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第64回全日本合唱コンクール東北支部大会[高等学校部門]審査結果 [全日本合唱コンクール]

第64回全日本合唱コンクール東北支部大会[高等学校部門]の審査結果が、朝日新聞のマイタウン岩手に掲載されていた。
 ▼朝日新聞のマイタウン岩手はこちら
 ▼第64回全日本合唱コンクール東北支部大会タイムテーブルはこちら
 ▼全日本合唱連盟東北支部HPはこちら

第64回全日本合唱コンクール東北支部大会[高校学校部門]
 日時:9月28日(金)
 会場:郡山市民文化センター大ホール[2,004席]
▼東北支部代表で全国大会出場は、下記計6団体。
 ●福島県立橘高校[B/女声42名]
 ●福島県立会津高校[B/混声69名]
 ●福島県立安積黎明高校[B/女声47名]
 ●福島県立安積高校[B/混声45名]
 ●福島県立郡山高校[B/混声53名]
 ●岩手県立不来方高校[A/女声32名]

[2012.9.30追記]
▼第64回全日本合唱コンクール東北支部 全部門の審査結果はこちら
 [岩手県合唱連盟HP内]

・相変わらず、福島県勢の活躍が素晴らしい。
 第66回福島県合唱コンクールにおける上位4団体が全て金賞を受賞し、全国大会へ推薦。
 ▼第66回福島県合唱コンクール審査結果はこちら
・全国大会への推薦は、圧倒的に[B部門]が多い。
・一時期、東北支部大会は女声合唱団が隆盛を誇っていたが、ここ数年は混声合唱団が勢力を盛り返しているようだ。
 ●第60回全日本合唱コンクール東北支部大会高校の部070928
 実は、2005年の東北支部大会高校部門(郡山市民文化センター)を聴きに行った。
 その時の金賞受賞校は、高校A:不来方高(女声/岩手県)、秋田北高(女声/秋田県)、高校B:福島県からは安積黎明高(女声)、橘高(女声)、葵高(女声)、宮城県からは宮城第三女子高(女声)で、その後の全国大会で全校が金賞を受賞した。
・安積黎明高校は、部員50名以下に減少しているとは.....
 郡山市内の合唱経験ある女子中学生は、混声合唱がある高校へ進学しているのであろうか。
・応援していた宮城県仙台三桜高校は、残念ながら全国大会へは出場できなかった模様。
 ●宮城県仙台三桜高校音楽部の新しい指導者
 ●宮城県第三女子高等学校から宮城県仙台三桜高等学校へ
・A部門から毎年全国大会へ推薦されている不来方高校の健闘が光っている。 
 安定した実力を維持していて、素晴らしい。

話題が変わり、9/30(日)に第64回全日本合唱コンクール東北支部大会[一般部門]が開催され、宮城県代表の合唱団Palinka[B/男声33名]が出場する。
 課題曲:M2/Linden Lea
     詩:William Barnes 曲:Ralph Vaughan Williams
 自由曲:「和合亮一詩集から」〜魂の木を想う 
     詩:和合亮一 曲:高嶋みどり
 指揮:千葉敏行
金賞受賞、そして全国大会への推薦を、埼玉の地から強く念じている!!
 ●合唱団Palinka第20回記念定期演奏会のご案内
 ●男声合唱のための「大漁唄い込み」(斎太郎節変奏曲)
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第55回埼玉県合唱コンクールの審査講評 [全日本合唱コンクール]

Vive la Compagnieに対するコンクール審査講評である。
 課題曲:M2/Linden Lea
     詩:William Barnes 曲:Ralph Vaughan Williams
 自由曲:男声合唱とピアノのための「祈りの虹」から「4. ヒロシマにかける虹」
     詩:津田定雄 曲:新実徳英

第55回埼玉県合唱コンクール:9/2(日)[一般A・B部門/計20団体出場]
 銀賞[総合第9位]
●礒山雅氏(評論家)[第11位]
 課:大変美しい、艶のある音色です。
   曲の表情づけは更に起伏を持たせられたかもしれません。
 自:立派ですが、やや単調にも思われました。
   楽譜を忠実に再現することと、もっと曲から出てくるものがあるように思えます。
   たとえば、mf,mp,pは異なるものです。

●小畑恒夫氏(評論家)[第6位]
 課:精神的な自由さも感じられる良い演奏でした。
 自:ダイナミックレンジの大きさに少し声がついて行けなかった感があります。

●鈴木茂明氏(指揮者)[第4位]
 課:soloも美しい! 
   最後のハーモニー惜しい。
   ハーモニーの音色はいいが、少しかためですね。
 自:丁寧な表現! 
   Topがなかなか安定した歌唱が良いです! 
   ことばの歌い方もう少しlegato!
 
●保延裕史氏(評論家)[第13位]
 課:良くこなれたハーモニーが美しく、この曲にふさわしい音色と整った発音ですね。
   全体にもっとレガート(の滑らかさ)があってもいいのではないでしょうか。
 自:全体の表情の豊かさ、ダイナミックス、フレージングの美しさが際立っています。
   あとは神秘性、切羽詰ったこれ以上ないほどの突き詰めた表現というところでしょうか。

●堀俊輔氏(指揮者)[第13位]
 課:男声合唱の魅力でています。
   あと、音程かな? もっと響くようになります。
   Top tenorの発声鍛えろ!
 自:後半はやや単調になるので要注意!
   丁寧さは良い。

 ●第55回埼玉県合唱コンクール[一般部門]
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第67回関東合唱コンクール[高校部門]審査結果 [全日本合唱コンクール]

9/23(日)、さいたま市文化センター大ホール[2,006席]にて、第67回関東合唱コンクール[高校部門]が開催された。
「地元・埼玉県にて開催されるコンクール」ということで、コンクール好きな自分としては鑑賞したかったが、所用により鑑賞できず。
昨日から今日にかけて、このブログへのアクセス件数が凄いことになっていて、関東合唱コンクール[高校部門]に対する関心度の高さを痛感した次第。
以前掲載した下記記事へのアクセス件数が軒並み高い数値で、自分自身が驚いている。
 ●第66回関東合唱コンクール[高校部門]審査結果
 ●第65回関東合唱コンクール[高校部門]審査結果
出場学校のOBやOG、保護者、関係者、高校合唱界の関係者にとって、大きな関心事であろう。

後追いの情報に過ぎないが、審査結果は下記の通り[全日本合唱連盟関東支部HP内]
 ▼高校A部門はこちら
 ▼高校B部門はこちら

高校A部門[計27団体出場]
【金賞・関東支部代表=4団体】
 第1位:敬和学園高校(新潟県/混声)
 第2位:日本女子大附属高校(神奈川県/女声)
 第3位:県立松伏高校(埼玉県/女声) 昨年:金賞第2位
 第4位:清泉女学院高校(神奈川県/女声)
【以下金賞】
 第5位:桐蔭学園女子高校(神奈川県/女声)
 第6位:藤枝順心高校(静岡県/女声)
 第7位:県立船橋高校(千葉県/混声)
 第8位:県立川越女子高校(埼玉県/女声)
 第9位:県立宇都宮中央女子高校(栃木県/女声)

高校B部門[計21団体出場]
【金賞・関東支部代表=3団体】
 第1位:県立幕張総合高校(千葉県/混声) 昨年:金賞第3位
 第2位:県立浦和第一女子高校(埼玉県/女声) 昨年:金賞第4位
 第3位:県立松山女子高校(埼玉県/女声) 昨年:金賞第6位
【以下金賞】
 第4位:県立川越高校(埼玉県/男声) 昨年:金賞第2位
 第5位:慶應義塾志木高校(埼玉県/男声) 昨年:金賞第5位
 第6位:星野高校(埼玉県/女声) 昨年:金賞第1位
 第7位:県立水戸第二高校(茨城県/女声)

金賞以外の埼玉県勢の成績は、下記の通り。
高校A部門
 銅賞第19位:県立伊奈学園総合高校(埼玉県/混声)
高校B部門
 銀賞第8位:県立久喜高校(埼玉県/女声) 昨年:銀賞第11位
 銀賞第9位:県立浦和高校(埼玉県/男声) 昨年:銀賞第9位
 銀賞第11位:県立大宮高校(埼玉県/混声)
 銅賞第17位:県立熊谷高校(埼玉県/男声) 昨年:金賞第8位
 銅賞第19位:小松原高校(埼玉県/男声/初出場)

今年も、埼玉県勢の活躍が素晴らしい!
埼玉県からは計13団体(シード枠5団体/県大会枠8団体)が出場した。
私にとって最大の関心事は、埼玉県の男声合唱団[5団体]がどういった評価を受けるか?
[3〜4団体]が全国大会に推薦されたら、大変な快挙だ!と期待を寄せていた。
昨年は[2団体=川越高校・慶應義塾志木高校]で、[3団体]の推薦は可能性大と勝手に想像していたが、[1団体]も全国大会へは出場できず!

コンクールには付きものである「評価の二分化」「バラツキ評価」は、今回も現実化となった模様だ。
一般部門の合唱団は「また来年頑張ろう!」と気持ちを切り替えることはできるが、3年生や(引退する)2年生にとっては高校時代の最後のコンクール、来年の機会はないという現実が、切なくて厳しい。
しかし、評価されて順位を決定されるのがコンクールであるので、致し方ない。

●県立幕張総合高校[金賞第1位/2年連続6回目]
・強いなあ! 完勝!(1位/2位/1位/1位/3位)
 関東甲信越ブロック代表としてNHK学校音楽コンクール全国大会へも出場する。
 ●合唱フェスティバル2012 〜千原英喜先生をお招きして〜

●浦和第一女子高校[金賞第2位/9年連続35回目]
・実に安定した評価(5位/3位/3位/2位/4位)である。
 突き抜けた演奏をして第1位評価を得ることもコンクールでは大事だと思うが、「誰からも均一に評価される」絶対的な安定感が必要であろう。

●松山女子高校[金賞第3位/初出場]
・昨年は金賞第6位で、あと一歩の所で全国大会へは推薦されず(金賞第5位までが推薦)、大変悔しい想いをしたに違いない。
 全国大会出場、おめでとうございます。

●川越高校[金賞第4位]
・「第2位評価が2名」いらしたが、最下位(第21位)に評価した審査員もいらした。
 う〜ん、これはどう受け止めたら良いのか.....
 生徒、指揮者、OB、関係者等は、唖然としているであろうと思われる。
 低評価された要因は何か。

●慶應義塾志木高校[金賞第5位]
・高校男声合唱界の名門:大阪府立淀川工科高校指揮者の高嶋昌二氏が、第1位評価。
 嬉しい!
 自由曲「日本が見えない」(詩:竹内浩三 曲:新実徳英)を、全国大会でも披露して欲しかった。

●星野高校[金賞第6位]
・えっ! 全国大会へ出場できず。
 確実で安定した実力を有する、あの星野高校が.....
 埼玉県高校合唱界の女声合唱では、浦和第一女子高校と星野高校による「2強時代」が長年続いているが、審査員の好み、当日の演奏の出来、選曲等によって審査結果に影響が出るんだなあと、今更ながら改めて感じた。

●小松原高校[銅賞第19位]
・ファンとして応援している自分としては、初の関東大会出場が喜ばしく、この経験を来年以降に活かして欲しいと思う。

−追記−
審査員を務めた澤島富雄氏は、岐阜県立長良高校コーラス部の指揮者として活躍され、大変著名な方である。
 ●全国金賞高校教員OB合唱指導研究会とは何か?
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第55回埼玉県合唱コンクール[一般部門] [全日本合唱コンクール]

9/2(日)、第55回埼玉県合唱コンクール[一般部門]へ参加した。
会場はさいたま市文化センター大ホール[2,006席]
 出場団体:Vive la Compagnie(ヴィヴ・ラ・コンパニー/略してヴィヴコン)
 出場人数:21名[トップ6/セカンド5/バリトン4/ベース6]
 団員年齢:23歳〜72歳(平均年齢40歳台後半)
 演奏順:3番[A部門16団体・B部門4団体の混合演奏/20団体出演]
 指揮:小髙秀一氏
 伴奏:野島万里子氏
 課題曲:M2/Linden Lea
     詩:William Barnes 曲:Ralph Vaughan Williams
 自由曲:男声合唱とピアノのための「祈りの虹」から「4. ヒロシマにかける虹」
     詩:津田定雄 曲:新実徳英
 審査結果:銀賞[総合第9位/20団体中]
 審査員5名の順位点
  磯山雅氏(評論家) :第11位
  小畑恒夫氏(評論家):第6位
  鈴木茂明氏(指揮者):第4位
  保延浩史氏(評論家):第13位
  堀俊輔氏(指揮者) :第13位

▼詳細な審査結果はこちら
 ・A部門では第7位評価
 ・3団体参加した男声合唱団の中では最上位評価
  益楽男グリークラブ[B部門33名]/銅賞第11位
  小松原OB合唱団「ピエロ」[A部門19名]/銅賞第14位
 ・今年も評価が二分化

[演奏終了後の記念撮影/グランツ加藤氏撮影]
 20120902ViveComp623-s500.jpg 
[小髙親分(中央)からの講評/グランツ加藤氏撮影]
 20120902ViveComp632-s400.jpg
▼グランツ加藤氏のブログはこちら
 [平成24年度第55回埼玉県合唱コンクール(一般の部)]
・リハーサル風景、本番後の風景、打上げ等の写真が掲載されている。

関東支部大会へは、金賞第5位までが推薦された。
金賞受賞団体(関東支部大会出場)は、下記5団体。
 第1位:La Mer[A/女声29名] 浦和一女高校OG合唱団
 第2位:クール・ヴァン・ヴェール[A/女声18名] 浦和一女高校OG合唱団
 第3位:合唱団「あべ犬東」[A/混声15名]
 第4位:Wings[B/混声33名] 埼玉栄高校OB・OGを主体とした合唱団
 第5位:合唱団amore[A/混声28名] 春日部市立豊春中学校OB・OG合唱団

今年も、年齢層の若いOB・OG団体の活躍が凄かった!
銀賞第6位のParadise Relax[女声30名]は栄東中・高校のOG、銀賞第7位のM☆Girls[女声12名]は松山女子高校のOGなど。
全国大会や関東大会常連の学校のOB・OG.....、恐るべし埼玉県大会である。
若者の音楽表現に勝てなかった.....

今年のVive la Compagnieは、男声合唱プロジェクトYARO会5団体のうちの男声合唱団イル・カンパニーレ(川越市)を中心に、男声あんさんぶるポパイ、男声合唱団コール・グランツ、男声合唱団メンネルA.E.C.(上尾市)の有志で構成された即席合唱団(男声合唱プロジェクトYARO会のコンクール団体)である。
昨年は[46名]で参加したが、今年は[21名]の小編成でコンクールに臨んだ。
3年連続の出場で、下記評価をいただく。
 2010年:銀賞第7位[21団体出場]
 2011年:金賞第5位[20団体出場]→ 関東支部大会出場/銀賞第5位[11団体出場]
 2012年:銀賞第9位[20団体出場]
 ●第53回埼玉県合唱コンクール[一般部門]
 ●第54回埼玉県合唱コンクール[一般部門] 
 ●第66回関東合唱コンクール[リハーサル編]
 ●第66回関東合唱コンクール[本番編]
 ●第66回関東合唱コンクール[大学・職場・一般A・一般B]審査結果
 ●第54回埼玉県合唱コンクール・第66回関東合唱コンクールの審査講評

[昨年2011年のVive la Compagnie/メンネルW氏撮影]
 2011vivecomp_honban10.jpg

自分自身の出来を振り返えると、しっかりと集中ができて、歌詞も音も間違わず、ブレスの失敗もなく、歌い切った感を持ち、清々しい気持ちで心が満たされていた。

練習を通して、小髙親分は、
「一人一人が体全体を使った発声をしろ!」
「ホール全体を響かせる、大きな響きを持った声を出せ!」
と、繰り返し話された。
今回は[21名]の小編成につき、小さく纏まった消極的な演奏を避ける目的で指摘されたと思われる。

本番終了後、小髙親分から、
「(自由曲)終盤のSoli(A〜ve〜 Ma〜ri〜a〜)、良く声が出ていて良かったぞ!」
と褒められた。
嬉しくて、泣きそうになってしまった自分。
7月の練習時、小髙親分から、
「終盤のSoli(Top1/Sec1/Bari1 計3名)、歌ってくれないか?」
と指名された際には大変緊張したが、本番で歌わせていただき、実に幸せであった。

着替えを済ませ、7番:浦和混声合唱団から16番:Canto di Alaudaまで鑑賞した。
印象に残った団体は、下記の通り。
●13番:クール・ヴァン・ヴェール 指揮:田尻明規
 課題曲:F4/無門 詩:淵上毛錢 曲:瑞慶覧尚子
 自由曲:無伴奏女声合唱のための組曲「祇園双紙」〜舞姫/おれん
     詩:吉井勇 曲:西村朗
他団体とは明らかに別格の雰囲気を醸し出した、深い大人の演奏に驚嘆した。
毎年、色の違う選曲でコンクールに臨む姿勢に感心しきりである。
ロビーにて田尻先生にお会いし、ご挨拶と感想を申し上げた。
「まだまだ勉強の身ですから..... 」
何と謙虚で向上心溢れる面持ちであろう。

●15番:小松原OB合唱団「ピエロ」 指揮:蛭田光仁 ピアノ:根本英亮
 課題曲:M4/はらへたまつてゆく かなしみ 詩:八木重吉 曲:松下耕
 自由曲:男声合唱とピアノのための組曲「天使のいる構図」〜Ⅲ. Tempestoso
     詩:谷川俊太郎 曲:松本望
(勝手ながら)ほとんど身内感覚を抱いていて、ハラハラしながら鑑賞した次第。
19名の少人数にも係わらず、難曲「Tempestoso」をきちんと歌い上げていた。
ピアノの音色とテクニックが非常に素晴らしくて感心した。
偶然にも打上げ会場が同じで、合流して蛭田先生を囲んで合唱談義で盛り上がった!

来月から年度末にかけて、下記合唱団のステージが続く。
しっかりと乗り切って行こう!

男声あんさんぶるポパイ
 彩の国男声コーラスフェスティバル2012/10月6日(土)
 コーラス・フェスティバル2012/11月11日(日)
トンペイ・メモリアルズ12
 第12回東京男声合唱フェスティバル/11月10日(土)
 第2回全日本男声合唱フェスティバル in ふくしま/12月1日(土)−2日(日)
いらか会合唱団
 第12回東京男声合唱フェスティバル/11月10日(土)
 第2回全日本男声合唱フェスティバル in ふくしま/12月1日(土)−2日(日)
 第11回演奏会/2013年3月16日(土)
女声合唱団「森の会」(混声ステージに賛助出演)
 20周年記念演奏会/10月14日(日)
 
Vive la Compagnie HP
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第55回埼玉県合唱コンク-ル[大学の部] [全日本合唱コンクール]

8/25(土)、第55回埼玉県合唱コンク-ル[大学の部]を鑑賞した。
会場は、埼玉県合唱コンクール定番会場のさいたま市文化センター大ホール[2,006席]
N氏@ポパイ、Kさん@歌好、K氏@大東文化大学混声合唱団OBとご一緒した。

目的は、大東文化大学混声合唱団の演奏を鑑賞すること。
大東文化大学混声合唱団は、関屋晋氏、清水敬一氏等豪華な指導陣に恵まれ、大学合唱界では有力な合唱団の一つであった。
3年前、団員が[3名]までに激減!といった危機的な状況下に陥った。
 ●大東文化大学混声合唱団第48回定期演奏会
しかしながら、関係者の尽力や現在の3年生の奮闘等により、現在は[20名]までに団員数が復活したのである。
数年ぶりに合唱コンクールへ参加した。

[大学の部]には、下記2団体が参加(演奏順に掲載)
1)大東文化大学混声合唱団[混声20名](10:00〜 )
 指揮:笹口圭吾 
 課題曲:G1/Ego sum panis vivus 曲:Giovanni Pierluigi da Palestrina
 自由曲:Four Motets 曲:Aaron Copland 
     I. Help Us, O Lord
     II. Thou, O Jehovah, Abideth Forever
     IV. Sing Ye Praises To Our King
 ▼大東文化大学混声合唱団のHPはこちら
 ▼笹口圭吾氏の経歴はこちら

2)文教大学合唱団コール・リンデ[混声33名](10:12〜 ) 
 指揮:間谷勇 ピアノ:岡みかさ
 課題曲:G3/鳥のように栗鼠のように 詩:宮沢賢治 曲:林光
 自由曲:混声3部合唱とピアノのための組曲「クレーの絵本」より 
     詩:谷川俊太郎 曲:三善晃
     あやつり人形劇場/選ばれた場所/黄色い鳥のいる風景
 ▼文教大学合唱団コール・リンデのHPはこちら
 ▼間谷勇氏の経歴はこちら

審査結果は、下記の通り。
 金賞:なし
 銀賞:文教大学合唱団コール・リンデ(関東大会推薦)
 銅賞:大東文化大学混声合唱団
▼第55回埼玉県合唱コンク-ル審査結果[大学の部]はこちら

残念ながら、大東文化大学は銅賞受賞、関東大会へは推薦されずとの評価であった。
正直に話すと、2団体を聴き終えて、私は評価の優劣を付けられなかった。
「合唱は人数勝負」「人数の多い方が優位」という思いが頭の片隅にあり、審査員はどのように評価するかが興味深かった。

[課題曲]
冒頭、透明感とシンクロした綺麗な響きを有するSopの高音が、見事に決まった。
Sop(3年生主体)は、全国大会レベルの上級な歌唱力を有していることに驚嘆した。
落ち着いたテンポ設定で音楽は流れていたが、全体の声量が小さく纏まっている感を受けた。

[自由曲]
日本ではあまり選曲頻度が高くないCopland作品。
宗教曲、歌詞は英語、ハーモニーのずらし移動、時々出現する不協和音、奇妙で難易度が高い楽曲であったが、果敢に挑戦した姿勢に感心した。
Coplandの「Four Motets」は、今年の春コンにて、アンサンブル・チャンティック[9名]が選曲している。
 ●春コン。[宗教音楽部門]

20名の団員の内、合唱初心者が約8割弱、20名でのアンサンブル練習期間は5か月といった状況下、団員及び指揮者の奮闘に感動し、心から拍手を送った次第だ。
合唱初心者がいきなりPalestrinaを歌うにあたり、団員の多くが戸惑ったであろうなあ。
これまでの過程は、今後の合唱活動に十分に活かされる経験だと確信する。
気持ちを切り替えて、前向きに次のステージに臨んでいただきたいと思う。

文教大学合唱団コール・リンデのHPを拝見したら、
 2005年:活動停止/解散
 その後、コール・リンデのOB・OGの方々から、復活を望む声が上がり、
 2008年6月:合唱好きの何人かが集まり、再びコールリンデとして活動開始
との記述があった。
大東文化大学が陥った状況以上に、紆余曲折、険しい道のりがあったとのこと。
合唱団の再結成、再生後の初の合唱コンクール出場、そして関東大会出場、本当におめでとうございます。

[大学の部]の後は[高校の部]であったが、珍しく1団体も聴かずに会場を後にした。
笹口氏等と昼食をご一緒した後、午後のトンペイ練習会場(人形町)に向かった。

Ego sum panis vivus[男声] 曲:Giovanni Pierluigi da Palestrina
 歌唱:Matthew Curtis
 

Four Motets 曲:Aaron Copland 
 演奏:Camerata Singers
 
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第67回千葉県合唱コンクールに出ませんか?  特設合唱団員公募!のご案内 [全日本合唱コンクール]

ps-officeが、第67回千葉県合唱コンクールに参加する特設合唱団員を公募している。
ps-officeとはご縁があり、下記に紹介させていただく。
 ▼project supernovaのHPはこちら

ps-officeとは.....(HP内掲載記事を転載)
2010年より活動していた音楽集団project supernovaの活動を引継ぎ、2012年3月に設立。
演奏会イベント主催、メールマガジン発行、CD出版などにより現代の邦人作曲家を紹介していくことを目的としている団体である。

−HP内の記事を転載−
第67回千葉県合唱コンクールに出ませんか? 特設合唱団員公募!
project supernovaが合唱団を特設し、第67回千葉県合唱コンクールに出場します。
昨年度の千葉県一般部門出演団体数は13団体(AB合算)
若い団体の増加や全国大会初出場を果たす団体が登場するなど、今波に乗っている千葉県をさらに盛り上げてくれる方を大募集します!
 申込期限:7月16日(月)
 申込先:main@ps-office.jp
 
 日時:2012年8月26日(日)午後
 会場:千葉県文化会館大ホール
 指揮:黒川和伸
 ピアノ:渡辺絢星
 指導補助:片岡大二郎
 募集人数:無制限
 参加費:別途連絡(出場費、練習会場費、謝礼等を一括で集金します)
 課題曲:Ego sum panis vivus 曲:G. P. da Palestrina[G1]
 自由曲:告別(1) 曲:千原英喜(混声合唱とピアノのための組曲「雨ニモマケズ」)
 練習会場:千葉県松戸市近辺
 練習日程(全ての練習に参加できなくても構いません)
  7月15日(日)9:15−11:15/明市民センター(上本郷駅)
  7月29日(日)9:15−11:15/明市民センター(上本郷駅)
  8月1日(水)15:00−17:00/稔台市民センター(みのり台駅)
  8月5日(日)9:15−11:15/明市民センター(上本郷駅)
  8月8日(水)15:00−17:00/稔台市民センター(みのり台駅)
  8月22日(水)15:00−17:00/稔台市民センター(みのり台駅)

ps-officeがこれまで企画運営したイベントは、下記の通り。
vol.1
「千原英喜・個展」~Rhapsody in CHIHARA!~
 2011年5月4日(水・祝)
 京葉銀行文化プラザ 音楽ホール
 ●【千原英喜・個展】

vol.2
「千原英喜歌曲集・全曲演奏会」~黒川和伸・バリトンリサイタル~
 2011年8月1日(月) 
 千葉市美浜文化ホール音楽ホール
 ●「千原英喜歌曲集・全曲演奏会」~黒川和伸・バリトンリサイタル~

その他関連イベント
 ●合唱フェスティバル2012 〜千原英喜先生をお招きして〜

丁重にコンクールへお誘いいただくも、掛け持ち合唱団の多さ(体力と気力等含む)を考慮し、お断りした次第である。
千葉県における合唱コンクール熱が盛り上がることを、心から期待しています!
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平成24年度全日本合唱コンクール課題曲 [全日本合唱コンクール]

平成24年度全日本合唱コンクール課題曲が、全日本合唱連盟HP内に公表された[11/28付]
 ▼全日本合唱連盟HPはこちら
既に多くのブログやTwitter、facebook等で広く周知された情報であるが、下記に転載させていただく。

名曲シリーズNo.41(平成24年度全日本合唱コンクール課題曲集)
[混声]
G1:Ego sum panis vivus(曲:Giovanni Pierluigi da Palestrina)
G2:Sing Lullaby(詩:Frederick William Harvey 曲:Herbert Howells)
G3:鳥のように栗鼠(りす)のように(「無声慟哭」から)(詩:宮澤賢治 曲:林光)
G4:受付(「さよなら、ロレンス」から)(詩:四元康祐 曲:森山至貴)
  平成23年度合唱組曲作品公募入選作品《第22回朝日作曲賞》
 ●第22回朝日作曲賞審査結果

[男声]
M1:O magnum mysterium(曲:Cristóbal de Morales)
M2:Linden Lea
  (詩:William Barnes 曲:Ralph Vaughan Williams  編:Julius Harrison)
M3:松の針(「永訣の朝」から)(詩:宮澤賢治 曲:西村朗)
M4:はらへたまつていく かなしみ(「秋の瞳」から)(詩:八木重吉 曲:松下耕)

[女声]
F1:In black mourn I(曲:Thomas Weelkes)
F2:Dirge and Hymeneal(詩:Thomas Lovell Beddoes  曲:Gustav Holst)
F3:天使(「やさしい魚」から)(詩:川崎洋 曲:新実徳英)
F4:無門(「約束」から)(詩:淵上毛錢 曲:瑞慶覧尚子)

※各声部の2曲目のテーマは「イギリス音楽」。
※G4・M3・F2・F3はピアノ伴奏。
※G1・M1はラテン語。G2・M2・F1・F2は英語。

今回の男声曲の選択は、個人的には非常に好みで嬉しい限りである。
Linden Lea
数多いイギリス民謡の中で、大大大好きな曲だ!
2008年ポパイ第4回演奏会で「イギリス民謡集」を企画し「Linden Lea」を選曲。
編曲は、今回の課題曲と同じJulius Harrison版。
全曲好評を博したステージで、僭越ながら、全曲の選曲提案は私!
プログラムの楽曲解説も自分が担当した。
「Linden Lea」(ドーセット地方民謡)に夢中でハマった。
何といっても、詩が美しい。
歌い手と聴き手の両者が、穏やかで幸せな気持ちを共有できる曲、と勝手に評価している。
 ●Linden LeaとThe Turtle Dove
 ●Linden Lea を歌いたい!
 ●男声あんさんぶる「ポパイ」第4回演奏会

再演したい、愛唱歌として歌い続けていきたいと思い続けていたので、これはひょっとするとコンクールの神が、自分に向けて「再び歌いなさい!」とのお告げなのかもしれない。
(大袈裟!)
来年のコンクールも参加しようかなあ.....

▼Solo版[男声/アカペラ/アマチュア] 
 本場British Englishの発音が、実に心地良い。
 

▼Solo版[男声/ピアノ伴奏付き/Ian Bostridge
 

Camerata Musica Limburg[男声4部]
 [Julius Harrison編と思われる]
 

▼男声4部[歌詞付/Julius Harrison編と思われる]
 

「イギリス音楽」(イギリス民謡)からの選択は、近年では平成14年度[2002年]M2:「Bushes and Briars」(曲:Ralph Vaughan Williams)が記憶に新しい。
「Bushes and Briars」(エセックス地方民謡)も名曲だ。
Camerata Musica Limburg[男声4部]
 

はらへたまつていく かなしみ
この曲もかなり良い!
現在、男声合唱プロジェクトYARO会の仲間であるイル・カンパニーレが選曲、切なくて憂いがあって、美しいメロディラインが印象的である。
八木重吉の高尚かつわかりやすい詩に、松下氏がそっと寄り添って作曲された静かなスローバラード。
近い将来、歌いたい楽曲の1曲!

男声合唱組曲「秋の瞳」
[初演データ]
 初演年月日:2008.10.11 
 演奏会名:男声合唱団フロイデ第8回定期演奏会
 指揮:大門康彦 
 合唱:男声合唱団フロイデ
▼詩集:秋の鐘はこちら

 かなしみは しづかに たまつてくる
 しみじみと そして なみなみと
 たまりたまつてくる わたしの かなしみは
 ひそかに だが つよく 透きとほつて ゆく

 こうして わたしは 痴人のごとく
 さいげんもなく かなしみを たべてゐる
 いづくへとても ゆくところもないゆえ
 のこりなく かなしみは はらへたまつてゆく
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第64回(平成23年度)全日本合唱コンクール全国大会[職場部門/一般部門B]審査結果 [全日本合唱コンクール]

第64回(平成23年度)全日本合唱コンクール全国大会[職場部門/一般部門B]審査結果が公表された。
 ▶全日本合唱連盟HPの審査結果はこちら
全日本合唱連盟のサイトから転載させていただく。

●職場部門[2011年11月20日]
金賞
 [01]住友金属混声合唱団[青森市長賞]シード合唱団
 [09]パナソニック合唱団[厚生労働大臣賞]シード合唱団
 [10]札幌市役所声友会合唱団[日本放送協会賞]

銀賞
 [05]みちのく銀行男声合唱団
 [06]山陰合同銀行混声合唱団
 [08]日立コール・システム・プラザ

銅賞
 [02]十八銀行混声合唱団
 [03]りそな合唱団
 [04]中部電力合唱団
 [07]富士通川崎合唱団

●一般部門Bグループ[2011年11月20日]
金賞
 [03]グリーン・ウッド・ハーモニー[文部科学大臣賞]シード合唱団
 [08]鶴岡土曜会混声合唱団
 [09]CANTUS ANIMAE[青森県知事賞]シード合唱団
 [15]合唱団お江戸コラリアーず[日本放送協会賞]

銀賞
 [04]合唱団ノース・エコー
 [07]淀川混声合唱団
 [10]ヴォーカルアンサンブル《EST》
 [11]岡崎混声合唱団
 [12]MODOKI
 [13]合唱団こぶ

銅賞
 [01]合唱団Épice
 [02]小田原少年少女合唱隊
 [05]Baum
 [06]豊中混声合唱団
 [14]合唱団ある

カワイ奨励賞
 ●大学部門:東京工業大学混声合唱団コール・クライネス
 ●職場部門:住友金属混声合唱団

シード合唱団は、東京支部代表がほぼ独占といった審査結果。
 ●大学部門:東京工業大学混声合唱団コール・クライネス
 ●一般A部門:Combinir di Corista/harmonia ensemble
 ●一般B部門:CANTUS ANIMAE
東京支部から全国大会代表になるのは、非常に至難なこと。
東京支部、恐るべしである。
合唱団お江戸コラリアーず[男声]も第3位評価! かつ3年連続金賞受賞!
本当におめでとうございます。
関西学院グリークラブ同様、今年も男声合唱熱を世に示していただきまして、ありがとうございました。
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第64回(平成23年度)全日本合唱コンクール全国大会[大学部門/一般部門A]審査結果 [全日本合唱コンクール]

第64回(平成23年度)全日本合唱コンクール全国大会[大学部門/一般部門A]審査結果が公表された。
 ▶全日本合唱連盟HPの審査結果はこちら
全日本合唱連盟のサイトから転載させていただく。

●大学部門[2011年11月19日]
金賞
 [01]都留文科大学合唱団
 [04]九大混声合唱団
 [05]金城学院大学グリークラブ[日本放送協会賞]
 [10]愛媛大学合唱団
 [12]関西学院グリークラブ[青森市教育長賞]シード合唱団
 [13]東京工業大学混声合唱団コール・クライネス[青森県教育長賞]シード合唱団
 [15]混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ

銀賞
 [02]同志社グリークラブ
 [06]島根大学混声合唱団
 [11]北海道大学混声合唱団
 [14]新潟大学合唱団
 [16]東北福祉大学混声合唱団
 [17]福島大学混声合唱団

銅賞
 [03]鳥取大学混声合唱団フィルコール
 [07]立正大学グリークラブ
 [08]創価大学創大銀嶺合唱団
 [09]徳島大学リーダークライス
 [18]武庫川女子大学コーラス部

●一般部門Aグループ[2011年11月19日]
金賞
 [01]harmonia ensemble[青森県知事賞]シード合唱団
 [03]Choeur Chene
 [06]マルベリー・チェンバークワイア[日本放送協会賞]
 [11]会津混声合唱団
 [12]Combinir di Corista[文部科学大臣賞]シード合唱団

銀賞
 [04]杉並学院・菊華混声合唱団
 [05]合唱団まい
 [07]宮崎Pisello Dolce
 [08]S.C.Gioia
 [09]女声合唱団ソレイユ
 [15]マルベリー・クワイア

銅賞
 [02]女声合唱団フィオーリ
 [10]女声合唱団「歌姫」
 [13]ウィスティリア アンサンブル
 [14]VOCE ARMONICA

現地で鑑賞している友人の椋木公洋氏から、
「関西学院グリークラブの演奏CDを購入しましょうか?」との嬉しい連絡をいただき、迷わず!購入をお願いした。
来週11/27(日)第26回SAITAMAコーラスワークショップ2011(埼玉県合唱連盟主催/講師:木下牧子氏)にてCDを受領予定。
楽しみだ。
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第66回関東合唱コンクール[本番編] [全日本合唱コンクール]

 ●第66回関東合唱コンクール[リハーサル編]
リハーサル室を後にして、巨大エレベーターで下手舞台袖へ移動。
東京文化会館大ホールの舞台袖ほどではないが、とても広い舞台袖だ。
既に湘南はまゆう[出演順2番/女声/神奈川県]の方々が控えている。
Vive la Compagnieの出演順は3番。

舞台袖には出演者用のミネラルウォーターが用意されていて、些か驚いた。
流石、関東支部大会ともなると待遇が違う!?(そんなことはないか)
喉を潤すため、2杯ほど頂戴した。

湘南はまゆうの演奏中、出番までの間軽くストレッチをしていると、我々の列の隣りに、全国大会常連の小田原少年少女合唱隊[女声/神奈川県]の方々が移動してきた。
「お〜、これがあの有名な小田原少年少女合唱隊か!」
中学生主体(男子も数名在籍)で、見た目はやはり幼いなあと感じるも、彼女等から凄まじい統制された音楽(チェコ語/スウェーデン語/ブルガリア語)が表現されるんだ。
湘南はまゆうの演奏が終わり、観客の大きな拍手の音に紛れ、メンバーの多くが一斉に「フン!フン!」とハミングしながらステージ移動する際、小田原少年少女合唱隊のメンバーの多くがびっくり驚いた表情をされたのが印象的。

さあ、いよいよ本番だ! 
視線を上に向け、胸を張り、堂々とステージに進む。
客席に顔を向け、すぐに2階席に着座された審査員の姿を見る。
両手を高く上げて拍手で迎えていた審査員[前列中央席]はどなたかなあ?(素直に嬉しかった)、甍会でお世話になっている清水敬一氏はどこかなあ?、本格的な円形劇場でヨーロッパの歌劇場みたいだなあ〜と感じながら、演奏までの時を待つ。

▶よこすか芸術劇場舞台[トンペイ嵯峨氏撮影]
 yokosuka.jpg
深い茶色の舞台床が実に印象的で、アカデミックな雰囲気がある。

ステージ演奏 17:25−17:37
 指揮:小髙秀一氏
 伴奏:野島万里子氏
 課題曲:M2/Dir, Seele des Weltalls(宇宙の魂よ、おまえに) 
     詩:Lorenz Leopold Haschla 曲:Wolfgang Amadeus Mozart
 自由曲:男声合唱とピアノのための「くちびるに歌を」〜Ⅳ. くちびるに歌を    
     (Hab' ein Lied auf den Lippen)
     詩:Cäsar Flaischlen 訳詞・曲:信長貴富

声の跳ね返りが顕著な残響、大きな波のうねりの如く良く響いている。
冷静に周囲の音を聴きながら歌うも、またしても足が少し震えている自分。
客席前列中央にて出番を終えた黒川和伸氏(一般A/VOCE ARMONICA)が、終始ニコニコされた表情で我々の演奏を鑑賞された姿が印象に残った。
最後の「fff」ロングトーン、えっ!?、小髙親分、そんなに伸ばすんですか〜!?
もう無理! 音の勢いが減衰してしまった.....

無事に歌い終えた。
あっという間に終わった12分間のステージ!
演奏終了後から観客の拍手まで、少しの「間」があった。
反応が遅かったので、出来はあまり良くなかったのかなあ、演奏者の【気】が伝わりにくかったのであろうなあと、少し残念な気持ちを抱いた。

トンペイ嵯峨氏曰く、
 「このホールは、声は客席まで飛ばないし、そのくせ個人の声のアラが全て聞こえてしまう、
  合唱屋にはしんどいホール。
  反響版が直角に作られているせいか?
  ストレートに個人の音色が、全て聞こえます。
  よほど発声がいいか、声がでかいか、で勝負するしかない。
  今日は、後者は低評価だったようだ。」
とのコメントと寄せている。

上手舞台袖に引き、記念撮影会場までの移動中、安堵感と疲労感、達成感が心を満たした。
関東支部大会という大きなステージを、十分に満喫した。
今後、こうした経験は滅多にないであろう。

くどい掲載で恐縮であるが、審査結果は下記の通り。
 ●第66回関東合唱コンクール[大学・職場・一般A・一般B]審査結果
 ●第54回埼玉県合唱コンクール・第66回関東合唱コンクールの審査講評
 ●第54回埼玉県合唱コンクール[一般部門]

▶表彰式の様子[グランツ加藤氏撮影]
 yokosuka400.jpg
 ▶加藤氏のブログ−関東大会 惜しくも第5位銀賞−はこちら  
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