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春日部市合唱連盟主催発声講習会2009 [男声あんさんぶる「ポパイ」]

2/14(土)、豊春地区公民館で開催された春日部市合唱連盟主催の発声講習会へ参加した。
指導は岸信介氏で、昨年の講習会に引き続いての指導であった。
市レベルの合唱連盟で、これだけ著名な合唱指揮者を招聘できることは、とても凄い!
体調があまり芳しくなかったが、団長という立場、ポパイ団員の参加率が低いこともあり、【小さな責任感と使命感】を優先し、少し気合いを入れて参加する。
 ▶指導曲目
  混声合唱曲集『ぶどう摘み』から「ぶどう摘み」「ちいさな法螺」「卒業」
  (作詞:谷川雁 作曲:新実徳英)
 ▶講習時間:13:30-16:30  ■事前練習(音確認):10:30-12:00
 ▶参加者数:300名弱

終始一貫して人を楽しませる、気持ちを和らげる巧みな話術が続けられ、お笑い芸人のような要素をお持ちである。
全日本合唱連盟理事長の浅井敬壹氏は関西の吉本系芸人、副理事長の岸氏は関東のインテリ系芸人と喩えては、失礼であろうか。
お二人共、実に優れた合唱指揮者である。
 −発声講習会−(岸氏)
 http://1999-malechoirpopeye.blog.so-net.ne.jp/2008-02-07
 −パパス&ママス−(浅井氏)
 http://1999-malechoirpopeye.blog.so-net.ne.jp/2008-10-04
  
男声参加者が少なく、Tenor:ポパイからは私、Nさん、春日部高校グリークラブ10名程度。
Bass:ポパイからはOさん、Yさん、Mさん、春日部高校グリークラブ10名程度といった具合。
「ぶどう摘み」「ちいさな法螺」「卒業」は、4声にとって《中音域》の曲で、どの曲もフレーズが奇麗で、それぞれの楽曲の【色】に変化がある。
フレーズ感、歌唱力、和声感覚の向上には、非常に適したテキストであろう。
しかしながら、3時間の講習で上記3曲を【ある程度】のレベルまで仕上げるといった作業は、やはり難しいと感じた。
最終曲の「卒業」はアンサンブルまで到達できず、音取り状態であったから。
私も数箇所デタラメな音程を歌ってしまった次第。
 
 ▼印象に残った発言
  ・短調系の宗教曲は、コンクールで絶対に高評価を受ける
   (現実的かつ率直な意見に、大笑いしてしまった)
  ・1点、1箇所に響きを集めて落とさないこと
  ・母音唱法では頬骨のラインを一定させて、常に軟口蓋共鳴を!
  ・母音の【色】を変えない
  ・音楽の流れ、息の流れを止めない
  ・拍を打つことが重要ではない、円運動を意識すること
  ・基本は頭声発声(軟口蓋の上から)で、常に喉が開いていることであるが、胸声、
   ミドルヴォイス(頭声と胸声のミックス/中音域系の曲)を、適宜使い分けること
  ・ミドルヴォイスにおける頭声と胸声のミックス具合を、曲に応じて適宜変えること
  ・フレーズを奏でる際は、一本調子ではなく、【山】と【谷】を歌い分けること
  ・【ドミソ】の3音和声がしっかりと決まっていれば、そこにどんな音が入ってきて
   も和声は崩れない
  ・日本人は1音や半音の幅が狭い、短調の方が心地良いらしい
  ・合唱団が持つ特色や色を出すために、調性、明暗、緩急、強弱等の違いを意識した
   選曲をすること、そして各団の愛唱歌を持つこと

http://www.geocities.co.jp/MusicHall/3915/
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