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第19回SVEC高校部門結果 [アンサンブルコンテスト]

今年のSVEC[埼玉ヴォーカルアンサンブルコンテスト]高校部門では、男声合唱が高く評価された模様。
参加団体数:58高校で、金賞17団体のうち男声合唱団が計5校だ。
 金賞第1位【埼玉県知事賞】:小松原高校
 金賞第5位:熊谷高校(昨年関東大会出場)
 金賞第10位:川越高校
 金賞第16位:川越高校
 金賞第17位:小松原高校

これほど男声合唱が上位入賞したのは、ここ10年では快挙であると思わわる。
しかも、総合第1位が男声合唱団。
何と! 多田武彦作品の男声合唱組曲「柳河風俗詩」〜「梅雨の晴れ間」/男声合唱組曲「三崎のうた」〜「鮪組」を歌ったとのこと。
高校生が多田作品を選曲したことが実に嬉しい!!
小松原高校はもう1団体が金賞第17位で、ダブル金賞受賞である。

昨年の朝日コンクール埼玉県大会で、小松原高校が関東大会、ひょっとして全国大会へも出場できるかもしれないと期待していたのであるが、結果は叶わず。
 ▶埼玉県大会:銀賞 「CANTATE DOMINO」(曲:松下耕)
しかし、実力はやはり本物であった様子。
埼玉県には浦和第一女子高校、松伏高校、星野高校、川越女子高校、久喜高校といった女声合唱団が大変優秀で、全国大会では金賞等上位入賞している。
浦和第一女子高校は、昨年、一昨年と2年連続で総合第1位【文部科学大臣賞】
混声では埼玉栄高校、伊奈学園高校、秩父高校が強豪で、男声合唱は押されっぱなしの状態で影を潜めていた。

以前、朝日コンクール全国大会高校部門では、男声合唱団が大変優秀であった時代があった。
会津高校、安積高校、福島高校、崇徳高校、淀川工業高校、川越高校など。
【伝説の演奏】と評されている高校(会津高校の「ゆうやけの歌」等)も多い。
いずれも連続金賞受賞、常に上位入賞を果たしていた。
 ▼川越高校の指揮者は、埼玉県男声合唱界の親分:小高秀一氏(YARO会演奏会でも合同演奏指揮を務める)
 ▼最近では愛知高校、しかしこちらは今後混声化?
様々な原因により高校の男声合唱は衰退化の一途を進み、もう復活は難しいのであろうと思っていた...
ところが、小松原高校のような新興勢力が誕生し、熊谷高校、川越高校の復活に至っている。
浦和高校も健在で、昨年の東京男声合唱フェスティバルに出演している。
全国的に混声化の潮流は相変わらずであるが、男声合唱が再に盛り上がっていくことを切に願っている。

春日部高校は、銀賞受賞(第20位)
昨年11月のコーラスフェスティバル時の演奏を聴いた際には、「う〜ん、もうちょっと!」の感が正直あったので、大変健闘した結果である。
春日部高校の皆さん、本当におめでとう。

 ●SVEC高校部門審査結果
 ●高校生から礼状が届く


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