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島津亜矢コンサートAgain [島津亜矢]

7/30(木)、島津亜矢コンサート[大宮ソニックシティ大ホール:夜の部]を再び鑑賞した。
2,500人収容の大ホールであるが、8割程が埋まり大変盛会であった。
私にとって、今月のメインイベント!
参加メンバーは、私の両親、弟の嫁の両親(10年来の島津亜矢の追っかけファン)、Fさん@トンペイ事務局&演歌班 といった凄い組合せ。
今年4月に彼女の存在を知り、短期間でゾッコン、今日に至る。
まだまだ暫くは、マイブームが続くであろう。

 ’09 島津亜矢コンサート 颯爽【さっそう】!!
演目は浅草公会堂でのコンサート[6/6]と同様であったが、広い空間に響く歌声とスケール感が違っていて、存分に楽しめた。
 ●島津亜矢コンサート
 ●三波春夫と島津亜矢の接点
 
[改めて凄い!と感じたこと]
 ・圧倒的な声量、しかもどこまでも伸びていく声である。
 ・膝をかがめて座っても、フィギュアスケート:荒川静香のイナバウアー状態の振付け
  でも、観客からの握手に応えて前屈みになっても、直立時の姿勢と全く変わらない声、
  ぶれない声である。
 ・低音から高音(ファルセット含む)まで、自由自在に声区の移動ができていて、正確
  な音程を維持している。
 ・声を通しての感情表現が、実に豊かで巧みである。
[父親の講評]
 ・島津亜矢は、体全体で歌っている。
 ・彼女は、歌の聴かせ所をよく心得ている。
 ・フレーズの押し引きが巧みだ。
お〜、流石に三波春夫の追っかけファンだったこともあり、私と同じ評価ではないか!
親子の着眼点は同じであった。

『戦友』(第1部の終曲)−
 3番の歌詞(14番まで歌詞あり)辺りから歌の情景が浮かび、この曲をいつも歌って聴かせてくれた亡き祖父の顔を思い出し、図らずも泣いてしまった。
 3番)ああ戦いの最中に 隣に居ったこの友の
     にわかにはたと倒れしを 我は思わず駆け寄りて
 4番)軍律厳しい中なれど これが見捨てておかりょうか
     しっかりせよと抱き起こし 仮包帯も弾の中
 5番)おりから起こる吶喊に 友はようよう顔上げて
     御国のためだかまわずに 遅れてくれなと目に涙
 6番)あとに心は残れども 残しちゃならぬこの体
     それじゃ行くよと別れたが 永の別れとなったのか
 7番)戦い済んで日が暮れて 探しに戻る心では
     どうか生きていてくれと 物なと言えと願うたに

 10番)それより後は一本の 煙草も二人分けてのみ
     着いた手紙も見せ合うて 身の上話繰り返し
 11番)肩を抱いては口癖に どうせ命はないものよ
     死んだら骨を頼むぞと 言い交わしたる二人仲
 12番)思いもよらず我一人 不思議に命永らえて
     赤い夕陽の満州に 友の塚穴掘ろうとは

私の前に座っていたおばちゃん2人組 − 終始帽子をかぶったままのおかしな2人 −
演奏中にベチャベシャとおしゃべりを続け、周囲が我慢するも、最後に言い放った一言。
 「長い曲ね〜」=明らかに飽きたという感情入り
「だったから、初めからコンサートに来るな!」と言いたかったが、弱腰の私は何も言えず。
ファン以外も来場しているんだなあ。

『豪商一代 紀伊国屋文左衛門』(第2部の終曲)−
 昼の部において既に1時間40分間を単身で歌い、夜の部で1時間30分歌い終えた後に、終曲に10分間の大曲を見事に歌い上げる。
 恐るべしスタミナに、心から敬意を表したいと同時に、くれぐれも声帯は大事に労ってほしいと願うばかりだ。
 ▶豪商一代 紀伊国屋文左衛門
 

終演後は、ソニックシティ前の蕎麦屋にて、鴨汁の付け汁で旨い手打ち蕎麦を食した。
更に嬉しいことに、十四代(日本酒)が3種類[純米酒/純米吟醸/純米大吟醸]も入荷されていて、純米酒を2合堪能。
今日は、いい事ばかりが続いた一日であった。

先週のNHK歌謡コンサートに彼女が出演し、『一本刀土俵入り』を歌った。
制限時間内での熱唱、圧倒的な声量と存在感、舞台女優のような演技力(台詞廻し)が際立つ。
終盤の台詞廻しに感激し、涙が出た。
現代の日本歌謡界において至宝と評されている理由が、よく理解できる。

 ▶一本刀土俵入り 三波春夫
 
 ▶一本刀土俵入り 島津亜矢
 
 三波春夫さんのカバー曲であると思っていたが、題材は同じでもメロディは別物であることを、初めて認識した。 
 ▶一本刀土俵入り 島津亜矢
 
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