「秀の会」記念コンサート [Concert]
11/6(土)、「秀の会」記念コンサートを鑑賞した。
会場は、川越市民会館大ホール[1,261席]
演奏会の正式名称は、「秀の会」記念コンサート 小髙秀一古希記念コンサート。
長年に渡り、埼玉県の合唱界を指導されている小髙秀一氏の古希を記念した演奏会。
▶小髙秀一氏の略歴はこちら
10年前には、還暦記念コンサートが開催されたとのことだ。
「秀の会」所属の合唱団は、下記8つの合唱団である。
[女声]女声コーラス秀麗/mellowコール/アンサンブル・ルチェーレ/ラ・シレーヌ
[男声]イル・カンパニーレ/所沢メンネルコール
[混声]飯能市民合唱団/鶴ヶ島混声合唱団「ステラ」
約9割強の観客が来場し、小髙秀一氏の人脈の広さを実感した。
私は川越駅から会場までタクシーで向かったが、駅到着当初はタクシー乗り場にタクシーが一台もなく、運転手に確認した所、通常25台ほどあるタクシーが、ほとんど川越市民会館への送迎で出払っていたとのことだ。
全ステージ指揮:小髙秀一
演奏曲目
第1ステージ[男声合唱]63名
男声合唱組曲「雨」より 詩:伊藤 整・大木惇夫・八木重吉 曲:多田作曲
雨の来る前に/武蔵野の雨/雨の日に見る/雨
・小髙先生の衣装は、黒礼服、黒シャツ、シルバーのネクタイ、赤の胸ハンカチーフ。
[マフィアの親分]みたいで、貫禄十分!
・川越市民会館大ホールは数回鑑賞したことがあり、残響があまり良くないことは重々
承知していたが、やはり響かない。歌い手としては厳しい環境。
・途中、和声の精度が濁った箇所があるものの、最終和声が整ったので印象度は良い。
・ピッチとパートバランスに配慮した方がよい箇所が見受けられた。
・男声合唱には厳しい見方になってしまい、申し訳ありません。
第2ステージ[女声合唱]105名
女声合唱組曲「富山に伝わる3つの民謡」より 詩・曲・構成:岩河三郎
こきりこ/むぎや
ピアノ:野島万里子
・上手い合唱団の力量が上手に周囲をリードして、しっかりとした発声とアンサンブル
が具現化していて、上質な演奏。
・「こきりこ」冒頭のピアノのイントロ、強弱のメリハリが効き、柔らかいタッチが印
象的だ。
・「むぎや」におけるステージ配置の工夫は、成功した思われる。
第3ステージ[管弦楽]
交響曲第7番イ長調 作品.92 曲:Ludwig van Beethoven
管弦楽:THEATER ORCHESTRA TOKYO
・衣装替えして、燕尾服。
・恥ずかしながら、全曲を通して鑑賞したのは初めてであった。
第1楽章はTVドラマ「のだめカンタービレ」のテーマ曲として選曲され有名になった
が、全体を通じて豪放雄大で、リズミカルで明るい楽曲。
・弦パートは上手、管楽器パートは硬質で荒い音色のパートがあり残念。
第4ステージ[混声合唱]168名
混声合唱組曲「筑後川」全曲(オーケストラ版) 詩:丸山 豊 曲:團伊玖磨
みなかみ/ダムにて/銀の魚/川の祭/河口
管弦楽:THEATER ORCHESTRA TOKYO
アンコール:混声合唱組曲「筑後川」〜河口
・混声曲の中で大好きな組曲で、しかもオーケストラ版を鑑賞でき、今日一番の収穫。
雄大な曲想がオケ伴奏により更に雄大になり、同時にアカデミックな響きに変わる。
歌いたい〜!
・團伊玖磨氏によるオケ編曲であろうか。
願わくば、ハープが用いられたら更に演奏効果が高まったかなあと勝手に思った。
・指揮者と演奏者の気迫と意欲、想いを感じ取れた熱演で、素直に感動した。
私は小髙秀一氏を、[小髙親分]と勝手に呼ばせていただいている。
親分としての存在感、リーダーシップ、人に対する寛大な優しさと気遣い等、尊敬している人物の一人だ。
小髙先生は風邪による発熱がありながらも、「筑後川」の「Ⅱ. ダムにて」では指揮台から客席に振り返り、Baritoneソロを歌い上げたり等、大役を無事に務め上げた。
アンコール(再度「Ⅴ. 河口」)前に、花束と紫色の座布団を団員から手渡され、座布団を指揮台に敷いたので、正座して指揮するのかなあ(正座しようとしていたので)とドキドキした。
半年に渡る長期練習過程、当日のリハーサル、全ステージの指揮、交響曲全曲の指揮等、相当な体力と気力を要したであろう。
80歳時には、交響曲第8番を指揮(60歳時:交響曲第6番/70歳時:交響曲第7番)するような発言もあり、頭が下がる想いだ。
小髙先生、大変お疲れさまでした。
翌日は、川越市合唱祭で講師を務め、イルカンパニーレを指揮するとのこと。
驚異的な体力と気力だ。
各団の役員による打上げ(21:30開始)に、コール・グランツ:K氏と共に参加した。
「お前ら、また来たのか!?」的な笑顔で迎えていただく。
●2010所沢市民合唱祭
終電のため途中中座したが、帰り際ご挨拶した際に、
「来年の朝日コンクール、やろうな! 頼むぞ!」とのお言葉をいただく。
▶「秀の会」記念コンサート 小髙秀一古希記念コンサート
会場は、川越市民会館大ホール[1,261席]
演奏会の正式名称は、「秀の会」記念コンサート 小髙秀一古希記念コンサート。
長年に渡り、埼玉県の合唱界を指導されている小髙秀一氏の古希を記念した演奏会。
▶小髙秀一氏の略歴はこちら
10年前には、還暦記念コンサートが開催されたとのことだ。
「秀の会」所属の合唱団は、下記8つの合唱団である。
[女声]女声コーラス秀麗/mellowコール/アンサンブル・ルチェーレ/ラ・シレーヌ
[男声]イル・カンパニーレ/所沢メンネルコール
[混声]飯能市民合唱団/鶴ヶ島混声合唱団「ステラ」
約9割強の観客が来場し、小髙秀一氏の人脈の広さを実感した。
私は川越駅から会場までタクシーで向かったが、駅到着当初はタクシー乗り場にタクシーが一台もなく、運転手に確認した所、通常25台ほどあるタクシーが、ほとんど川越市民会館への送迎で出払っていたとのことだ。
全ステージ指揮:小髙秀一
演奏曲目
第1ステージ[男声合唱]63名
男声合唱組曲「雨」より 詩:伊藤 整・大木惇夫・八木重吉 曲:多田作曲
雨の来る前に/武蔵野の雨/雨の日に見る/雨
・小髙先生の衣装は、黒礼服、黒シャツ、シルバーのネクタイ、赤の胸ハンカチーフ。
[マフィアの親分]みたいで、貫禄十分!
・川越市民会館大ホールは数回鑑賞したことがあり、残響があまり良くないことは重々
承知していたが、やはり響かない。歌い手としては厳しい環境。
・途中、和声の精度が濁った箇所があるものの、最終和声が整ったので印象度は良い。
・ピッチとパートバランスに配慮した方がよい箇所が見受けられた。
・男声合唱には厳しい見方になってしまい、申し訳ありません。
第2ステージ[女声合唱]105名
女声合唱組曲「富山に伝わる3つの民謡」より 詩・曲・構成:岩河三郎
こきりこ/むぎや
ピアノ:野島万里子
・上手い合唱団の力量が上手に周囲をリードして、しっかりとした発声とアンサンブル
が具現化していて、上質な演奏。
・「こきりこ」冒頭のピアノのイントロ、強弱のメリハリが効き、柔らかいタッチが印
象的だ。
・「むぎや」におけるステージ配置の工夫は、成功した思われる。
第3ステージ[管弦楽]
交響曲第7番イ長調 作品.92 曲:Ludwig van Beethoven
管弦楽:THEATER ORCHESTRA TOKYO
・衣装替えして、燕尾服。
・恥ずかしながら、全曲を通して鑑賞したのは初めてであった。
第1楽章はTVドラマ「のだめカンタービレ」のテーマ曲として選曲され有名になった
が、全体を通じて豪放雄大で、リズミカルで明るい楽曲。
・弦パートは上手、管楽器パートは硬質で荒い音色のパートがあり残念。
第4ステージ[混声合唱]168名
混声合唱組曲「筑後川」全曲(オーケストラ版) 詩:丸山 豊 曲:團伊玖磨
みなかみ/ダムにて/銀の魚/川の祭/河口
管弦楽:THEATER ORCHESTRA TOKYO
アンコール:混声合唱組曲「筑後川」〜河口
・混声曲の中で大好きな組曲で、しかもオーケストラ版を鑑賞でき、今日一番の収穫。
雄大な曲想がオケ伴奏により更に雄大になり、同時にアカデミックな響きに変わる。
歌いたい〜!
・團伊玖磨氏によるオケ編曲であろうか。
願わくば、ハープが用いられたら更に演奏効果が高まったかなあと勝手に思った。
・指揮者と演奏者の気迫と意欲、想いを感じ取れた熱演で、素直に感動した。
私は小髙秀一氏を、[小髙親分]と勝手に呼ばせていただいている。
親分としての存在感、リーダーシップ、人に対する寛大な優しさと気遣い等、尊敬している人物の一人だ。
小髙先生は風邪による発熱がありながらも、「筑後川」の「Ⅱ. ダムにて」では指揮台から客席に振り返り、Baritoneソロを歌い上げたり等、大役を無事に務め上げた。
アンコール(再度「Ⅴ. 河口」)前に、花束と紫色の座布団を団員から手渡され、座布団を指揮台に敷いたので、正座して指揮するのかなあ(正座しようとしていたので)とドキドキした。
半年に渡る長期練習過程、当日のリハーサル、全ステージの指揮、交響曲全曲の指揮等、相当な体力と気力を要したであろう。
80歳時には、交響曲第8番を指揮(60歳時:交響曲第6番/70歳時:交響曲第7番)するような発言もあり、頭が下がる想いだ。
小髙先生、大変お疲れさまでした。
翌日は、川越市合唱祭で講師を務め、イルカンパニーレを指揮するとのこと。
驚異的な体力と気力だ。
各団の役員による打上げ(21:30開始)に、コール・グランツ:K氏と共に参加した。
「お前ら、また来たのか!?」的な笑顔で迎えていただく。
●2010所沢市民合唱祭
終電のため途中中座したが、帰り際ご挨拶した際に、
「来年の朝日コンクール、やろうな! 頼むぞ!」とのお言葉をいただく。
▶「秀の会」記念コンサート 小髙秀一古希記念コンサート
2010-11-07 15:10
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