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「花火」「さくら散る」の混声版には驚きました! [多田武彦氏]

多田武彦先生の傑作と言える「花火」「さくら散る」
 男声合唱組曲「雪と花火」〜Ⅳ. 花火
 男声合唱組曲「草野心平の詩から」〜Ⅴ. さくら散る
 
まさか混声版が歌われているとは思いもよらず、先日YouTubeで演奏動画を聴いた際は、思わずPCの前で「えっ!?」と唸ってしまった。
 
 東京工業大学混声合唱団コール・クライネス第27回演奏会
 日時:平成4年[1992年]12月24日
 会場:練馬文化センター大ホール
 曲目: 多田武彦作品集
  花火/さくら散る/作品第肆/月夜を歩く/梅雨の晴れ間
 ▼東京工業大学混声合唱団コール・クライネス第27回演奏会はこちら

コール・クライネスが第45回(平成4年[1992年])全日本合唱コンクール全国大会で、「月夜を歩く」を選曲していたことは知っていたが、「花火」と「さくら散る」も歌われていたとは!
「月夜を歩く」の編曲者は、コール・クライネスの常任指揮者でいらした加藤磐郎氏[1964年就任/1995年逝去]とのことなので(ニコニコ動画情報から)、「花火」と「さくら散る」の編曲もおそらく加藤磐郎氏であろうと想像できる。
加藤氏は、昭和30年代中盤まで東京コラリアーズのBassパートで歌唱されている(下記とのとののブログ情報)。
多田先生と何らかの”繋がり”があったのであろうか。
 ▼加藤磐郎氏についてはこちら(とのとののブログに掲載)

多田作品のほとんどは男声で、その中の幾つかは多田先生によって混声版に編曲されている。
混声版は下記の通り(多田武彦〔タダタケ〕データベースから転載)。
 ・混声合唱組曲「中勘助の詩から」[1981年初演]
 ・混声合唱組曲「白き花鳥図」
 ・混声合唱組曲「柳河風俗詩」[1986年初演]
 ・混声合唱組曲「富士山」
 ・混声合唱組曲「わがふるき日のうた」[2001年初演]
 ・混声合唱組曲「雨」
 ・混声合唱組曲「北陸にて」

 ●多田武彦混声合唱曲集1「白き花鳥図」はこち
 ●多田武彦混声合唱曲集2「柳河風俗詩」はこちら
 ●多田武彦混声合唱曲集3「雨」はこちら

 ▼混声合唱組曲「富士山」〜作品第壹はこちら
  演奏:岡山大学グリークラブOB・OG
  第60回記念定期演奏会[2013/12/21]
 ▼混声合唱組曲「富士山」〜作品第肆はこちら
  演奏:岩手大学合唱団
  第66回定期演奏会[2019/12/22]
 ▼混声合唱組曲「富士山」〜作品第貳拾壹はこちら
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  JOINT CONCERT 2018 with…[2019/12/22]

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