・謡・詩、うたう日本人」を鑑賞した。
日本の合唱界の動きを情報収集し、上級合唱団の素晴らしい演奏を聴く事により自分自身のレベルアップを図ることが目的であった。

出演団体で一番注目していたのは、Ensemble PVD(混声)
 ▶http://www.ensemblepvd.com/
Ensemble PVDは、メンネルコール広友会でお世話になっている藤井宏樹氏指揮の下、広友会の団内指揮者とパートリーダーが多数参加している。
曲は『芭蕉の俳句によるプロジェクション』より6曲(曲:湯浅譲二)
期待以上に凄い技巧派の合唱団で、とても驚いた。
初めて聴く楽曲であるが、技術的に非常に難しい曲だとすぐに感じた。
「女声アンサンブルJuri」「合唱団ゆうか」「はるか」「広友会」の精鋭メンバーということもあるが、すでにアマチュアの域を超えた、実に素晴らしいアンサンブルだ。
湯浅氏が客席にいらして、演奏終了後は賞讃の拍手を送っていた。
とても満足したお顔であったのが、印象的だった。

他に印象に残った合唱団は、CANTUS ANIMAE(混声)
 ▶http://www.cantus-animae.net/
4声のバランスが安定していて、声のブレンド感が柔らかく心地よい。
また詩の意図する情感が伝わってきた。
昨年の全日本合唱コンクール一般A部門で第1位を受賞した合唱団であり、流石である。

今回の演奏会で披露したプログラム全曲は日本語であったが、残念ながら<歌詞が聞き取れなかった>合唱団が、とても多かった。
パンフレットの歌詞を読んで理解した次第。
どれほど観客に作者(詩・曲)の意図するもの、合唱団や演奏者の「気」が伝わったかどうか。
また難易度の高い曲が多く、聴いていてとても疲れた。
日本語の発声は本当に難しい。

http://www.ongakuju.com/t-cantat/


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