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東海道中膝栗毛 [千原英喜氏]

ポパイが、男声合唱のための「東海道中膝栗毛」を選曲することとなった。
先日のコーラスフェスティバル宴会[二次会]にて、大岩先生から発表された。
 「千原英喜さんの東海道中膝栗毛をやろう!」
お〜!!
私自身かなり酔っぱらっていたことと、千原作品を歌える歓びから、改めて選曲理由は訊かず。
10/31(土)臨時練習後の懇親会にて、大岩先生から千原英喜氏の作品を選曲したい意向は伺っていた。
 先生:千原さんの曲を考えている。
 私 :「おらしょ」でしょうか?
 先生:いや、「おらしょ」ではない。
 私 :「どちりなきりしたん」でしょうか?
 先生:いや..... う〜ん、早急に決断する。
私からは、それまで千原作品では「おらしょ」第1楽章のみ[男声版]提案していたが、大岩先生が千原作品に関心を寄せていたことが、正直驚いた次第だ。
 ●Hodie Christus natus est

 男声合唱のための「東海道中膝栗毛」 曲:千原英喜
  1 お江戸日本橋/鹿島立ち    6'00"
  2 箱根馬子歌/駕篭かき唄    5'40"
  3 三島/富士/遠江       3'30"
  4 小夜の中山          3'20"
  5 岡崎五万石/東照公遺訓    5'30"
  6 伊勢/東路へ筆を残して旅の空 7'00" 
  [演奏時間:約31分 全曲:アカペラ]

− PanaMusicaの楽譜紹介記事から転載 −
 東海メールクワイアーの創立55周年記念委嘱作品[2001年]
 全曲初演は第44回定期演奏会[2001年6月24日/愛知芸術劇場コンサートホール] 
 指揮:松原千振
 十返舎一九の「東海道中膝栗毛」抜粋を縦軸に、名所旧跡にまつわる和歌などをテキストにして、耳慣れたメロディーも随所に出て来て、東海道の風情を醸し出している。

「小夜の中山」(第4曲)は、2006年全日本合唱コンクール男声部門の課題曲として選曲され、私は男声合唱団音空のメンバーとして歌う機会を得た。
第44回定期演奏会のCDは、ポパイ:北欧作品ステージの参考として、すでに購入済であった。
もちろん、楽譜も購入済..... (出版譜は、初演版の一部が改訂されている)
マニアだなあ。

 Toukai Male Choir CD.gif
早速、PanaMusicaへメンバー分の楽譜を発注する。
ポパイにとって、千原作品は「おらしょ」(混声版:第2楽章のみ)に続いて2作品目。
いよいよ本格的に千原作品を取り上げることとなった。

東海道中膝栗毛[ Wikipediaから転載 ]
 1802年(享和2年)から1814年(文化11年)にかけて初刷りされた十返舎一九の滑稽本。
 後続の「続膝栗毛」は、1810年(文化7年)から1822年(文政5年)にかけて刊行。
 大当たりして、今に至るまで読み継がれる。
 主人公は、江戸神田八丁堀の住人:栃面屋弥次郎兵衛(とちめんややじろべえ)と、居候の喜多八(きたはち)、繋げて「弥次喜多」。
 「栗毛」は栗色の馬、「膝栗毛」は、自分の膝を馬の代わりに使う徒歩旅行の意。
 主人公二人が、厄落としにお伊勢参りを思い立ち、東海道を江戸から伊勢神宮へ、更に京都、大坂へと巡る。
 道中の二人は、狂歌・洒落・冗談を交わし合い、いたずらを働き失敗を繰り返し、行く先々で騒ぎを起こすといった話。

男声あんさんぶる「ポパイ」HP
 
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