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作品第肆の混声版 [多田武彦氏]

多田先生の有名な組曲「富士山」(詩:草野心平)の【混声版】を、偶然に聴く事ができた。
「富士山」の中で最も有名な曲で、男声合唱団の愛唱歌である「Ⅱ. 作品第肆」である。
演奏は、何と!東京工業大学混声合唱団コール・クライネス。

▶演奏音源はこちら
 演奏:東京工業大学混声合唱団コール・クライネス
 編曲・指揮:加藤磐郎
和声が美しく良くはもっていて、整った演奏に好感を持った次第。
貴重な音源をご紹介いただいた管理者様、ありがとうございました。

加藤磐郎氏(1995年逝去)とコール・クライネスの関係は下記参照願いたい。
[コール・クライネスのHPから転載]
  コールクライネスとVAN先生
   コールクライネスが誕生して間もない昭和40年から、実に31年間もの長きにわた
  って常任指揮者としてご指導をいただいたのが、団員からVAN先生と親しまれた故・
  加藤磐郎先生です。
   VAN先生は技術・運営の両面からコールクライネスへ熱心に力を注がれ、クライネ
  スを全国に名を知られる一大合唱団へ育て上げました。先生が提唱された「練習が命」
  のスローガンは、今も団員に受け継がれています。

第45回全日本合唱コンクールでは、多田先生の「雪明りの路」から「月夜を歩く」を編曲して出場、見事金賞を受賞している。
 ▶第45回全日本合唱コンクール[1992年11月22日/仙台サンプラザ]
 ▶演奏収録CDはこちら
  演奏:東京工業大学混声合唱団コール・クライネス
  課題曲:Es geht ein Wehen[G2](曲:J. Brahms)
  自由曲:「雪明りの路」〜「Ⅳ. 月夜を歩く」
      (詩:伊藤 整 曲:多田武彦 編:加藤磐郎)
      「五つの童画」〜「Ⅴ. どんぐりのコマ」(詩:高田敏子 曲:三善 晃)
  指揮:加藤磐郎 ピアノ:越田美和

編曲者としても活動され、ロシア民謡を多く編曲されたようだ。
多田作品ファンでありながら、まだまだ知らない情報が沢山あり。 
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