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宮城県第三女子高等学校から宮城県仙台三桜高等学校へ [アンサンブルコンテスト]

宮城県第三女子高等学校が平成22年3月31日を以て86年の歴史に幕を閉じ、4月1日から宮城県仙台三桜高等学校として新たに誕生した。
 ▶宮城県第三女子高等学校HP
 ▶宮城県仙台三桜高等学校HP
昨今の潮流である共学化方針[男子校・女子校から共学校]により、女子校から共学校へ改編。
合唱活動を通じて私が知っている情報では福島県が顕著で、学校名が改称されたのは、
 1)安積女子高等学校 ⇒ 安積黎明高等学校
 2)福島女子高等学校 ⇒ 橘高等学校
 3)会津女子高等学校 ⇒ 葵高等学校 等
埼玉県内の公立高校も同様に議論されたが、結局いずれの高校も共学化には至っていない。
 
宮城県第三女子高等学校【三女(さんじょ)】と言えば、高校合唱界では音楽部の存在が大変大きい。
朝日コンクールやNHK全国学校音楽コンクール等にて、輝かしい実績を残している名門校だ。
先月開催された第3回声楽アンサンブルコンテスト全国大会においても、3年連続出場、高等部門で第1位、各部門金賞受賞団体による本選で第3位[福島県教育委員会教育長賞]といった好成績を残している。
 ▶第3回声楽アンサンブルコンテスト全国大会HP

私は、【三女】の明るく明確な発声が大好きである。
平成14年度のNHKコンクールにて、課題曲:「なぎさの地球」(曲:木下牧子)を拝聴した時の感動を、今でも忘れない。
安積黎明高校(全国大会及び東北大会)、福島女子高校(東北大会)、【三女】の録音音源を購入し比較したが、私にとっては、【三女】の演奏が特筆していた。
審査員の木下牧子氏も絶賛していた演奏と発声である。
 2002年10月14日 第69回NHK全国学校音楽コンクール・全国コンクール高校の部

上記宮城県第三女子高等学校HPを覗くと、音楽部演奏による校歌を鑑賞できる。
 宮城県第三女子高等学校校歌 詩:伊達宗雄 曲:福井文彦
 ▶福井文彦データベース
【校訓・校歌・校章・校旗】は、学校名が変わっても仙台三桜高等学校へ受け継ぐとのこと。

共学化に伴い、音楽部の方針が女声合唱だけを貫くのか、それとも混声合唱へ変貌するのか、混声と女声の2面性を持つのか不明であるが、今後においても、高水準の合唱活動を継続していただきたいと願っている。
音楽部顧問の桑折金三氏(13年間指導)は、平成18年度に定年退職後も指導されていたが、昨年12月で顧問の任期を終了された模様。
新しい指導者を迎えるのであろうか。

共学化により【安女(あんじょ)=安積女子高校】【宮女(みやじょ)=宮崎女子高校】が無くなり、【三女(さんじょ)】の呼称も無くなるんだなあ。
残されたのは、
 【一女(いちじょ)=浦和第一女子高校】【武庫女(むこじょ)=武庫川女子高校】
だけか!?
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