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第10回東京男声合唱フェスティバル[出演編] [Concert]

11/23(火・祝)、第10回東京男声合唱フェスティバルへ出演した。
会場は、東京男フェス定番の浜離宮朝日ホール。
今年で7回目の連続出演、トンペイ・メモリアルズ10とメンネルA.E.C.の2団体に参加。
いらか会合唱団への参加は、直前で断念した次第である。
本番を直前に控えて出演キャンセルしたのは、合唱活動11年間で初めてのことであった。
また、ポパイのステージ(コーラスフェスティバル2010)と日程が重複し、大変迷った。
私にとって東京男フェスは特別なステージのため、こちらを優先した。
 ●第10回東京男声合唱フェスティバル出演順

参加団体は計58団体(57団体/招待演奏1団体)、10:30から20:22までの長時間企画。
会場内は熱気に溢れていて、2階席が満席だったり、早いブロックでも満席に近い状態だったりと、特に今年は盛会であったような印象を受けた。 

回を重ねるごとに出場団体が増え、高校生、大学生、20代の若者団体が多数出演している。
将来における男声合唱界の明るい展望が見えて、非常に嬉しい。
東京男フェスはイベント自体に魅力が沢山あり、他の男声合唱フェスティバルとは、やはり一線を画している。
 1)多種多様な選曲
  特定の作曲家に偏重することなく、邦人作品、外国作品、古典的名曲から現代の旬な
  曲まで幅広く選曲されて(難易度も様々)、聴いていて飽きが来ない。
  いつも選曲のアンテナを張っているつもりだが、実に勉強になる。
 2)上級な合唱団の参加
  全日本合唱コンクール入賞団体、いぶし銀の老舗団体等上級な合唱団が多数出演して
  いる。
 3)若年層から高年層まで、参加年齢の幅の広さ
  三世代の様々な[声]を聴くことができて、多種多様な選曲同様に楽しい。
 4)合唱界で著名な作曲家を招き、自身の曲で公募合唱団を指揮する企画
  勝手な希望と妄想は、来年は木下牧子氏が指揮されたら嬉しいなあと期待している。
  アカペラ曲(鴎・夢みたものは)や名曲「方舟」が歌えたら幸せなのだが。

今年の人気投票は、下記の通り。
 1位:アンサンブルじい[11票]
 2位:Veri Ragazzi[9票] 
   ▶Veri Ragazziのメンバーによるブログはこちら
 3位:合唱団お江戸コラリアーず[5票]
 4位:The Vocal Play/ゆとこら!!/Belle Equipe/
    トンペイ・メモリアルズ10[4票]
 ▶詳細な人気投票結果はこちら

 ●17番/男声合唱団メンネルA.E.C.[20名]
 1)Sangerhilsen 曲:Edvard Grieg
 2)男声合唱組曲「光る刻」〜Ⅰ. 老いたきつね 詩:蔵原伸二郎 曲:木下牧子
  ・当日練習なし、リハーサル[7分間]の声出しだけでステージで歌った。
   声がしっかりと出ず、久しぶりに歌った「Sangerhilsen」はしっくりと和声に溶け
   込めずに苦慮した。
  ・「絶対に邪魔はしないように!」と、聞き耳を立て配慮しながら歌った。
   邪魔せず無事に歌えたと思うが、演奏録音を確認したい。
  ・やはり、「老いたきつね」は名曲だと思う。
   ●第53回埼玉県合唱コンクール[一般部門]
   ●Vive la Compagnieのコンクール講評

 ●47番/トンペイ・メモリアルズ10[31名] 10年連続出場(祝いの日本酒を受領)
 1)Ne Hagyi Itt (女声3声) 曲:Béla Bartók
   Sop=9/Mezo=12/Alto=10
  ・練習やリハーサルよりも、やや遅めなテンポ。
  ・情感(恋人への切ない想い)がこもった仕上がりだったと思われる。
 2)Ave Maria−Augelus Domini−(男声7声) 曲:Franz Biebl
   T1soli=3/T2soli=3/B1soli=3 T1=4/T2=5/B1=5/B2=8
  ・BieblのAve Mariaをステージで歌えて、本当に幸せだった..... 
   気の合うメンバーと共に歌えた幸せを、しっかりと噛みしめた。
  ・練習やリハーサルよりも、やや早めなテンポ。
   至福な高揚感が勝ったのかもしれない。
  ・演奏録音を聴いた..... う〜ん、抑制が効いた濃厚な演奏だ。  

あるブログにて、トンペイに対する感想が掲載されていた。
 トンペイはやっぱり日本語の曲を歌って欲しかった。
 トンペイらしさが出なかったんじゃないか・・? 
なるほど..... そういった思いを持たれた方もいらしたようだ。
選曲の幅を広げ、日本語曲以外もきちんと歌唱できる評価を得たいとの方向性で、今回は2002年以来、全曲外国語作品を選曲した。
 今年のテーマ=「外国曲でも、けぶりたつ叙情」
【トンペイ=多田作品】という固定された評価を、もう少し広げたかったということだ。
とは言いながら、これまでフィンランド語(Sibelius/Palmgren)、スウェーデン語(Svedbom)、ノルウェー語(Grieg)、ロシア語(Tchaikovsky)、英語(Barbershop)を選曲するも、人気投票ではあまり高評価は得られない歴史があった。
 ●トンペイ・メモリアルズ紹介

来年も無事に出演できますように!
日々の体調管理と、真摯な姿勢での継続的な練習を大切にしていきたい。
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