『Venematka』の留意すべき発音箇所 [男声あんさんぶる「ポパイ」]
先日のYARO会打合せにて、メンネルA.E.C.のS氏から『Venematka』の発音に関する留意点を伺った。
【ky-län】【kur-jan】以外にも実は難しい留意すべき発音箇所があった。
【lyöen】の【ö】
【ö】は8つある母音の中の前母音で、舌を前の方に突き出すようにして発音することが重要。
オとエの中間のような音で発音する。
現在矯正中であるが、これがまた難しい。
しかもトップはHから上のHへ1オクターブ跳躍する。
この曲を歌った経験者でないとわからない内容だなあ〜。
Venematka(舟の旅) 詩:Kalevala(カレワレ)第40章より 訳詞:坂井玲子
Vaka vanha Väinämöinen 確固不抜の老ワイナモイネン
Laskea karehtelevi 舟を波間に 進め行く
tuon on pitkän niemen päästä あの岬の端をまわって
kylän kurjan kuuluvilta 貧しい村の彼方を過ぎて
laski laurellen vesiä 歌うたいつつ 水を切り
ilon lyöen lainehia 楽しげに 波を打つ
『Venematka』はシベリウスの合唱曲の中で広く知れ渡っている曲で、日本では昭和40年代後半から現在まで様々な合唱団で歌われている。
5拍子(一部3拍子)、たった19小節、繰り返しがあるが演奏時間約2分の短曲。
男声合唱曲だと思っていたが、混声でも歌われている(下記にて一部視聴可)
http://www.classicsonline.com/catalogue/product.aspx?pid=7599
この曲との出会いは、2004年、トンペイ・メモリアルズの宴席でのこと。
ベースとバリトンの勇ましい1オクターブユニゾンで始まり、トップとセカンドが追従する。
しかも5拍子で、歌詞の発音が《ヴァーカー ヴァンハー ヴァイネーメーイネン》
最初《馬鹿》?と聞き違えてしまった。
何とも強烈な冒頭で、今でもその驚きを鮮明に覚えている。
トンペイメンバーが東北大学時代(昭和50年代)に取り上げた曲で、正確な発音を研究するためフィンランド大使館まで訪ねたとのこと。
それだけ思い入れが強い曲で、トンペイの愛唱歌として大切に歌われている。
2002年東京男声合唱フェスティバルにて、シベリウスの『Saarela palaa(島の火)』、チャイコフスキーの『Otchego?(なぜ?)』と共に披露した。
トンペイは、同じフィンランド人作曲家:パルムグレンの曲もレパートリーにしている。
『Hiildenorjien laulu(魔神ヒーシの奴隷の歌)』
昭和50年代にパルムグレンを選曲すること自体、凄いことだ。
−ヘルシンキ大学男声合唱団演奏会−
http://1999-malechoirpopeye.blog.so-net.ne.jp/2007-10-10-3
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/3915/
【ky-län】【kur-jan】以外にも実は難しい留意すべき発音箇所があった。
【lyöen】の【ö】
【ö】は8つある母音の中の前母音で、舌を前の方に突き出すようにして発音することが重要。
オとエの中間のような音で発音する。
現在矯正中であるが、これがまた難しい。
しかもトップはHから上のHへ1オクターブ跳躍する。
この曲を歌った経験者でないとわからない内容だなあ〜。
Venematka(舟の旅) 詩:Kalevala(カレワレ)第40章より 訳詞:坂井玲子
Vaka vanha Väinämöinen 確固不抜の老ワイナモイネン
Laskea karehtelevi 舟を波間に 進め行く
tuon on pitkän niemen päästä あの岬の端をまわって
kylän kurjan kuuluvilta 貧しい村の彼方を過ぎて
laski laurellen vesiä 歌うたいつつ 水を切り
ilon lyöen lainehia 楽しげに 波を打つ
『Venematka』はシベリウスの合唱曲の中で広く知れ渡っている曲で、日本では昭和40年代後半から現在まで様々な合唱団で歌われている。
5拍子(一部3拍子)、たった19小節、繰り返しがあるが演奏時間約2分の短曲。
男声合唱曲だと思っていたが、混声でも歌われている(下記にて一部視聴可)
http://www.classicsonline.com/catalogue/product.aspx?pid=7599
この曲との出会いは、2004年、トンペイ・メモリアルズの宴席でのこと。
ベースとバリトンの勇ましい1オクターブユニゾンで始まり、トップとセカンドが追従する。
しかも5拍子で、歌詞の発音が《ヴァーカー ヴァンハー ヴァイネーメーイネン》
最初《馬鹿》?と聞き違えてしまった。
何とも強烈な冒頭で、今でもその驚きを鮮明に覚えている。
トンペイメンバーが東北大学時代(昭和50年代)に取り上げた曲で、正確な発音を研究するためフィンランド大使館まで訪ねたとのこと。
それだけ思い入れが強い曲で、トンペイの愛唱歌として大切に歌われている。
2002年東京男声合唱フェスティバルにて、シベリウスの『Saarela palaa(島の火)』、チャイコフスキーの『Otchego?(なぜ?)』と共に披露した。
トンペイは、同じフィンランド人作曲家:パルムグレンの曲もレパートリーにしている。
『Hiildenorjien laulu(魔神ヒーシの奴隷の歌)』
昭和50年代にパルムグレンを選曲すること自体、凄いことだ。
−ヘルシンキ大学男声合唱団演奏会−
http://1999-malechoirpopeye.blog.so-net.ne.jp/2007-10-10-3
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/3915/
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