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Point de Vue vol.5のご案内 [鈴木輝昭氏]

作曲家の鈴木輝昭氏から、下記演奏会の案内文とちらしをご丁寧にいただいた。

Point de Vue vol.5
 ■日時:4月28日(木) 18:30開場/19:00開演 
 ■会場:東京文化会館小ホール[649席]
 ■入場料:3,000円(全席自由)
 ■企画・構成:森山智宏・鈴木輝昭 
 ■後援:日本作曲家協議会
 ■問合せ:point_de_vue0428@yahoo.co.jp

−曲目−
 ●川島素晴
  2台ピアノのためのエチュード「木道/藤棚/玩具箱」[新作初演]
   Pf:瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオ

 ●鈴木輝昭
  無伴奏チェロ組曲第1番[新作初演]  Vc:鈴木皓矢

 ●名倉明子
  白緑の影~チェロと二十五絃筝のために~[新作初演]
   Vc:福富祥子 二十五絃筝:木村麻耶

 ●新垣隆
  インヴェンション あるいは 倒置法Ⅱ-b[新作初演]
   Fl:江藤佳奈子 Cl:澤本璃菜 Vn:江副麻琴 Vc:海野幹雄 Pf:新垣隆

 ●森山智宏
  サックス四重奏のための新作[新演]
   S.Sax:大城正司 A.Sax:山田忠臣 T.Sax:二宮和弘 B.Sax:東涼太

 ●山口恭子
  [新作初演]  舞:津村禮次郎 Picc:井上紗織 Tom-tom:相川瞳

 ●三善晃 −招待作品−
  童声合唱とオーケストラのための響紋
  [オリジナル2台ピアノ用リダクション版/初演
   指揮:新垣隆
   Pf:瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオ
   合唱指導:浜崎香子
   合唱:響紋クール・ダンファン(KYOMON Choeur d'enfants)
     (下記学校による構成)
      東京都調布市立神代中学校/東京都調布市立第七中学校/
      神奈川県横浜市立緑が丘中学校/埼玉県栄東中学・高等学校/
      島根県斐川町立斐川西中学校

「童声合唱とオーケストラのための響紋」という楽曲が気になり、ニコニコ動画に掲載されていた演奏を鑑賞した[演奏:NHK交響楽団/合唱:東京放送児童合唱団/指揮:秋山和慶]  
Wikipediaの解説によれば、
 「レクイエム」「詩篇」「響紋」は「合唱と管弦楽(オーケストラ)のための三部作」と
  呼ばれ、重要である。
とのこと。
凡人の自分には、難解すぎて楽曲の魅力が正直伝わらず、理解できず残念.....。
もっと感性を磨かなくては.....。
合唱は中学生主体、合唱指導は日本の中学校合唱界では著名な浜崎香子氏。
なお、鈴木氏の新作:無伴奏チェロ組曲第1番の演奏者は、鈴木氏のご子息である。
 ●BEAU SOIR 2011(鈴木輝昭氏の歌曲コンサート)

三善晃 童声(女声)合唱とオーケストラのための響紋 [1台または2台ピアノ用リダクション]

三善晃 童声(女声)合唱とオーケストラのための響紋 [1台または2台ピアノ用リダクション]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2004/02/20
  • メディア: 楽譜


残念ながら、当日は先約があり伺うことができず。
何故か、毎回タイミングが合わない。
演奏会の盛会を祈念している。
 ●Point de Vue vol.3
 ●Point de Vue vol.4のご案内
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BEAU SOIR 2011(鈴木輝昭氏の歌曲コンサート) [鈴木輝昭氏]

2/18(金)、古賀政男音楽博物館けやきホール[220席]にて開催されたBEAU SOIR 2011を、合唱の友人3名(音空関係)と共に鑑賞した。
BEAU SOIR 2011は、作曲家:鈴木輝昭氏の第一歌曲集の出版にあたり、歌曲のお披露目を目的とした入場無料のプライベート・コンサート。
歌曲以外には、鈴木あずさ氏(鈴木氏の奥様)のピアノ独奏、鈴木皓矢氏(鈴木氏のご子息)のチェロ演奏、桐朋学園大学作曲科在学中(卒)の学生等による歌曲初演等、アットホームな雰囲気の中開催された。
約8割強の来客があり、盛会な演奏会であった。
詩人:新川和江氏、指揮者:古橋富士雄氏や田中豊輝氏(大久保混声合唱団等)らがお見えになられていた。
 ●鈴木輝昭氏の歌曲コンサートのご案内
 ●歌曲集「“青春詩篇”による7つの歌」
 ▶鈴木輝昭・新作CDと演奏会(「じゃぽ音っと」ブログ)

開演前、ロビーにて鈴木先生にご挨拶を申し上げると、「この機会に紹介したい方がいます。」とのご配慮により、荒木氏を紹介していただく。
荒木氏は、これまでカムイユカラ(楽譜)、古事記頌歌(楽譜)、頌歌(CD)の英訳を担当された方で、合唱に大変造詣が深く、何と!男声合唱ファンとのことだ。
拙い私のブログを読んでくださっているとお話されていた。
ありがとうございます!
 ●新譜:カムイユカラ〜アイヌ神謡による男声合唱とピアノのための〜
 ●CD新譜:「日本合唱曲全集 頌歌/鈴木輝昭作品集4」

−演奏曲目−(敬称略)
 1. Richard Strauss/ブレンターノの詩による6つの歌 作品68より
  4. あなたの歌がわたしの心に響いたとき 1. 夜に 
  sop:今野沙知恵 pf:矢崎貴子
 2. 増井哲太郎
  [初演]ふねが三そうやってきた〜テノールとピアノのための〜 詩:谷川俊太郎
  ten:山口統央 pf:西室満美
 3. 土田豊貴
  [初演]肖像〜テノールとピアノのための小品〜 詩:萩原朔太郎
  ten:山口統央 pf:西室満美
 4. Kodály Zoltán/無伴奏チェロソナタ 作品8より
  1. Allegro maestoso ma appassionato 3. Allegro molto vivace
  vc:鈴木皓矢
 5. 面川倫一
  [初演]中原中也の詩による《幻想》〜ソプラノ・バスクラリネット・ピアノのための〜
  sop:今野沙知恵 bass cl:堤奈津子 pf:稲島早織
 6. Sergei Rachmaninov/練習曲集《音の絵》作品33より第2番・作品39より第4番
  pf:鈴木あずさ
 7. 鈴木輝昭/ピアノのための”ピグマン デュ ソン”(2011)
  pf:鈴木あずさ
 8. Maurice Ravel/ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
  vl:鍵冨弦太郎 vc:鈴木皓矢
 9. 鈴木輝昭/歌曲集《 青春詩篇による7つの歌 》 詩:新川和江
  sop:今野沙知恵 pf:鈴木あずさ
 企画制作:鈴木輝昭

歌曲集はプログラムの最後に披露され、全7曲で構成されている。
 1)質問(1997) 2)そういうあなた(2009) 3)春がくれば(1997)
 4)まひるの月(2008) 5)名(2004) 6)なみだ(2003)
 7)ひとつの愛を(2009)
この歌曲集は、1997年「栗友会プロムナードコンサート」に始まり、2009年赤坂有紀氏の「UTA リサイタル Vol.3」に至った企画とのこと。

−解説文から一部転載−
 詩集[青春詩篇]ということで、娘から女へと変容する無垢な、しかし艶めいた少女の心象的なドラマが、色とりどりの姿が描き出されている。その一つひとつから映像が浮かび上がってくる様は、まさに新川作品世界の豊かさであり、真骨頂と言えるだろう。

難解な音はなく、すっと心に沁みてくる。
一途で素直な気持ちが表現されていて、同時に透明でみずみずしい美しさが溢れていた。
何のストレスを感じることなく楽曲に集中することができ、鑑賞後は爽やかさと、ほっとした心地良さを味わえた。
学生の今野沙知恵氏の高い歌唱力に感心し、張りのある声で中低音から高音までを難なく歌い上げ、大健闘だったと思う。
 ▶今野沙知恵氏のプロフィールはこちら

終演後、鈴木先生にロビーにて再びご挨拶を申し上げた際、打上げへお誘いを受けた。
大変嬉しい申し出に恐縮したが、自分は関係者ではないし、一介のファンに過ぎない身であるので遠慮した。
「皆さんとは、来月末までに必ず呑みましょう!」と笑みを浮かべながらご提案いただいたことが、実に嬉しかった。
でも、実現するかなあ〜?
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CD新譜:「日本合唱曲全集 頌歌/鈴木輝昭作品集4」 [鈴木輝昭氏]

日本伝統文化振興財団から、リリースが延び延びとなっていた「日本合唱曲全集 頌歌/鈴木輝昭作品集4」が、今年3月2日発売予定とのこと。
当初は昨年8月25日発売予定であったが、諸進行の遅れで発売延期となっていた待望のCD。
昨日、鈴木輝昭先生からメールにてお知らせを受け、今回紹介させていただく。
 「約二年に渡って収録し、丁寧に仕上げた内容の濃いものです。」
 「全集以外で録音された私の混声としては「もうひとつのかお」と「オーダエ・カルミヌム」以来久々です。」との言葉が寄せられていた。

「日本合唱曲全集 頌歌/鈴木輝昭作品集4」
 −収録曲目・演奏団体等−
 1)無伴奏混声合唱のための「竹取物語頌」   
   1. いまはむかし 2. 天竺に在る物も 3. おのが身は,この国の人にもあらず 
   福島県立会津高等学校合唱団 指揮:山ノ内幸江
 2)混声合唱とピアノのための「五つのエレメント」
   1. 木 2. 水 3. 火 4. 光 5. 地
   福島県立喜多方高等学校音楽部 指揮:佐藤朋子
 3)「源氏物語」による無伴奏混声合唱のための譚詩「源氏幻奏」
   1. 夕顔 2. 若紫 3. 藤壺
   千葉県立幕張総合高校合唱部 指揮:山宮篤子
 4)混声合唱とピアノのための「古事記頌歌(こじきほめうた)」
   1. 宇受売(天の岩屋戸) 1/2. 宇受売(天の岩屋戸) 
   2/3. 須佐之男(八俣の大蛇) 1/4. 須佐之男(八俣の大蛇)2
   島根県斐川町立斐川西中学校合唱部 指揮:浜崎香子
 ピアノ:鈴木あずさ

 ▶じゃぽ音っとブログ内「鈴木輝昭×富野由悠季対談」はこちら
 ▶じゃぽ音っとブログ内「ついにガンダムエース入手!」はこちら
 ●鈴木輝昭氏とガンダムの不思議な出逢い

▶(財)日本伝統文化振興財団ホームページ「じゃぽ音っと」はこちら
日本伝統文化振興財団から発売された鈴木輝昭作品集CDは、下記の通り。
 日本合唱曲全集 クラーン リル/鈴木輝昭 作品集1
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 日本合唱曲全集 女に/鈴木輝昭 作品集2
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 日本合唱曲全集 火へのオード・詩篇/鈴木輝昭作品集3
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鈴木輝昭氏の歌曲コンサートのご案内 [鈴木輝昭氏]

元旦に、鈴木輝昭先生からご丁寧な年賀状を頂戴した。
2/18(金)、けやきホールにて歌曲ミニコンサート開催予定 》との情報が書かれてあったので、先日鈴木先生にメールにて詳細を問合せしたら下記情報をいただき、併せて、ブログでの宣伝について許可をいただいた次第だ。
何とか都合をつけて伺いたいと思っている。
 
 BEAU SOIR 2011
 日時:2/18(金) 18:30開演
 会場:古賀政男音楽博物館けやきホール[220席](代々木上原駅下車徒歩3分)
 料金:無料

昨年末に出版された第一歌曲集の録音が主な目的で、他に奥様のピアノ単独ステージ、ご子息のチェロ独奏ステージやご自身の新作、門下生の新作(歌曲)を発表予定とのこと。
 ●歌曲集「“青春詩篇”による7つの歌」

−演奏曲目− プログラム順不同(敬称略)
 1. 鈴木輝昭/歌曲集《 青春詩篇による7つの歌 》/sop:今野沙知恵 pf:鈴木あずさ
 2. ドイツリート集/sop:今野沙知恵 pf:矢崎貴子
 3. 面川倫一/増井哲太郎/土田豊貴 新作歌曲(複数曲)
   sop:今野沙知恵 pf:矢崎貴子
 4. ラフマニノフ/「前奏曲集」より/pf:鈴木あずさ
   鈴木輝昭/新作(小品)/pf:鈴木あずさ
 5. Kodály Zoltán/無伴奏チェロソナタ/vc:鈴木皓矢
 6. Maurice Ravel/VlとVcのためのソナタ/vl:鍵冨弦太郎 vc:鈴木皓矢
  録音:古田 敏 
  企画:鈴木輝昭

併せて、《 Point de Vue 》第5回記念演奏会情報もいただいた。
 日程:4月28日
 会場:東京文化会館小ホール 
 ●Point de Vue vol.3
 ●Point de Vue vol.4のご案内
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歌曲集「“青春詩篇”による7つの歌」 [鈴木輝昭氏]

鈴木輝昭氏の歌曲集が出版された(12/15発売)
 歌曲集「“青春詩篇”による7つの歌」 
  詩:新川和江 曲:鈴木輝昭 
   1. 質問(1'50") 2. そういうあなた(1'20") 3. 春がくれば(2'40")
   4. まひるの月(2'30") 5. 名(1'50") 6. なみだ(2'40")
   7. ひとつの愛を(3'10")

−宣伝記事から全文転載−
 1997年から足かけ12年を掛けて完成された歌曲集。
 新川和江の「青春詩篇」からのテキスト。
 ピアノ伴奏には作曲者独自の作風が色濃く反映されているが、詩と音楽が寄り添った
 メロディは、聴くものの昔日の思い出を甦らせる。
 それに留まらず心の震えをも歌い出す。

詩は、鈴木氏が好んで選択している新川和江氏の作品である。
上記宣伝記事の内容からして、作品の雰囲気が比較的容易に想像できる。
楽曲の楽曲の難易度は[中〜上級]とのこと。

昨年5月に、鈴木先生と会食した際、鈴木先生が
 「近いうちに、歌曲集を出版する予定なんですよ!」
とお話されていたことを思い出す。
 ●鈴木輝昭氏との再会
出版に至るまでには紆余曲折があって、長い期間を要するんだなあと率直に感じた。
合唱曲がなかなか売れにくい時代の中、殊に歌曲集は更に売れにくい出版物の一つであろう。
しかしながら、合唱界における鈴木氏の絶大な人気と、これまでの楽譜販売実績があるからこそ、出版されたのであろうなあ。

歌曲集 “青春詩篇”による7つの歌 (4142)

歌曲集 “青春詩篇”による7つの歌 (4142)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河合楽器製作所・出版事業部
  • 発売日: 2010/12/15
  • メディア: 楽譜


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鈴木輝昭氏とガンダムの不思議な出逢い [鈴木輝昭氏]

先週の9/28(火)、鈴木輝昭氏から久しぶりにメールをいただいた。
演奏会のご案内かなあと思いながらメールを読み始めると、え!? 何、何、ガンダム!?
 「月刊ガンダムエース11月号に、ガンダムの創始者である富野由悠季監督との対談
  記事が掲載された。日本の合唱界について詳しく知りたいとの依頼があり、急遽対
  談した。気が向いたら目を通してみて下さい。」

−鈴木輝昭氏とアニメのガンダム−
一体どういった接点があるのであろうと、最初は信じ難かったが、ご本人からのメールなので間違いはない。
早速Amazonから「月刊ガンダムエース11月号」(9/26発行・発売/角川書店)を取り寄せた(定価650円)

本当であった!
表題は「教えて下さい。富野です」(Volume 90)
 −達人たちによるガンダム世代への提言−
P586からP593まで総数8ページ、カラー印刷、対談中のお二方の写真が多数掲載。
富野監督は、中学時代に声が良いとの理由から、混声合唱団の選抜メンバーに選ばれたことがあり、合唱とは無縁ではない過去があるとのこと。
対談するに至ったきっかけについて、富野氏は冒頭で述べている。
 − 偶然テレビで見たNHKの合唱コンクールに、とても衝撃を受けた。
  生徒達のスキルの高さはもちろん、歌われている合唱曲が音楽としての新しい方向性を
  模索していると思うくらい斬新さがあった。世間に流れている音楽には、絶えず時代の
  画一性を感じて抵抗感を抱いていたので、余計に新鮮に感じた。
  学生たちの合唱コンクールで最もよく歌われているのが、鈴木輝昭先生の楽曲である。
  独自の音楽的手法や様々な国の原語を使った合唱曲を中学生や高校生が歌うのかと驚く
  ほど音楽的興奮に溢れている。鈴木先生に合唱の世界を案内していただこうと思う。 − 

その業界の第一線で大成されている、才能溢れる両者の対談内容は、多岐に渡っている。
日本の合唱界やアニメ界の状況、日本語のイントネーション、日本の民族性、アイデンティティ、キリスト教をベースにした西洋音楽の成り立ち、声明(しょうみょう)、音楽の在り方等、非常に深い話となっている。
富野監督が鈴木氏の技法である「ひぐらしのモティーフ」に関して質問したり、「Tír na nÓg(ティル ナ ノグ)」(古代ケルト神話)を鑑賞した感想には驚いた。
インタビュー時に相手側の情報を収集することは基本であるが、かなりマニア的だなあと。
要約して伝えることができない(要約できる能力がない)ので、関心を持たれた方や鈴木作品ファンの方は、書籍購入をお勧めする。
異業種交流とはいえ【合唱界⇔鈴木輝昭】⇔【アニメ界⇔ガンダム】の関係が、実に不思議に感じた次第だ。
出逢いは不思議、縁は大事。

GUNDAM A (ガンダムエース) 2010年 11月号 [雑誌]

GUNDAM A (ガンダムエース) 2010年 11月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2010/09/25
  • メディア: 雑誌


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新譜:カムイユカラ〜アイヌ神謡による男声合唱とピアノのための〜 [鈴木輝昭氏]

鈴木輝昭氏が作曲された男声合唱曲が出版された。
 曲名:カムイユカラ〜アイヌ神謡による男声合唱とピアノのための〜
 詩:アイヌ民謡 編訳:知里幸惠 
 出版:全音楽譜出版社
 収録曲
  I. Pon Okkirmui yayeyukar “Tanota hurehure” 
   小オキキリムイが自らを歌った謡 "タノタ フレフレ"   
  II. Esaman yaieyukar “Kappa reureu kappa” 
   獺が自らを歌った謡 "カッパ レウレウ カッパ"
  Ⅲ. Nitatorunpe yaieyukar “Harit kunna” 
   谷地の魔神が自らを歌った謡 "ハリッ クンナ"

 −宣伝解説文を転記−
  アイヌの人々が悠久の時の流れの中で脈々と守り育み、語り伝えて来た民族の魂、
  死生観が芸術的結晶となって描き出されている、アイヌの神謡をテクストにした
  男声合唱のための作品です。
  大阪府立淀川工業(工科)高等学校グリークラブ(指揮:高嶋昌二)によって委嘱
  され、2005年から2007年にかけて作曲。
  1曲目と3曲目は全日本合唱コンクール全国大会において同合唱団によって演奏され
  金賞を受賞しています。

鈴木輝昭氏による男声合唱曲は希少で、これまで出版された楽曲は下記2作品と思われる。
 1)男声合唱とピアノのための組曲「ハレー彗星独白」 詩:大岡 信
   弥生人よ きみらはどうして/竹林孵卵/ハレー彗星独白/ララバイ
 2)無伴奏男声合唱のための「銀幕哀吟」 詩:寺山修司
   銀幕哀吟Ⅰ/惜春鳥/曲馬団エレジー/銀幕哀吟Ⅱ
 「銀幕哀吟」は、幸運にも男声合唱団音空にて、鈴木氏の指揮にて演奏する機会を得た。
 ●第3回卓友会演奏会

「Ⅲ. Nitatorunpe yaieyukar “Harit kunna”」は、大宮ソニックシティで開催された第59回全日本合唱コンクール[2006年(平成18年)]にて、淀川工業高校の演奏を鑑賞した。
《 マニアであるため、DVD[金賞スペシャル高等学校編]を購入済 》
難曲を真摯に力強く歌い上げた姿に、感慨深い想いを抱いたことを記憶している。
その後、残念ながら淀川工業高校は、全国大会へは駒を進めていない.....

小松原高校音楽部[男声/32名]が、8/29(日)第53回埼玉県合唱コンクールで披露する。
 Ⅲ. Nitatorunpe yaieyukar “Harit kunna” 谷地の魔神が自らを歌った謡
ピアノ伴奏は、鈴木氏の奥様:鈴木あずさ氏だ。
8/2(月)開催のNHK全国学校音楽コンクール埼玉県大会で悔しい思いをしたようで、埼玉県合唱コンクールに向けて練習三昧(ホール練習や合宿)の日々を過ごしている模様。
 ▶演奏順:17番/演奏時間:14:12
 ▶全団体のプログラムはこちら

ポパイ練習は17:00開始だから、その前に鑑賞できる!
聴きに行く!!
 ▶小松原高校音楽部HPはこちら
 ▶小松原高校音楽部ブログはこちら
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三善 晃氏が[減点パパ(減点ファミリー)]に出演していた [鈴木輝昭氏]

帰宅後、NHK-BSを何気なく観ていたら、「蔵出し劇場 とっておきショータイム<新> お笑いオンステージ」が放送されていた。
番組終盤の[減点パパ(減点ファミリー)]に、何と! 大変著名な作曲家:三善 晃氏が、二人のお子さんとご一緒に出演されていた。
▶NHK番組表はこちら
 [減点パパ(減点ファミリー)]
  三波伸介(司会)・後藤いずみ(アシスタント)[初回放送:1981年4月12日]
  出演:三善 晃(作曲家)・貴哉(長男8歳)・雅巳(次男5歳)
▶[減点パパ(減点ファミリー)]の番組内容はこちら

1981年放送時、三善氏は48歳(1933年生)
通常の「おとうさん」「パパ」等ではなく、「とっちゃん」と呼ばれていたようだ。
終始笑顔で、子供の鋭い指摘や着眼点にタジタジ状態の三善氏が、とても印象的であった。
そこには、作曲家としての顔ではなく、ごく普通な優しい父親の三善氏がいらした。

記事のカテゴリーを「鈴木輝昭氏」にしたのは、鈴木輝昭氏の師匠が三善氏であることから、そのように区分した。
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「発表!Nコン2010課題曲」発表会 抽選結果 [鈴木輝昭氏]

「発表!Nコン2010課題曲」発表会が開催される。
 ▶企画詳細はこちら

鈴木輝昭氏が、平成4年度以来、Nコン課題曲を作曲されたこと、詩は谷川俊太郎氏であることから、今年のNHK全国学校音楽コンクールは、いつも以上に関心度が高まっていた。
私だけでなく、多くの合唱愛好者が感じているはずである。
 ●平成4年度第59回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部

発表会(3/20)の翌々日(3/22)にはTV放映されるが、世に広く公表される前に鑑賞したい気持ちが俄に膨らみ、先月末に初めてはがき応募した次第。
しかしながら、応募者多数により抽選に外れた.....
「抽選に当たるであろう!」との不思議な自信と期待があったので、残念でならない。
鈴木輝昭先生、早稲田大学コール・フリューゲルのメンバーとお会いしたかったが。
3/22(月・祝)のTV放映まで、我慢我慢!

第77回を迎える今年のテーマは「いのち」
▼小学校の部
 「いのちのいっちょうめ」(二部合唱) 詩:里乃塚玲央 曲:横山裕美子
▼中学校の部
 「I ♥×××(アイ・ラヴ)」(混声三部合唱・女声三部合唱) 
  詩・曲:愛(大塚 愛) 編:上田真樹
▼高等学校の部
 「いのち」(混声四部合唱・女声三部合唱・男声四部合唱) 
  詩:谷川俊太郎 曲:鈴木輝昭

NHK全国学校音楽コンクールHP
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Point de Vue vol.4のご案内 [鈴木輝昭氏]

作曲家の鈴木輝昭先生から、今朝方、下記演奏会のご案内をメールでいただいた。
昨年4月に開催された第3回演奏会同様に、邦人の現代作曲家の作品を紹介、招待作品として、師事された三善 晃氏の作品を演奏予定とのことだ。
4月の演奏会は丁重なご案内をいただきながら、職場の歓送迎会と日程重複してしまい伺うことができなかった。
 ●Point de Vue vol.3

今回も外せない先約があり、伺うことができず。
普段、平日の夜は暇な私であるのに、何とも間が悪い.....
三善作品では、指揮が藤井宏樹氏、演奏がEnsemble PVDといった顔ぶれで、大変興味深い。
聴きに行きたい気持ちが湧き上がるが、残念ながら今回も諦める.....
演奏会の盛会を、心から期待したい。

 「 Point de Vue vol.4」
 ■ 日時:2月26日(金) 18:30開場 19:00開演
 ■ 場所:府中の森芸術劇場ウィーンホール
 ■ 入場料:3,000円(全席自由)
 ■ 後援:日本作曲家協議会
 ■ 企画・構成:森山智宏/鈴木輝昭
 ■ 曲目
  鈴木輝昭プレアデス エミッション ~5人の奏者のための~[1997年]
  池田哲美/漆黒のクオリア[2007年]
  加藤真一郎/クラリネットとマリンバのための新作[初演]
  川島素晴/5人の奏者のための「ソナタとエキシビション」[新作初演]
  築田佳奈/HALO ~フルート、クラリネット、パーカション、コントラバスのための新作
       [初演]
  森山智宏/フルート、クラリネット、パーカッション、コントラバスのための新作[初演]
  演奏:ケフェウス五重奏団

 -招待作品- 
  三善 晃TORSE Ⅱ[1962年]
  指揮:藤井宏樹 合唱:Ensemble PVD 
  パーカッション:長屋綾乃・篠崎陽子
  ピアノ:根本英亮 電子オルガン:平井和音

 ▶詳細情報はこちら 
 ▶フルート奏者:遠藤佳奈子さんのブログ
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